「甘えてはいけない」が当たり前
甘えてはいけない、と思うのは長女や親に頼りにされてきた人に多い傾向です。
甘えるよりも、面倒を見なければいけない、と考えてしまう。
家族が困っていたら、それを優先してしまう。
それが父母であっても、どちらかというと尽くしてしまう。
そういう人に多いのです。
でも仕方ないですよね。
だってずっと甘えられなかったんですもの。
甘えるということは、本来であれば人の根本的欲求なのです。
それが満たされないまま、かつ自分を説き伏せたままこれまで生きてきているので、「甘える」という行為に大なり小なり罪悪感を感じてしまうのです。
家族関係、友人関係、親戚関係と人間関係にはいろいろありますが、恋人関係においては甘えるということは大事な行為。
彼はあなたが「自分以外には見せない顔」で甘えてくれるのを期待しているのです。
ここで、できないから、といってつっぱねてもいいのでしょうか? いいえ、それは違います。
甘えるという行為は、そもそも人間に備わっているもの。
あなたがが幼少の頃から我慢に我慢を重ねてできなくなってしまったんです。
でもやっぱり甘えてみたい。
とはいえ、どうしていいかわからない。
その場合、『男性に甘える』教本などを買ってみて、それを参考にしながら少しずつ自分の言動を変えていきましょう。
徐々に甘えられるようになるあなたに、彼はさらにぞっこんになるはずです。
甘える自分が弱いと勘違いする
こちらも長女やあまり家庭を顧みてくれ寝なかった親を持った人に多い傾向です。
甘えるということは、頼ることに似ています。
頼るということは、一人ではいきていけないということ。
つまり社会的弱者だと自分で(無駄に)思い込んでしまうのです。
会社などの企業に関しては、この話題の主題ではありませんが、女性と男性において、甘える自分が弱いということはありません。
特別な関係にある男女は、本当は一番何が欲しいのか。
それは甘えられる相手です。
甘えてこそ、本物の男女関係になれるのです。
ですから、認識を改めましょう。
甘えられる自分は、彼の本当の女なのです。
最初は難しいかもしれませんが、少しずつ、少しずつ弱い自分を開示していくと、相手も同じように人には見せない自分の弱みを見せてくれるでしょう。
そうして一番の弱みを知った人たちこそが、もっとも強い絆で結ばれるのです。
甘え方がわからない
彼氏に甘えにくい女性は多いです。
とくに年齢を経るごとに、自分がしっかりしなきゃ、という幻想にとらわれがちです。
それに、彼が迷惑に感じるのではないかと思い、遠慮してしまうのです。
その分心が硬くなってしまって、彼に甘えることができなくなります。
でも、反対の立場で考えてみたら? ちっとも甘えてくれな彼女、もしかして俺って頼りにならないのかなぁ。
とんな気持ちを彼に抱かせてしまっている可能性もあるのです。
それは彼の自尊心を崩してしまう行為です。