人の成長にとって非常に重要な手段。

それは「褒める」ことです。

「褒めて育てる」という表現があるくらい人を「褒める」という行動を取る事は管理者にとってもマネジメント能力を求められる人にとっても重要な「キーアイテム」となることでしょう。

今回はこの「褒める」ということをピックアップしていかにしたら効率的な「褒め方」になるのかを探ってゆくことに致しましょう。

知って損はない!褒めるということ

「褒める」という方法をマスター出来ればあなたの仕事における守備範囲はぐんと広まります。

世の中には「叱る」「怒る」といった負の感情で部下や同僚に接する場面が多いかも分かりませんよね。

しかしここに「褒める」という要素を加えればマネジメント業務が大きく変化することを多くの方がまだ理解できていないのです。

そう、頭では分かっていても実際、現実的に使う時になったらどうやったらいいのか分からない、という方が実に多いという事を。

この際覚えましょう!知っていて損することは全くありませんよ。

あなたの仕事の守備範囲を大きく変更してくれる事を痛感すること間違いなしです。

「褒める」ことを効率的に行える方法をこれからみていくことにしましょう。

褒めるが使えるシーン

それではまず「褒める」という行動を実際に使えるシーンを紹介して参りましょう。

子育て


褒めるが使えるシーンの1つ目は「子育て」です。

子育てにおいて「褒める」というやり方は非常に重要ですよね。

これから社会のありとあらゆる事柄を覚え学習していかなければならない子供にとって、最初からスパルタ形式でやってしまったらどうなってしまうでしょう?

恐らく失敗が許されないから異常にビクビクしてしまって機械のような人間が出来上がってしまうのではないでしょうか?

つまり「感情」を持たない人間にしてしまうという事ですね。

人間の脳は発達段階において「喜び」や「愛情」といったものを学習する機会がないと、「思いやり」や「やさしさ」といった感性豊かな人間になるチャンスを失ってしまうのではないでしょうか?

そういった意味においても「褒め」ながら、子育てを行って行くのは正しい人間の感性を持っている母親にとったら至極、当然のことであるはずでしょう。

子育てにおいて「褒める」という要素が欠落してしまったら、人間の豊かな感性や感情が喪失してしまう可能性もある、と踏んでおいた方がいいでしょうね。

仕事で部下に対して

褒めるが使えるシーンの2つ目は「仕事で部下に対して」です。

このシーンはもろに上司のマネジメント能力が問われる場面ですね。

人が人を教え導くという作業を行うのは至難の業です。

「あの人もやれているのだから自分も分けなく出来るだろう」なんて安易に考えているとしたらそれは大間違いです。

「教え導く」という作業ほど難関で難しい仕事はこの世にそうそうはないでしょう。

上司が部下を指導したり教えたりする場合、用いる方法論は2つ。

スパルタに徹するか「褒めて」相手の長所を伸ばすか、です。

前者の「スパルタ」はそれこそ超厳しい方法論です。

過酷な課題を与えたり厳しく叱責したり時にはゲンコツなどが飛んでくる可能性もあります。

昭和の頃はほとんどがこのやり方で通っていた、と言っても過言ではないくらい社会の常識と化していたやり方なのです。

一方の「褒めて伸ばすやり方」。

平成の世になって一気に社会の主流となっていったやり方ですね。

誰でも長所と短所を持っています。

その短所ばかりを責めるのではなく短所には目をつぶって長所を伸ばしてゆくやり方を言います。

当の本人にヤル気と自信を植え付けポジティブ思考を根付かせてゆく画期的な方法なのです。

これによって恐らく多くの人が仕事や競技において成功を納めたことでしょう。

「褒める」という行為は人間の持つ「ヤル気」を限りなく燃え滾らせる格好の材料となるようですね。

恋愛などのプライベートで

褒めるが使えるシーンの3つ目は「恋愛などのプライベートで」です。

恋愛において「褒める」という行為が不足してしまったら恐らくその恋愛は長続きせずに終了してしまうでしょう。

恋愛というものはどちらかが一方的に好きになればいい、というものではありませんよね。

双方のいいところ、あるいはよくないところもきちんと理解し相手を労わる気持ちを持ってこそ「恋愛関係」が存続するものです。

だから相手の長所やいいところを褒めるという行為を行う事によって必然的にお互いの愛の深さがどんどん深まってゆくのです。

それ以外のプライベートにおいても同じことがいえます。

家族との付き合いでも趣味との向き合い方にしても、それぞれのいいところや長所を認め合うからこそ、長続きするのです。

逆にあら捜しばかりやっていたり短所ばかりをみつけて小姑のようにいびり続けたらどうでしょうか?

そんな事をやられたらどんな人間でも我慢の限界に達してその事を継続しようという意思は起こらなくなるでしょうね。

このように「褒める」という行為は全ての領域・分野において最大限の効果を発揮するのです。

まさしく「褒める」は人間が有意義な一生を送る上で黄金律とも呼べるべき素晴らしい処世術なのですよね。

褒めるのが上手い人が実践してる!褒め上手になるコツ


それでは次に参りましょう。

褒めるのが上手な人は一体、どういうタイミングや方法で褒めているのでしょうか?それを見ていく事に致しましょう。

全部で11個のご紹介です。

1、すぐ褒める

褒めるのが上手い人が実践している褒め上手になるコツの最初の1つ目は「すぐ褒める」という事です。

「褒める」という行為はタイミングが肝心です。

相手の行動をよく見て「今が褒め時」、と感じたならば間髪おかずさっと褒め言葉を使う。

このタイミングが重要なのです。

こういったタイミングをズバット行うためには、相手の話をしっかり聞いておかなければなりません。

つまりコミュニケーションがしっかり成り立っていることが必要なのです。

いくら褒め言葉を使ったとしても、その場に似つかわしくない事を言われても全く効果はありませんよね。

例えば女性が髪型を変えてあなたの目の前に表れているのに、そこを褒めずに全然違う内容のことを延々と褒め続けても女性の方としたらあんまりありがたい気持ちが湧かないでしょう。

要はその人が今何を褒めてもらえたら一番喜ぶのか、それを素早く掴む事なんですよね。

それをすぐに褒めたらなら、あなたの印象度は大幅にアップするという訳ですよ。

2、人間性を褒める

褒めるのが上手い人が実践している褒め上手になるコツの2つ目は相手の「人間性を褒める」です。

これは人間の外見が大きくモノを言っている部分もあります。

例えば外見が「イケメン」の男性ならばどこに行っても「カッコいい」とか「イケメン!」と言われてチヤホヤされるのはある意味、当たり前なのですよね。

そしてそのような状況が何年も続いたら、いい加減、言われる方も飽きてきます。

たまには外見ばかりではなく自分の内面も見て欲しい、と思うようになります。

人間というものは何を褒められてもうれしいものですが、出来るならば外見よりも内面の方を褒められた方が、はるかに満足感が高くなる生き物なのですよね。

これは人間が他の動物と決定的に違う価値観を有している証拠と言えるでしょう。

人間は心の大きさを自慢したいというか、心の大きな度量の大きい人間になりたい、と本能的に願っている生き物です。

その願望が強ければ強いほど、自分の人間性をよく見てくれてタイムリーにその部分を褒めてもらえると至上の喜びを感じるのです。

褒め上手な人は、こういった心のあやを機敏に感じ取って褒める要素を探しているのですよ。

3、具体的に何が良かったか褒める

褒めるのが上手い人が実践している褒め上手になるコツの3つ目は「具体的に何が良かったか、を褒める」です。

そうですよね、人は自分が行った事をちゃんと見てもらっている事に喜びを感じるのです。

つまり自分の行いを正しいと認めてもらっている事に対して大いなる満足感を持っているからです。

なのに、自分のやっていることを全く見てもらえてもいないのに、あげつらったような褒め言葉を並べられても不愉快な気持ちになってしまうだけでしょう。

それだけ人間の「褒められ欲望」はそんな単純なものではない、という事が言えます。

だから褒め上手な人は相手のニーズをしっかり見ているという事が言えるのです。

具体的に何が良かったかを褒めてもらえれば、褒められた相手はその部分をますます自分の得意分野にすることが出来るでしょう。

まさに人を育てる「極意」と言えるでしょうね。

4、失敗した時こそ褒める

褒めるのが上手い人が実践している褒め上手になるコツの4つ目は「失敗した時こそ褒める」です。

ん?何か矛盾している事を言っていませんか?という気持ちになりませんか?どうして失敗した時に褒めるのですか?という疑問を感じるでしょうね。

勿論、失敗したその行為や言動をストレートに褒めるのではありません。

むしろその失敗やミスの原因を感じさせるために叱ったり注意したりするのが筋でしょう。

ところがそんな場合でも人間というものは角度を変えて違う部分を見てあげれば相手の感服度が大きく変わってくるのです。

失敗やミスは仕方ないとしても、その時にこうこうこういった点は他の人間よりもミスが小さかったね、とか失敗しながらもこの経験は次の機会に必ず挽回できる貴重な体験だったね、などといったように自信を失わせないような配慮・工夫を込めて言うのです。

「ああ、この人は自分の事をここまで見てくれているんだ」という気持ちにさせることが出来たならしめたものです。

この失敗は必ずや次の機会に生きるでしょう。

こういった褒め方も褒め上手になるためのコツなのですよ。

5、プロセスを褒める

褒めるのが上手い人が実践している褒め上手になるコツの5つ目は「プロセスを褒める」です。

物事には必ずや結果がついてきます。

いい結果だったら苦労はしませんよね。

その成功した事実だけを褒めておけば問題はありません。

問題は芳しくない結果が出た時の褒め方です。

これが褒める時の神経を使う部分であるのは間違いないでしょう。

例えば試合に負けてしまったとき。

こんな時に「よくやった」なんていう言い方で褒めてみても、もう一つ皆の心の中にはしみこみません。

そこで結果にあまりスポットを当てるのではなくその過程、つまり「プロセス」に着目して褒める点を探すのです。

「プロセス」というものは重要です。

よく「大切なのは結果だけ。負けてしまったら途中のプロセスをいくら褒め称えても同じ事」と、高をくくったような返事をする人がいます。

でも果たして本当にそうなのでしょうか?

確かに負けてしまった事実は消しようがありません。

負けは負けと潔く認めなければなりません。

しかし、そこで必要になるのが反省と自己分析なのです。

つまり負け試合の中にも明日に繋がるキラッと光るいいものが必ずあるはずなのです。

それを見つけ出して次の機会に生きるよう褒めるのです。

だから褒める方は真剣勝負。

その人の一挙手一投足までしっかり見ていないとプロセスを褒めるなんていう高等戦術は使えません。

褒めるのもそれなりの苦労が付きまとうのです。

プロセスを的確に褒められる人が、褒め上手と言われる由縁、お分かりいただけたでしょうか?

6、反復して褒める

褒めるのが上手い人が実践している褒め上手になるコツの6つめは「反復して褒める」です。

一言だけ褒めるのと何回も何回も褒め言葉を続けるケースと、さてどちらが言われて気持ちがいいでしょう?

人間というのは心の満足感を絶えず求めている生き物です。

確かに普段、全然人の事を褒めない人から不意にぼそっと褒められたりしたら、それはそれで変なインパクトがあって気持ちはいいでしょう。

しかし、これでもか!っというくらい褒め言葉を連発された方があるかに気分は良くなりませんか?結局、人間っていうのは至極、単純な生き物なのです。

何度も何度も反復するように褒められた方が、気分がはるかに高揚するのです。

天にも上った気分になれるのです。

たった一言の褒め言葉ではさすがにそこまでの気分にはなれないでしょう。

褒め上手な人のテクニックのコツ、お分かりいただけましたか?

7、相手から見えない部分を褒める

褒めるのが上手い人が実践している褒め上手になるコツの7つ目は「相手から見えない部分を褒める」です。

この褒め方も、結局相手の事をとことん、追及しているからこそ出来る褒め方なのですよね。

上辺だけ見ているような人にはとても出来ない芸当です。

人は普段、自分が意識していない箇所を指摘してもらったり褒めてもらったりすると、妙に嬉しいものです。

「ああ、この人は自分の事をそこまで見てくれていたのか」という気持ちになることでしょう。

これが上司と部下の関係だったら部下はますますモチベーションが上がることでしょう。

勿論、見えない部分を褒めるための材料探しですからね。

相手のあらや欠点を見つけ出してそれを言ってしまったら逆効果になりますからね。

そのあたりを勘違いしないように行いましょう。

8、褒める語彙を増やす

褒めるのが上手い人が実践している褒め上手になるコツの8つ目は「褒める語彙を増やす」です。

つまり人間はいつも同じ個所を同じ言葉で褒め続けてもらったとしても、やがてそれに慣れてしまって不満がたまってしまうのです。

「私にはそれ以外に取り得がないのか?」という感じに、です。

これは付き合い始めたカップルによく当てはまるでしょう。

女性は男性から褒めてもらえる事によってますます綺麗になります。

しかし、その褒め方がワンパターンだと女性の心に「懐疑」が生まれてしまいます。

つまり、私のことを一生懸命、ちゃんと見ているの?というものです。

だから男性側は常に女性が喜んでくれる褒めるポイントを診つけねばなりません。

そして褒めるべき箇所も言い方も語彙を増やしてワンパターンにならない表現を心がけなければなりません。

女性にモテる男性とそうでない男性。

案外、こういった努力のあるなしが秘訣なのだと思いますよ。

9、「褒める」を置き換える

褒めるのが上手い人が実践している褒め上手になるコツの9つ目は「褒める」という表現を置き換えることです。

何でもかんでもただ「褒める」という表現にすればいいというものでもありません。

時と場合と相手によって表現の仕方を置き換えてゆくのも効果的な「褒める」表現の一環となります。

では「褒める」と同じ効果を期待できる別の置き換え方法をみていきましょう。

承認する

「褒める」を置き換えた表現の1つ目は「承認する」です。

「承認」とはその人の言い分や存在、能力といったものを立場の上のものが公に「認めた」という事になります。

これは否が応でも「褒めている」あるいは「重宝している」という事になってきます。

つまりはその上司にとってあなたは欠かす事の出来ない人、という評価を得ている事になっているのです。

組織構成員にとって、これほど嬉しい事はないですよね。

「承認」されているという事は、あなたの全人格が認められているのと同じですからね。

気づいて上げる

「褒める」を置き換えた表現の2つ目は「気づいてあげる」です。

人は自分の行いを上司や親などに認めてもらいたいがために、自らの働きっぷりをアピールします。

時には声に出して「私の動きを見ていてください」と積極的に働きかける勇敢な人もいるでしょう。

ところが中には引っ込み思案が災いして自分の動きを堂々とアピール出来ない人もいます。

こういった類の人は目立たないので上司や責任者の目にとまる機会が少なくなってしまう可能性もあり、出世に関したら大きく損をしている事になるでしょう。

しかし、そういった事態の中にあって、上司や責任者がきちんとその人の活躍ぶりを気づいていて、その事をさらりと本人に「よく頑張ってるな」みたいな感じで言ってくれたりしたら、その人のモチベーションは一気に上がることでしょう。

「気づける」上司や責任者に恵まれる必要もありますが、こうやって陽の目を見る機会に恵まれたならその人は勇気百倍で役割を果たしていくでしょうし、上司は貴重な戦力を一人、作る事が出来るわけです。

「気づく」というマネジメントは難しいところもあるだけに部下とすれば雌伏の期間が長くなるかも分かりません。

それ故、褒める側の人間の責任は重大という事になってくるでしょうね。

10、相手基準で褒める

褒めるのが上手い人が実践している褒め上手になるコツの10個目は「相手基準で褒める」です。

褒められる事は誰でも大好きなのですが、出来れば誰でも分かるようなところを褒めてもらえるよりも自分にしか出来ない、とっておきの箇所を見つけてもらって褒めてもらえれば嬉しさも百倍でしょう。

つまり褒める方の側から見たら「相手基準」で褒めるところを見つけ出して褒める行為を行えば効果がより一層高くなる、という事になりますね。

褒めるという行いは簡単そうに見えて実は物凄く奥の深いしんどい行為なのです。

それは自分自身があまり人のことを褒めた事がない方ならば重々、お分かりいただけると思います。

褒めるのが初心者の方は、どこを褒めていいのか分からない、というのが偽らざる現状でしょう。

人間というものは人のあらや短所を見つけ出すのは苦にならなくても長所を見つけ出すのは苦手、という人が結構多いと思うのです。

それくらい人のいいところを見つけ出すというのは、前向きな気持ちがないと出来ない相談なのです。

だから、人を褒める時は自分の主観や主張を忘れ去って、相手基準に立って褒めるようにする姿勢が重要になってきます。

これが出来るようになったら、あなたは考え方が大きくプラス思考に変化していっているといってもいいでしょうね。

11、考えるより、声に出して褒める

褒めるのが上手い人が実践している褒め上手になるコツの最後の11個目は「考えるより、声に出して褒める」です。

それはそうですよね。

頭の中で考えてみたとところで「褒める」という意思表示は相手には届きません。

「褒める」という行為は口から声に出して言わない事には成り立たないのですから。

ところがここに「褒める」という行為自体の難しさを、私たち日本人は過剰に苦手にしている部分があるように思えます。

子供の頃から自己主張を論理的思考に基づいて行っている欧米に比べて私たち日本人は人前で自分の意見を分かりやすく伝えるのが苦手です。

友人の結婚式なのにスピーチを頼まれると顔面蒼白になる人がいくらいることか。

生きた心地がしない、とばかり頑なに辞退する友人が数多いのを見るにつけ、これでは相手のいいところを見つけ出して褒めるのも下手なはずだ、と思わずにはいられませんよね。

褒めるためには相手の懐に飛び込んでいかなければならないのですから。

とにかく、頭で相手のいいところをいくらたくさん連想していても、それは何の効果も生み出しません。

声に出して言う事によって初めて意思の疎通が出来るのです。

スピーチにせよ1対1の対面にせよ、声に出して言わない事には相手を褒めたことになりませんからね。

褒める側にもこんなメリットが?!

それでは次です。

褒めることによって褒める側に起こる「メリット」を考えてみましょう。

「褒める」という行為は究極のプラス思考でありポジティブ思考です。

当然、そういった意味でのメリットが本人に帰ってくるはずです。

そのメリットについて紹介して参りましょう。

全部で7個のご紹介になります。

視察力を鍛えるチャンス

褒める側が得るメリットの最初の1つ目は「視察力を鍛えるチャンス」であるという事です。

相手の事を褒めようとするには相手の事を十二分以上に知っておかないことには的を得た「褒める」という行為は出来ません。

相手の事を見もしないで全く的外れな褒め言葉を並べてもそれは相手を褒めているのではなく相手の事を馬鹿にしている態度に取られてしまうのです。

「褒める」という行為は自分自身の人間性も大きく関わってくるのですよ。

相手の行動や言動を観察するチャンス

視察力を高めるということは、相手の行動や言動を視察するチャンスとなります。

「見る」「観る」「「視る」というように「みる」とは中身の違いがこれほどにも顕著なのです。

ただ漠然と「見ている」だけでは相手を褒める要素は探しだせないでしょう。

よって「視る」というレベルにまで自身の神経を相手に集中させて一挙手一投足を目を凝らして視ていく事によって初めて相手の褒めるべき箇所が見えてくるのです。

褒める行為は自身の「視察力」を高める大きなチャンスとなることを忘れないでくださいね。

成長しやすい

褒める側が得るメリットの2つ目は「成長しやすい」です。

「褒める」という行為は心を開き前向きにさせる行為です。

褒められた方は気分がいいですし性格的にも大らかで明るい性格になりやすいでしょう。

と、同時に褒める方も同じような効果が期待できるのです。

褒めるという事は相手のいい部分を見つけ出そうという行為。

少なくとも相手の事を認め信頼しているからこそ、そのような行いが出来るのです。

これによって褒める側の方の人にも自然とポジティブ思考が根付いて行くことになるのですよね。

相手のいいところを真似ることができる

人間の脳は不思議なものです。

いい事も悪い事も、目の前にお手本があるとそっくりそのまま真似をしようとするのです。

同じような事は他にもありますよね。

例えば成りたい人間や達成したい夢や目標を強く願う事で、人はその成りたいと思っていた人間のタイプのようになったり夢や目標の達成が出来たりするのです。

この原理の応用が褒めることによって得られるのです。

つまり相手のいいところを見つけて褒めることによって自分自身もそのいい部分を真似できる、という事です。

まさに私たちの持つ脳の偉大なる学習効果といえるでしょうね。

相手と仲良くなれる

褒める側が得るメリットの3つ目は「相手と仲良くなれる」です。

相手の事を褒めているのですから、お互いが敵意を持つことは少なくなるでしょう。

そうなれば自ずとお互いの距離は縮まってゆき親近感が生まれるでしょう。

これは人間が仲良くなる事のコツですね。

仲良くケンカしないで付き合っていこうと思えば、まず相手の長所や優れている箇所を見つけて褒めてやることです。

褒められて嫌な思いをする人間はまずいません。

自然と二人の親密度は増して行き気が付けば友人同士になっていた、という事も大いにあり得るでしょうね。

これはお互いが相手の事を尊敬しているからこその関係です。

それがなくなってしまったら、残念ながら仲良くなる事は出来ないでしょう。

尊敬の念があるから相手を褒めることが出来る、という事に気づいたものが多くの友人を作れるのかも知れませんね。

自分の印象が良くなる

褒める側が得るメリットの4つ目は「自分の印象が良くなる」です。

これは相手の事を心から褒めていれば自ずと却ってくる人の印象でしょう。

自分の事褒めてくれる人に対して悪い印象を持つ人間など、そうそう、いないという事です。

ただ安易な気持ちで心からそう思っていないくせに変にべた褒めする姿勢はいただけません。

そのような悪意が満ちた心理など時が経てばすぐにボロが出てしまうもの。

そうなればあなたの印象が良くなるどころか、かえって悪い人物、という印象を持たれてしまう事で障。

人は褒められるのは確かに嬉しいですが、その褒め方に違和感を覚えやすいのも事実。

ちょっとでもおかしな褒め方をやって近づいていっても、他人の腹の底などすぐに見透かされてしまいますよ。

逆に褒められるようになる

褒める側が得るメリットの5つ目は「逆に褒められるようになる」です。

これもその通りでしょう。

相手の事を心から褒めているならば、その気持ちが相手にも伝わり逆にあなたの方が相手から褒め返されることも考えられるでしょう。

人間には「感謝」の気持ちがあります。

だから贈り物の文化が根付いたのかもしれませんね。

盆暮れの贈り物は相手に対する感謝の表れ。

裏返せば相手を褒めているからこそできる事です。

あやふやでない気持ちで相手を褒めているのなら、その正しい気持ちが伝わってあなたも逆に褒められるようになるでしょう。

良き人間関係というものは常にこのようにありたいものですね。

自分をきれいに褒めることができる

褒める側が得るメリットの6つ目は「自分をきれいに褒めることができる」です。

何度も申しあげてきておりますが、「褒める」という行為は心がポジティブ思考になっていないと出来るものではありません。

つまり何ものをも「肯定」する気持ちです。

誰かの悪口を言ったり足を引っ張るような真似をする人間にどうして心から相手の事を褒める行為が出来るでしょうか?

きちんとした「褒める」という行為が出来る人間は、自分の事が嫌いではないはずです。

もっとはっきり言うと自分の事が好きだからこそ、相手の事も好きになれるのです。

自分の事を否定している人間は全ての他者を褒める事など出来ませんからね。

「褒める」という事は相手の人間の事を全面的に信用し、信頼感を持っている、という事の表れです。

そんな事が出来る自分の事をきれいに褒められるからこそ、この先も円滑な人間関係を形成できるという事でしょう。

自然と前向きな気持ちになれる

褒める側が得るメリットの7つ目は「自然と前向きな気持ちになれる」です。

「褒める」行為は究極のポジティブ思考です。

ポジティブな考え方というのは全てを受け入れ否定しない発想です。

だから心はいつも前向きで明るくなれるのです。

逆に心が暗く、明るく振る舞えない人が、他者のことを褒めているシーンを見かけたことがありますでしょうか?不思議なもので自分の精神状態が不安定な人が他者を褒めているところなど見た事がありません。

この実例を見るまでもなく「褒める」という行為は自分の気持ちが前向きでないと出来ない芸当なのです。

だから自身の精神状態を良好に保つためにも他者のことを褒められる自分になれるよう努力しましょう。

そうすれば力まずとも自然に前向きな気持ちを獲得出来る事になるでしょう。

まとめ

如何だったでしょうか?「褒める」という行為について

・知って損はない!褒めるということ
・褒めるのが上手い人が実践してる!褒め上手になるコツ
・褒める側にもこんなメリットが?!

というポイントを中心にご紹介して参りました。

「褒める」という行為は何度も申しますように褒める側がポジティブな思考を持っていないと正しい褒め方にはなりません。

つまり褒めることによって相手の成長を心から喜べる大人の発想力が求められるからです。

その時の気持ちや表情は嘘偽りなく相手の心に響きます。

だから褒められる方もそれが本当なのか嘘なのかを敏感に感じ取れるのです。

正しい「褒め方」の出来る人は自分自身も成長できます。

「褒める」行為というのは人間が可能性を求めることが出来る一種のバロメーターともいえるでしょうね。