そういったことを自分の中に溜め込んでいくと、そのうち心が擦り切れてしまい、最悪の場合自己破滅に陥ってしまう可能性もあるからです。
なぜ弱い部分を見せたくないのですか?
バカにされそうだから?
それほどの実力がないと思われそうだから?
人は大人になればなるほど、その人の全てが強いとは思わなくなります。
人はいろんな面があります。
それを理解しいくのです。
ですから、どんなに仕事ができるあなたでも、どこかに弱い部分があると、たいていの人は気づいていますよ。
それなら、自己破滅に陥る前に、誰かに頼ってしまいましょう。
信頼できる上司でもいいですし、友達でも、家族でも、あなたの心地のいい人に心の内を打ち明けてみるのです。
そうすると、少しずつ自分の心の開き方がわかってくると思います。
そうすれば次第に甘えることに抵抗がなくなりますよ。
甘えるのが相手にとって迷惑だと感じる
人の立場に立って物事を考えてばかりの人は、甘えが迷惑になるのではと恐れてそれができない傾向にあります。
甘えるということは、相手の時間や労力をもらうことですからね。
でも、人はずっと仕事モードや真面目モードではいられません。
それに甘えには、人を助けることによって、自分の気持ちを軽くできるという作用も持っています。
ですから、もしあなたが甘えたとしても、相手にとっては、嬉しかったり、誇らしかったり、自分にできることであれば助けてあげたい、と思ったりするのです。
あなただって、後輩が相談をしてきたら嬉しいでしょう?それと同じです。
まずは甘えが迷惑ではない、ということを認識しましょう。
そして、誰かに甘えたい、というターゲットを決めたら、その人の行動を観察しましょう。
さすがに忙しい時に相談なんて乗ってあげられませんですからね。
でも、ずーっと忙しい人もいません。
そしてずーっと忙しく、飲みに行きたくない、と思う人もいません。
ですから、そういうときを見計らって、「相談があるです」と行ってみてはいかがでしょうか。
相手に尽くしたい!
タイプによっては、彼に尽くしたい!と考えている人もいると思います。
栄養のある朝ごはんを考えたり、見た目にもきれいなお弁当を持って行ったり、部屋の掃除は当たり前、夕飯もちょっとした居酒屋やビストロ並みの料理が出せるように、セミナーなどで努力している人。
つくすことは悪いことではありません。
掃除や洗濯をしてくれたら彼も喜ぶでしょう。
でも、そこは人と人の付き合い。
彼が尽くされタイプなのか、尽くされるならどの程度がいいのか、それをきちんと見極めるのは、二人の関係が長続きするにあたって重要です。
とくに、逐一彼の行動を知りたい! という方は要注意。
男の人は男の人で付き合いがありますし、それは社会的にも日常生活的にも重要なことなのです。
それから、相手が面倒くさがりタイプの相手だったら、尽くすのも適度がいいでしょう。
「お弁当? 面倒くさい」「会社帰りの飲み会くらい好きに行かせてくれよ」。
あなたにとっては少し不満かもしれません。
でも、大概の男の人は大なり小なりそういったタイプです。
あなたのことがいくら好きだとしても、全てを変えることはできません。
なので、こちらも譲歩して、いくつか小さな約束事を作るといいですね。