親子でもそうでしょう。
親の小言に悪態をついていたのに、いざ親が病気をしたり、親元を離れてみたり、自分が稼ぐようになって初めてありがたみに気付くなんてことは世の常です。
カップルといえども、一緒にいることが当たり前、空気のような存在になっている時は、もうトキメキもそんなにないし、ロマンチックなデートに行くわけでもないし、マンネリ化というよりも、ずっと日常が続いているだけで変化自体がよくわからなくなっていきます。
少し話がそれますが、ドキドキする恋をしている時は脳からドーパミンがドバドバ出ています。
叶わない恋ほど燃えやすいというのは、試練が多いほどこのドーパミンが分泌されて脳内麻薬状態になるからです。
このドーパミンによる快感を得たいがために、恋が愛になって安定期に入ると破局するカップルが多いのです。
愛になってしまうとドーパミンが出ないので、脳が快感を求めて突っ走ろうとします。
でもそのとき理性的な自分を引っ張りだして「いつまで刺激的な恋を求めるつもりなの?」と問いただしてみましょう。
その時、隣にいる彼より新な恋によるドーパミンが欲しいという結論が出るなら別れても構いません。
彼が他の女性とイチャイチャしてるのを想像して
別れてすぐの元彼に彼女ができたらイラッとする女性はとても多いです。
でもイラッとする程度にはまだ少し好きだったということが、その時になってわかります。
だからこそ別れを切り出す前に、彼が他の女性とイチャイチャするのを想像してみることをおすすめします。
そこでもし不快な気持ちを抱いたのなら別れるべき時期ではありません。
一方、「あ、全然平気」となってしまったのなら別れ時です。
全然平気という状態は、もう彼氏に対して無関心の領域に突入しているので、これから恋が復活することはまずないからです。
勇気をもって彼氏に別れを切り出す11個の方法
さて、上記までの確認作業を経て別れる気持ちがゆるぎないと確信できたなら、あとはどうやって別れを切り出す勇気を振り絞るかを確認していきましょう。
ゆるぎない気持ちを持てればそれだけでいけるという人は、とくに読まなくてもいいですが、いざとなったら言えないかもという人は要チェックです。
1、友達に別れることを宣言する
この方法には2つの意味があります。
1つ目は単純に退路を断つためです。
友達に宣言してしまった以上、ズルズル付き合っていると「あれは一体なんだったの?」とつっこまれるし、自分の優柔不断さを突きつけられるので言わざるを得ない状況に自分を追い込むのに効果を発揮します。
2つ目の意味は自己暗示です。
人は頭で考えて口から出した言葉を、再度自分の耳で聞いて情報を処理しています。
単語や文章を暗記するときは音読した方がいいというのもこのためで、情報のアウトプットとインプットを同時に行うことで記憶しやすくしているのです。
つまり、友達に宣言するという行為は、決意表明のアウトプットを再度耳で聞くことによってインプットし直し、自己暗示をかけるのにちょうどいい方法といえます。
2、別れるという強い意志を持つ
「強い」意志です。
別れられたら別れたいなぁではなくて、絶対別れると腹をくくりましょう。
なんなら、何月何日までに別れると期限を設けてもいいかもしれません。
断固として別れると決めたら、相手が了承するもしないも関係なく、別れようと言ったが最後、連絡手段を断ち、会っても話さず、相手の言い訳も聞き入れないくらいの姿勢を見せることができます。
自分から別れを切り出しておいてズルズル関係を続ける人達もたまにいますが、あれは共依存で、ぬるま湯の関係でジタバタしているだけなので気持ちの良いものではありません。
別れるなら別れるでスパッと終わらせましょう。
3、別れ話を言う前に冷めさせる
相手からの愛情がひしひしと伝わってきて、申し訳なさのあまり別れ話を切り出せそうもないというなら、相手の気持ちもある程度冷めさせてから切り出したいと思う気持ちはよくわかります。
わざと嫌われるようなことをしてみたり、無関心を装ったりしてみましょう。
もしそれでも相手が愛情を注いでくるなら、それはそれで、手放すのはなんだか惜しいような気がします。
そこまで愛してくれるなんて経験、人生でそうそうありません。
それでも別れたいと思う何かしらの理由があるなら、まずはそれを彼氏にぶつけてみて、直してくれるなら再構築してもいいですし「それは無理だよ」と言われたら「じゃあ別れましょう」でもいいのではないでしょうか。