自分の仕事のタスク
まずは自分の身の回りのことから見ていくといいと思います。
普段やっていることの一つ一つをきちんと洗い出し、それをいつもどういった手順でこなしているのかを書き留めておいたり、まとめておくのがいいのではないでしょうか。
普段決まったことをしていると、どうしても流れ作業になってしまったり、改めて振り返ってみると曖昧なこともあると思います。
ただ、反対に引き継いだときややり始めたときには教わらなかった効率の良い取り組み方を見つけ、それを引き継いでいくこともできるはずです。
長年同じ仕事をしていると、はじめとは違うやり方になったり、もっとミスの少ない効率の良いやり方を見出すこともあるでしょう。
なので、そういった全般のことを洗い出しておくことで、自分の仕事を説明するときにきっと役に立つはずですよ。
引き継ぎの有無
仕事の中には、引き継ぎが必要なものと、もともとやっていた人に返すので、引き継ぎが不要なものとがあると思います。
その有無を確認することも必要で、引き継ぎが必要なものは引き継ぎ期間を考えて取り組まなくてはいけません。
そして、引き継ぎは人によってスピードや習得までの時間に差がありますよね。
なので、あなたが思うよりも少し長めに引き継ぎ期間をとっておくことをおすすめします。
また、引き継ぎのための資料やマニュアルなどがあるのであれば、事前に渡しておくのもいいのではないでしょうか。
提出書類の確認と作成
退社には、様々な書類提出が必要なことが多いです。
守秘関係の書類や各種保険などの書類など、色々なものが考えられます。
また、会社に入るためのIDカードなどの返却にも書類は必要なこともあるので、退社について調べるときには、事前に書類を手元に用意しておくことも円滑に進めるためにはおすすめできるといえます。
7.引き継ぎ
そして、退社したあとも連絡がくる可能性が高いのが、この引き継ぎです。
きちんと引き継ぎができていないと、多くの人に支障をきたしますし、それが思わぬミスに繋がってしまうことも考えられます。
そのため、何よりも引き継ぎに時間をかけるべきだという人もいるほど、退社の際には重きを置かれるのが、引き継ぎなんです。
なので、日々の仕事で時間に余裕がなかったとしても、引き継ぎはきちんと作っておくようにしましょう。
引き継ぐ人が困らないように
一度引き継ぎの資料や流れができたとしても、その説明ややり方できちんと引き継ぐ相手に伝わるのか、再度考えてみる必要があります。
会社というのは、すべての人が同じ業務をしているわけではないですよね。
そのため、あなたにとって当たり前のことが、引き継ぐ相手には当たり前ではないこともあるんです。
なので、なるべく丁寧に、引き継ぎ作業をしていく中で理解しているところは、端折りながら、臨機応変にやっていくことも求められるでしょう。
マニュアルが必要なら作成も
簡単な引き継ぎであれば資料などは必要ではないですが、ミスをしやすい作業やミスをすると大きな問題になる場合は、念のためマニュアルを作成しておくほうがいいと思います。
それによって、ほかのスタッフの負担が減るかもしれないのであれば、退社する身としてできることはしておくのも、円満退社のポイントになります。
円満退社をするための注意点
では、最後に円満退社をするための注意しなくてはいけない点をご紹介します。
退社をするというのは、会社にとってはなるべく避けたいことです。
慣れた人が仕事をしてくれるほうがリスクは少ないですし、時間も短く済むでしょう。
なので、少なからず迷惑をかけてしまう会社とは、なるべく円満退社するほうが後の関係にも響いてくるはずです。
1.有給消化を主張しすぎない
寿退社をする女性に多い困った点が、有給休暇を主張しすぎて、周りに迷惑をかけるというもの。
たしかに得られるべき休暇ですが、退社をする時期などはあなたの都合ですよね。
結婚のタイミングはやらなくてはいけないことも多く、有給も消化したいと思いますが、あまり無理やり主張しすぎてしまわないようにしましょう。
後任が決まらない場合
退社が決まったとしても、すぐに後任が決まるとは限りません。