このとき、何もつけずにはじめてしまうと乾燥や肌が擦れる原因になるので、乳液やクリームなどをつけてからマッサージしましょう。
さらに頬の位置が左右で違っているのを解消したいときには、人差し指をくの字にし、頬骨の下に引っかけるようにし、斜め上の外側に持ち上げるようにしましょう。
その際、もう片方の手で、反対側の頬を固定して、引っ張られないようにすることも大切です。
もし、左右どちらの頬とも上げたい場合は、左右とも同じようにやりましょう。
また、張ったエラをなくしたい人におすすめのマッサージもあります。
大きく張ったエラはコリが原因の場合があるんです。
そんな人は、人差し指と中指を頬の下にある咬筋(こうきん)という筋肉に当て、円を描くように1分前後マッサージするのがおすすめです。
ちなみに、咬筋がわからない場合は、歯をグッと食いしばってみて、頬の下に盛り上がる筋肉です。
ここをほぐしましょう。
どのマッサージもやりすぎないよう気を付け、地道に着実にマッサージしていくことが必要です。
左右の頬幅を整えるマッサージ
顎が左右どちらかに寄ってしまっていて、顔が歪んでしまっている人は、寄ってしまっていない方の頬骨に対してのみ行ってください。
片手の親指と残った4本の指で頬骨をつかみ、もう片方の手の親指と残った4本の指で顎を掴みます。
そして、その両方の手を離すように逆方向に左右に動かすのを数回繰り返してください。
そうすることにより、左右の頬の幅を合わせることができるでしょう。
2、顔のエクササイズ
マッサージでは改善できない顔の歪みもあります。
筋肉の衰えが原因で顔が歪んでしまっている際は、マッサージでコリをほぐすのではなく、筋肉をつけなくてはいけません。
そんなときは、割りばしを使って頬の周りの筋肉をつけるのもおすすめです。
用意した割りばしを上下左右の歯の中で、奥から4番目の歯4本で噛んでください。
このとき、筋肉をつけるためだからと強く噛みすぎてしまうと、歯を傷めてしまうことがあるので、6割から7割程度の半分より強めの力で噛むことを1分間2~3セット行うと効果的だそうです。
3、メイクで整える
マッサージやエクササイズを行うことも大切ですが、すぐに効果は出ません。
そんなとき、はじめのうちはメイクでカバーしてしまいましょう。
眉を左右対称にし、アイライナーで目の幅や大きさなども整えましょう。
また、口周りは口紅などで調節することである程度は整えることができると思います。
しかし、眉を上げたときや笑ったときに顔のバランスの歪みがはっきり出てきてしまうので、根本的に解消したいときには、マッサージやエクササイズも必要になってくるのです。
4、顔のバランスが悪くなる原因を知って改善する
いくら顔の歪みを解消していっても、原因になってしまっていることを無くさなければ、良くはなっていきません。
歪みを解消しながら歪ませていたら、顔が変に歪んでしまう可能性もあるでしょう。
そのため、歪みの解消と同時進行で歪みの原因の改善も怠ってはいけないはずです。
バランス良く、長い目で成功となるように頑張っていきましょう。
顔が歪むのはなぜ?
顔のバランスはなぜ左右非対称になってしまうのでしょうか。
それには色々な原因が考えられます。
歪んでしまう大きな原因の一つは、右と左で力の使い方や使う量が違うことが考えられます。
実は、顔のバランスは顔の問題だけではないのです。
全身の筋肉は全て繋がっているので、腕や腰、足などの動きにより、顔のバランスは歪んでいってしまいます。
普段の生活の中で、知らないうちに顔はどんどんバランスを崩していってしまっているのかもしれません。
ただ、それは逆に日常生活の中で顔のバランスを整えていくことができるということです。