CoCoSiA(ココシア)

彼氏はイケメンなのに彼女は可愛くな...(続き7)

知り合いからすれば愛あるいじりなんだということは重々承知していても、気分のいいものではありません。

経験上培ってきたユーモアのスキルで切り返せるし、一緒に笑えもしますが、内心ガッツリ傷ついています。

一緒に歩くのが恥ずかしい

「うわっ!イケメンがブス連れてる!」という知らない人からの陰口が耳に入ることもよくあります。

「わかっとるわ!」と思いながらも、恥ずかしくてつい俯いてしまいます。

わかってますから、どうか口に出さないでほしいものです。

大体、知らない人を捕まえてブスだと罵るのは育ちが悪い行為ですから、思わず口走ってしまったことがある人はこれを機に気を付けましょう。

また、イケメンがそれまでの恋愛経験で行ったことがあると想像できる、おしゃれなカフェや夜景のきらめくレストラン、ナイトプールやらブランドショップなど「オシャレ民族たちの集会所」みたいなところは本当に恥ずかしさが溢れだします。

なんでも喜ぶといっても恥ずかしいという気持ちは勝ることが多いです。

まず、そんなところ今まで足を踏み入れたこともなければ、似合っているとも思えないので早々に去りたくなります。

可愛い女の子がいると不安になる

容姿に自信がないので、イケメン彼氏と可愛い女の子が話しているのを見たりすると、「私なんかよりよっぽどお似合いだな」と思って不安になってしまいます。

ただ仕事上の話をしていただけといった内容自体は関係ありません。

なんだか自分の不釣り合い加減を見せつけられたような気になてしまい、その可愛い女の子に他意がなかったとしても、つい敵対するような目で見てしまうなど、自分の汚れた気持ちに自己嫌悪を抱くこともあります。

そして、最も不安なのは、イケメン彼氏が可愛い女の子との接触の機会を多く持つことによって、自分の彼女がブスであることを改めて実感してしまうのではないかというものです。

気づかれていないとは思っていなくても、恋の魔法のようなものが解けてしまわないかとビクビクします。

イケメン彼氏に対して罪悪感を感じる

「私なんかでいいんでしょうか」という罪悪感を常に感じています。

「あなたはイケメンなので、もっと選択肢があるんですよ」という思いは、自分が彼氏のことを大好きな気持ちとは別に、ずっと並行して存在しているのです。

釣り合わない相手がイケメンの人生の時間を消費していいのだろうかという、自分を卑下する気持ちからくる葛藤は、簡単に払拭できないからやっかいです。

イケメン彼氏からすれば、そんな思いを抱えているなんて想像もつきませんから、ただ普通に彼女として接しているだけでは不安を解消するには足りないということに気付けないでしょう。

かといって、安心したいがために「私のどんなところが好き?」とも聞けないでいます。

罪悪感があるからこそ、まるで本当に悪いことをしてバレまいとしている子供のように、自ら「どう思うか」なんて怖くて聞けません。

もし「そういわれると、わからないな」なんて言われてしまったら絶望的ですからね。

まとめ


彼氏はイケメン×彼女はブスカップルについて色々と見てきました。

散々ブスブスと言い続けてきたのですが、イケメンと同じようにブスというのも時代によって定義が変わるので、そんなに気にするものではありません。

また、イケメンの彼氏と並んでいるから普通顔でもブスに見えることもあります。

「イケメン彼氏をゲットしてズルい」という、やっかみを含んだ同性の目線ではブスに見える、またはそのように噂して仕立て上げるということもあります。

それに、恋をすると人は綺麗になるといいます。

アイドルなども同じですが、人から見られているという意識や、恋することによって、綺麗になりたいという思いが芽生えると、ホルモンバランスなどの関係で肌の状態が回復したり、体型が整ったり、目が大きく開いたりするのだそうです。

少なくともイケメン彼氏からは好かれているのですから、その恋を大切にしながら綺麗になっていければブスがブスではなくなる日も近いでしょう。