感情の整理ができない人は、クローゼットの中もゴチャゴチャで片付いていない場合が多いようです。
冷蔵庫
感情の整理ができないと、キッチンや冷蔵庫の整理も出来ていないようです。
冷凍庫の中を覗いてみると、凍結したブロッコリーやゴーヤが化石のように固まったままです。
食材よりもカチカチに凍った冷却剤がゴロゴロと積み重なっています。
いつか利用するだろうと思いながら放置しているのです。
使いかけの調味料の小袋も、一部が破れて中身が漏れています。
冷蔵庫の中もともかく使いかけの食材がいろいろと残っていて、一部は変色して腐っているのでしょう。
買い物をして来て冷蔵庫に収納しようと思うと、既に同じものが奥におさまっています。
特売の時に安いからと思って買っておいたのですが、古いものは使いたくないので、結局は捨ててしまうことになって無駄になるのです。
夏場になると、腐らせてはいけないと判断して、何でもかんでも冷蔵庫にしまってしまいます。
そして、冷蔵庫の整理をしないものだから、一杯溜まってしまうことになるのです。
冷凍庫も冷蔵庫も、中身の把握ができないのです。
感情の整理が下手だと、このように整理が出来ていない状態のままなのです。
いらないものが多い
一般的に、部屋にあるもののうち約半分は捨ててしまっても生活には困らないはずです。
しかし、感情的に捨てられないのか、あるいは捨てる行動が面倒なのか、そのまま放置していることが多いのです。
いらないものが多い人は、「どうして処分しないのか?」と聞かれるといろいろと言い訳をするそうです。
しかし、その言い訳が整理できない理由でもあるのです。
よく聞く言葉としては、「もったいない」というものです。
ものを大切にしているように聞こえますが、使えるのに処分することが「もったいない」ということで、使えもしないものをいつまでも置いておくことは、感情の整理ができない人の行動です。
使わないものを整理して不要なものを処分していくときに、「これは結局使わなかったなあ。
無駄な買い物だったなあ」と失敗に気付いて反省するのです。
ものを捨てないと反省ができないのです。
感情もそうです。
負の感情を整理して捨てると、新しい必要な感情が生まれてくるのです。
4.他人と比較する
感情の整理ができる人は、あまり他人と比較することを好みません。
自分は自分
先ほどの不要なものを判断する時と同じことです。
このものは、誰かにとって必要なものだと思うのでしょうか?もしも、自分よりも誰かに役立つものであれば、買う必要はなかったはずです。
自分に必要だと判断したからこそ、お金を出して買ったはずです。
しかし、見当違いで自分にはそれほど役に立たなかったことが分かると処分せざるを得ません。
自分の見込みが間違っていたということで、この失敗した経験は将来役に立つはずです。
感情の整理も、この感情が自分にとって必要なものかを判断するのです。
他人を基準に判断する必要はないのです。
あくまでも、自分自身の人間的な成長のために、整理をする必要があるのです。
自信をもっている
感情を整理できる人は、自分の基準をしっかりと持っているはずです。
生まれてからの両親の教育や学校での教育、社会勉強もしてきたはずです。