クセになってしまっていると、なかなか治すのも大変かもしれません。
ただ、偏った噛みクセは直接顔の左右差にも影響してきます。
噛んでいると、頬が動くのを感じることができると思います。
これが左右で差が出てきてしまえば、目の開き方や口角の上がり方など、様々なところに影響を及ぼすことは、想像できるはずです。
そのため、なるべく左右対称に噛むようにしましょう。
そうすることで、徐々にアゴや口の周辺の筋肉も左右対称になり、顔のバランスを整える手伝いをしてくれると思います。
歯の噛み合わせが悪い
親知らずが他の歯を圧迫して歯並びが崩れてしまったり、抜歯した歯を途中で放置してしまったりするなど、歯の噛み合わせが悪くなってしまう原因には色々ありますよね。
ただ、歯の噛み合わせが悪いと、力の入り方にばらつきがでてきてしまいます。
そして、そのばらつきによって顔や顎が歪んでしまうともいえるでしょう。
歯の噛み合わせが上手くいかないことによって、噛むほうにも左右で偏りがでてしまったり、噛み方が変になってしまうこともあるかもしれません。
そうすると、歯並びはどんどん悪くなり、さらに歯の噛み合わせは悪化してしまうはずです。
なので、もし歯の噛み合わせが悪かったり、歯並びが悪かったりする場合は、歯医者に行って処置をしてもらうほうがいい場合もあります。
さらに、歯の噛み合わせが悪かったり歯並びが悪い人は、それをコンプレックスに感じていて変な笑い方をしていることもあるかもしれません。
愛想笑いや作り笑いのように、自然な笑い方ではない場合、そのことも原因で筋肉がこわばり、顔の筋肉に歪みが生じてしまう可能性もあるかもしれません。
そうした自分自身の自信やコンプレックス解消のためにも、歯の噛み合わせや歯並びは治すことがおすすめです。
寝るときに同じ方向になって寝る
寝るときに落ち着く体勢や向きなどある人も多いと思います。
その中で、仰向けになって寝るのではなく、右側や左側の決まったほうを下に向けて寝る人は、寝ている間にも顔のバランスの歪みを進行させてしまっている可能性があります。
たとえばいつも右側を下にして寝る習慣のある人には、その体勢で寝ている間中、常に頭の重さの4~5kgに加えて重力が加わっていることになるんです。
片側にのみ毎日この重みが加わっていると考えれば、歪んでしまうのも納得がいくはずです。
顔の中でも一番出ている頬骨に圧迫が寄ってしまい、眉や目の高さ、そしてもちろん頬骨の高さにも違いが生じることが考えられます。
そして、うつ伏せも同様に、避けたほうがいいでしょう。
うつ伏せも首だけ左右どちらかに向けますよね。
そのため、結局決まったほうにだけ重みがいってしまうんです。
さらに、体にとっても様々な場所の歪みの原因になりかねません。
寝る体勢も美人のためには必要になってくるのです。
口呼吸
花粉症だったりすると、どうしても鼻呼吸ができずに口呼吸になってしまうことがあるでしょう。
しかし、それが習慣になってしまうと、口の周りの筋肉が少なくなってしまい、顔の歪みにつながってしまうことが考えられます。
ただ、なかなか自分では気が付かない人もいるかもしれません。
日常生活の中では気を付けていても、寝ている間に口呼吸になってしまっている人もいるんです。
そんなときは、次のようなポイントがないか確認しましょう。
まず、起きたときに喉が痛く、乾燥していたりしませんか?
また、いびきをかくタイプだったり、唇が乾燥しがちなことなどが見られたら、もしかしたら口呼吸になっているかもしれません。
意外と多くの人が抱えている悩みである口呼吸は、美人を遠ざけてしまうため、早めに対処したほうがいいのかもしれませんね。
歯ぎしりをする
もう一つ寝ているときの困ったものが歯ぎしりです。
歯ぎしりをすると、顎に負担がかかって顎関節症を引き起こしたり、歯並びにも影響します。
さらに、頭痛や肩こりの原因になることも。