理由10:彼にとってはブスではない
これは最大の理由かもしれません。
そもそも論になりますが、イケメンの定義自体がここ数十年で大きく変化しました。
以前はいわゆるソース顔(彫が深くて濃い顔)で筋肉のついた男性がイケメンとされていましたが、現代のイケメンは塩顔で色白、細くて中性的な男性を示すことが大半です。
この好みの変化の要因は諸説ありますが、動物的な優位性よりも文化的な美しさが重視されるようになったことが挙げられます。
文明の進化のおかげで女性は1人でも生きていくことができるようになりました。
男性に稼いでもらう、守ってもらうという必要がないので、「男らしさ」「頼りがい」「体力」といったものを重視しなくてよくなったのです。
しかし、中性的な魅力を持っているイケメンは、骨が細く皮膚が薄く、筋肉量もそれほどないので動物の中では弱い方です。
本能に擦り込まれている子孫繁栄の上で優位な特徴ではありません。
一方、ブスの特徴は、骨が太めで頑丈、皮膚も厚め、筋肉もあり、脂肪をたくわえる力も持っています。
これは動物としてはかなり強いです。
人も動物なので、自分とは遠い遺伝子にあって、掛け合わせることで、より環境の変化に対応できる子孫を残せる相手を選ぶ本能をもっています。
この本能によって、イケメンよりも数の多いブサイクたちからは全く魅力的に見えないブス、言い換えれば遺伝子の近い女性でも、イケメンからすると遺伝子が遠いので魅力的に見える、つまりブスではないということが成立すると考えられます。
美男美女で仲睦まじい芸能人夫婦も、双方の顔の造形や筋肉のつきかた、骨の太さは異なっていることが多いです。
理由11:美人にトラウマがある
めちゃくちゃ美人の彼女をつくった結果、あっさり浮気されたとか、絵画や壺を買わされた、行く店全てが高級店でお金が底をついたなど、思い出したくもないような思い出がトラウマになっていることもあります。
そうなると、美人というだけで拒絶反応が出て、対局にいるブスにしか興味がもてなくなるというケースもあります。
ただ、本当にこれだけが理由なのだとしたら、このイケメンの前に性格の良い美人が現れないことを祈るばかりです。
ブス彼女の特徴は?
イケメンがブスを選ぶときの視点で見てきましたが、ブス側の視点に立った時、実際の特徴にはどんなものがあるのかも見ておきましょう。
1.男慣れしていない
子どもの内は、異性への評価は男女ともに見た目が8割と言っても過言ではありません。
ブスでもブサイクでも友達としては評価されますが、恋愛対象として見られることはあまりないまま10代が終了するのは珍しいことでもないでしょう。
結果として、異性と見られた上での男性への接し方に慣れていないので、男性が苦手、または男友達同士のような付き合い方しかできなくなっている人が多いです。
2.振られるのが怖い
美人と比べると10代の頃の付き合って別れるという回数の経験が少ない分、1回1回の恋愛を大切にする傾向があります。
なので、1度付き合ったからには相手を不満にさせるのは申し訳ないという思いが強かったり、振られることにまだ恐怖心を持っていたりします。
慣れてくると「まぁそんなもんよね」と割り切れてくるのですが、その段階ではないということです。
でもブスだからってずっと男慣れしていないわけではないです。
ある程度経験を重ねると振られるのが怖いというのは薄れてきます。
3.相手に尽くす
人のコンプレックスや悩みに共感できる分、自分のことを後回しにして他者を助けたいと思っている傾向もあります。
そうして尽くすことによって必要とされていることを実感できるのでwin-winの関係ともいえます。
しかし、尽くすことによる自分への負荷が気付かぬうちに増大していて限界が来るのも早めです。
意外なことに、結婚詐欺師や保険金目的の後妻業は圧倒的にブスが多いです。
これもおそらく「相手に尽くすのがうまい」ということが関連しているのでしょう。
相手の気持ちに寄り沿って話をよく聞き、かいがいしく世話をしても嬉しそうにしている、こんな姿を見れば誰もお金目当てなんて思いません。
それでうっかり騙されます。
気を付けなければならないことは「相手に尽くす人=優しくていい人」ではないことです。
相手に尽くすという行為は、相手に気に入られたいという欲望、そうしている自分が好き、尽くすなりの目的がなければ成り立たないからです。