同じように力を使って口を開けても、口角の高さが違っていたら、頬や顎の辺りが歪んでしまっている証拠です。
その場合、まず頬骨をこれまでの方法で調べてみて、その結果頬骨が歪んでいることが判明したら、その原因を考えてみましょう。
片方の歯でばかり噛んでいたり、頬杖をついてしまったり、寝るときに片側ばかり下にしているようなことはないでしょうか?
もし何か当てはまることがあれば、それが頬骨を歪ませている原因かもしれません。
そして、頬骨が歪んでしまっているせいで口角の高さに違いがでてきてしまっている可能性があります。
また、顎が歪んでいたり曲がってしまっているせいで力の入り具合に違いが生まれ、口角の高さが変わってしまうことも。
歯ぎしりをしていたり、緊張などで口に力が入りすぎてしまっていたり、歯の噛み合わせが悪いなんてことがあれば要注意です。
顔の上半分は、脳があってある程度固定されていますが、下半分は顎などのように比較的どんな方向にも動きますよね。
そのため、顔の歪みも出やすくなってしまうんだそうです。
左右の顔の幅を調べる
そして顔のバランスを知る最後の方法が、顔の左右の幅を調べてみることです。
顔を半分に分け、目の幅や頬の幅など、パーツごとの幅を左右で差があるか調べてみると、意外と差があったりします。
この幅の差こそ、顔の歪みというわけです。
そのため、自分の顔の中でどこがどういう風に歪んでしまっているのか確認するときには、役に立ちます。
その結果、顔の上半分は右のほうが幅が広く、下半分は左のほうが幅が広いなんてこともあると思います。
こうした今の状況を知ることが、顔のバランスを整えて美人に近づく一歩なんです。
顔のバランスの黄金比
黄金比とは、視覚的に最も安定した美しい比率のことをいいます。
この比率がうまくいくことで、美人といわれる顔になるといえるんです。
その黄金比にも様々な角度から見る方法があるので、その代表的なものをいくつかまとめてみました。
これを元に、美人だと思う芸能人の顔を見てみても面白いかもしれません。
1:1:1の比率
一番有名な黄金比は、『髪の生え際から眉頭の下』、『眉頭の下から鼻の下』、『鼻の下かた顎先』の比率が1:1:1というのが、美人の黄金比率と言われている黄金比率です。
そして、『顔の横幅が目の横幅の5倍』や、『目の横幅と顔の縦の長さが1:1.46』という黄金比率も存在するんです。
さらに、パーツでいう黄金比は、『目と目の間の長さと目の幅が同じであること』や『小鼻の外側と目じりを結ぶ直線の延長線上に眉尻があること』など、調べていくと本当に様々なことがあると分かります。
このように様々な点で黄金比率が存在するので、この比率を目指していきましょう。
顔のバランスを整える方法4選
ここまで顔のバランスを歪ませてしまう原因や、現在の状態を知る方法をお伝えしてきました。
自分の顔を歪ませている原因や、自分がいま抱えている顔のバランスの歪みは分かったでしょうか?
原因や現在の状態が分かったところで、ここからは顔のバランスを整えていく方法をご紹介していきます。
ここで紹介していることを実践することも大事ですが、一番必要なことは継続することです。
長い時間をかけて徐々に歪んでしまったものなので、簡単に元の状態に戻るわけではありません。
また長い時間をかけて、元の状態に戻していく必要があるんです。
そのため、気が付いたときにスタートして、徐々にその状態が通常にしていかなくては、またすぐに顔のバランスは歪んでしまうかもしれません。
なので、無理せずに続けていくことを頭においておきましょう。
そんなことを頭の片隅に置きながら、顔の歪みを改善する方法を見ていってください。
1、マッサージ
顔の歪みを整える一番の方法は、顔のマッサージです。
とはいっても、顔のどの部分の歪みを解消したいのかによって、方法は異なります。
まず、頬骨が原因の顔の歪みには、頬骨の下に人差し指と中指をあて、円を描くようにやさしくゆっくりマッサージすると効果的です。