自分を追い込んで気分が落ちている時というのは、全てをネガティブに考えがちです。
そうではなく客観的に問題をとらえてみると、案外大したことのないことで自分は悩んでいたことに気づき、吹っ切れることだってあるのです。
親しい人に話してみるのもいいかもしれません。
自分がとてつもない悩みだと絶望していてことは、相手にとっては小さなことだと思っているかもしれませんから、いいアドバイスがもらえるかもしれません。
4.できることを考えよう
問題が解決できずに悩んでいる人間は、自分のできないことを必死でやろうとして苦しんでいるケースが多いと思います。
自分にコントロールできないことについて、いくら悩んでみても何一つ解決するとはありません。
なのにコントロールできないことについていつまでも悩んで自滅する人が多いような気がします。
それより今現在、自分にできること、自分がコントロールできることは何かを考えるべきです。
今できることをやる、今できる最善を尽くす。
これしか今のあなたにはできません。
しかし、これが一番の問題解決への近道なのです。
ほんのちょっとでいい
今できることは、自分が抱えている悩みを解決するには到底届かない小さな一歩かもしれない。
でも、その一歩を進めるのがいかに大切かということを学ばなければいけません。
一歩が二歩になり、やがて問題を打ち砕く大きな力となるのです。
悩みを乗り越えて、今の自分の状況を覆すには、今、自分にできることを考え行動に移していくことしかありません。
昨日の自分と比べて1mmでも進歩したと思えるように行動していくことです。
何も今までの自分を180度変えて、いきなり大きな結果を出せなどとは言いませんし、そんなことは無理です。
それよりも少しずつ少しずつ前へ進む。
これこそが自分の状況を変えていく唯一の方法なのです。
人間をやめるくらいなら、何でもできるはず
人間をやめたいと考えている人はもう一度落ち着いて考え直しましょう。
人間をやめるというのは死ぬことです。
死んだら終わりです。
死ぬことを考えるくらいなら、今自分が悩んでいることなんて突破できるはずです。
死ぬくらいなら、人前で恥をかいたり、失敗したりすることが怖くなんてないはずです。
そういうエネルギーをもっとポジティブな方向に向けて、人生をひっくりかえせばいいのです。
人間をやめるというくらい極限のところまできているんだから、もうあとは怖いものなんてありません。
勇気を持って問題にぶち当たっていきましょう。
そうやって開き直れた人間ほど強いものはありません。
変なプライドもなければ、自分を卑下することもない。
ただひたむきに真正面からぶつかっていけばいいのです。
人間は窮地に追い込まれれば追い込まれるほど力を発揮する生き物です。
「火事場の馬鹿力」的な力を誰もが持っているのです。
5.やりたいことを考えよう
今、あなたの一番やりたいことは何ですか?それをやりましょう。
いろんな制約があってできなかったこと、本当に自分がやりたいことをやればいいんです。
好きなことをしている時は悩みも忘れるし、嬉しくなるものです。
そういう嬉しい、楽しいという気持ちを決して忘れてはいけません。