この時ばかりは面と向かって会う必要はありませんし、むしろ会ってはいけません。
再度説明するために会うことを許すと、同じ手で何度も呼び出され、その度に泣き落としされて情が移りかねないので別れ話をしたらもう会わないは鉄則です。
それでもなおしつこいなら、着信拒否、ブロックしましょう。
可哀想ですが仕方がありません。
別れを切り出すときの注意点
では別れを切り出す時の具体的な注意点を最後に確認しておきます。
これを知っているかいないかで別れの成功率が変わってくるので、まだ自信がないという人には役立つはずです。
ぐだぐだ時間をかけない
別れ話の所要時間はせいぜい15分です。
1時間もかけてはいけません。
時間が長くなればなるほど情が移り、感情的になり、ぐちゃぐちゃの精神状態のままとりあえず今日は解散ということになります。
自分の意志を伝える時間が約5分、相手の気持ちを聞くのが10分、折り合いがつかなそうだったとしても「気持ちが変わらないんだ。
わがままを言ってごめんね。
今までありがとう」と言って切り上げましょう。
泣かない
泣くのはズルいです。
それは別れ話をされた側が許された権利であって、切り出した側が泣くのはルール違反です。
「被害者ヅラすんなよ」としか思えないし、相手の怒りを助長しかねないので自分のためにも泣かないように努めなければなりません。
戻れないことを覚悟しておく
「友達に戻りましょう」がNGだと伝えたように、それは今言うことではありません。
中高生の頃に付き合っていた2人が数十年という時を経て同窓会などで再開し、「あの頃は楽しかったね」と言えるようになって初めて友達に戻れるレベルなので、別れ話をした直後では到底無理です。
カップルが別れたら、そこに残される関係は赤の他人同士です。
それ以上でも以下でもないことを覚悟しておきましょう。
別れをポジティブに捉えよう!
別れたいけど別れられない人の中には、別れることを罪悪だと考えているような人もいます。
付き合ってすぐ別れるようなカップルを内心バカにしていた節があったり、誰かを大切にしきれなかったことへの自己嫌悪だったりします。
でも別れは悪いことばかりではありません。
別れがあるから出会いがある
お決まりの台詞ですが全くその通りです。
初彼氏とそのまま結婚する方が珍しいし、一度誰かと別れた経験があるならその後、何回付き合おうと別れようと大差ありません。
出会いの数の分、今までになかった発見があり、別れた数だけ経験が増えます。
むしろ、色々な人と付き合って別れてを繰り返した結果、最良のパートナー像が見えてくることも多いので、別れを重くと捉える必要はありません。
それに、簡単に別れられることは夫婦ではない恋人ならではのメリットです。
お互いのためのも別れた方がいいこともある
最終的に結婚までいきそうな関係でもない場合、年齢などを考慮して別れるというのがお互いのためになることもあります。
あるいは共依存の関係になっていて、互いに自立できていなかったり、束縛し合ったがためにその他の交友関係が破たんしているような時にはお互いの将来のためにならないので別れた方がいいです。
なぜなら、そこまでいくともう恋愛ではなく、義務感が勝っているからです。
男は彼だけじゃない
元も子もない言い方ですがまさしくその通りです。
「男(女)なんて星の数ほどいる」とはよく言ったもので、最近はSNSで「太陽は1人」というアンサーがカッコイイと話題になりましたが、別れ話をしたいと思っている時点でその彼氏は太陽ではなかったということです。