さて、人間の感情とはどんなものなのでしょうか。

「あいつはすぐに感情的になる」とか「もっと感情を込めろ」とか、「感情むき出しだ」などと使われます。

何か人間の心の中にあるものでしょうか。

国語辞書で調べると、「外界の刺激の感覚や観念によって引き起こされる、ある対象に対する態度や価値づけ。

快・不快、好き・嫌い、恐怖、怒りなどとあります。

要するに、何かのものごとに感じて起こる気持ちのことのようです。

すると、生きている以上常に何かを見たり聞いたりするので、その都度何らかの感情が湧き上がって来ているのです。

美味しそうなものを見ると「食いたい」、高価な指輪を見ると「手に入れたい」、「指につけたい」、エレガントな洋服を見ると「着たい」などとすぐに感情は現れます。

しかし、そんな感情は全て叶うものではありません。

時には、我慢することも多いのです。

その感情を満たすために、一生懸命に働いてお金を稼いでいるはずです。

ふと立ち寄ったコンビニで、欲しかった雑貨が並んでいました。

高価なものでないのでお小遣いでも買えるはずです。

しかし、「欲しい」という感情が強く出てしまい、店員の目の届かぬところで万引きしてしまうのです。

上手く盗むことができると「気持ちがいい」という感情と「簡単だ」という感情が重なって「またできる」と思い込んでしまうのです。

いずれ捕まってしまい、制裁を受けることになるのですが、感情を抑制したリ整理したりすることができない人は、いずれ社会から落ちこぼれてしまうのです。

感情のおもむくままに進んで行くといずれは強い欲望に変わり、欲望に左右される人間に変わっていくのです。

感情とは、心理学の分野の分析では、「喜び、嫌悪、驚き、悲しみ、怒り、恐れ」の6つが基本とされていました。

しかし最近の大学の論文では、これらの基本の感情以外の感情も加えると、感情は合計27種類で構成されているようです。

そして、それぞれの感情が組み合わされることによって、あらゆる感情が生み出されるそうなのです。

すると、感情を整理できる人というのは、どれだけ頭が良いのだろうかと考えさせられました。

普通の人では、そう簡単には感情を整理することや抑制することは至難の業(しなんのわざ)なのでしょうか。

私なんかは、すぐに感情的になってしまうのですが、抑制することはできるのでしょうか。

いろいろと調べてみました。

感情の整理ができない…

そもそも、整理とはどういうことか、から話を進めます。

中学校の時に、教室の壁に「整理整頓」と書いて貼っていました。

社会人になってからも、工場に行くと必ず「整理整頓」と書いてあるのを見ます。

そんなに整理が重要なのでしょうか。

「整理」とは、乱れた状態にあるものを整えること、不要なものを取り除くことなのです。

「整理」の「理」は、道理や理論などに使われる文字で、「物事の筋道」という意味があって、筋道に沿うように整えるのが「整理」だそうです。

「整頓」も整った状態に片付けることを意味していますが、この言葉には不要なものを取り除くという意味はないそうです。

すると、「感情の整理」とは、乱れた感情を整えて、不要な感情を取り除く事なのです。

不要な感情を取り除く、つまり捨て去ることです。

大好きな彼女に告白したが見事に振られてしまった。

彼女のことを忘れられなくて、感情が乱れるのです。

このような時には「感情の整理」が必要です。

彼女に対する不要な感情を捨て去ることが必要なのです。

整理ができていないと、いつまでも未練タラタラで立ち直れなくなるのです。

振られたら、捨て去るのです。

他人のことなら簡単に言えますが、自分の場合にそれができるかは分かりませんが。

感情の整理とは、不要な感情を捨て去って、必要な感情を整えることなのです。

感情の整理ができている人は何が違うの?!

先ほど、「整理」とは乱れた状態にあるものを整えること、そして不要なものを取り除くことと書きました。

「整理」の意味には捨てることと整えることの両面があることを書きました。

ここが重要なポイントなのです。

では、何を捨てれば良いのでしょうか。

考え方には、前向きなポジティブ思考と、後ろ向きのネガティブ思考の二つがあります。

プラス極とマイナス極のように対峙してバランスを取っているのです。

どちらかが強くなりすぎてもバランスは崩れてしまいます。

人間の感情をコントロールする自律神経も、興奮状態になる交感神経とリラックスして落ち着かせる副交感神経があるのです。

眠る直前にスマホで激しいゲームアプリを楽しんでしまうと交感神経が優位になって、すぐに眠ることができなくなるのです。

その眠りも浅くて、質の高い睡眠が得られなくなるのです。

これらと同じように、感情にもプラスの感情とマイナスの感情があるのです。

マイナスの感情(負の感情)とは、マイナス面に向かう、好ましからぬ感情を表現するものです。

例えば、恨み、嫉妬、憎悪、などの感情です。

この感情が心に残っていると、いつまでたってもマイナス思考から抜け出せないのです。

そして、相手を憎み、恨み、怨念をもって接することになるのです。

いわゆる逆恨みのような憎しみです。

だから、このような負の感情は、早く捨て去るべきなのです。

この負の感情に取りつかれてしまうと、被害妄想になってしまい、相手を殺めてしまうようなことにもなるのです。

時々話題になるストーカーは、感情の整理ができなくて負の感情が増加してしまうのです。

負の感情を捨てるどころか、逆に正常な感情を捨ててしまうのです。

これでは正常な判断などはできる訳がないのです。

感情の整理が出来ている人は、負の感情を捨て去り、前向きな感情が増えているのです。

感情の整理ができている人は絶対にやらない8個のこと

感情の整理が出来ている人は、負の感情が少ないので、規則正しい生活と正常な感情で人と接することができるのです。

では、感情の整理ができている人が絶対にやらないことをまとめてみました。

1.夜型生活

感情の整理が出来ている人には、負の感情「恨み、憎しみ、憎悪など」の敵対的な感情が少ないのです。

それよりも、「楽しい、嬉しい、素晴らしい、など」の意欲的な生活ができる感情が多いのです。

このような意欲的な感情が生まれるには、しっかりした会社に勤めてバリバリと仕事をこなし、熱烈な恋愛もしている状態なのです。

そのためには、規則正しい生活を継続することと、健康的であることが要求されます。

ということは、夜遅くまで遊ぶこともほとんどなく、おおむね日勤の会社に勤務しているはずです。

だから、夜型生活をすることはほとんどないと思われます。

では、夜型生活を続けるといろんなところに弊害が出てくるのです。

いつも寝不足である


夜型生活で最も難しいことは、十分で良質の睡眠を取ることなのです。

仮眠ではなくて、ぐっすりと眠ることなのです。

深い睡眠であるノンレム睡眠をしっかり取らないと、身体に必要なホルモン物質が脳から分泌されないのです。

眠っている間に、日中に得たいろんな情報や感情を整理するのです。

脳も不必要な情報や感情を整理するのです。

だから、いつも寝不足という状態では、脳も身体も十分に休息できていないので、頭が働かなかったり作業効率が悪くなってしまうのです。

寝不足は、感情の整理ができないのです。

生活リズムが整っていない

人間には体内時計というものがあって、おおよその生活リズムを刻んでいるのです。

日が昇ると目覚め、食事をして働く、そして日が暮れると眠るというおおよそのリズムなのです。

夜型生活ではこのリズムが逆転してしまい、頭では眠ろうとしても身体が起きているというアンバランスな状態になるのです。

だから、眠ろうとしても眠れないと睡眠不足になって、それ自体がストレスとなって自律神経失調症などの病気になってしまうのです。

また、帰宅して眠る時間になっても、ついゲームやスマホで遊んでしまったりすると、十分な睡眠が取れなくなって、またまた生活のリズムが狂ってしまうのです。

一度、このような生活リズムを取り戻して、夜型生活でもキッチリと決まった時間に睡眠を取る様にして、夜型の生活リズムを整えることが重要です。

不規則な毎日を送る

不規則な生活で欠けるのは、十分な睡眠とバランスの良い食生活、それに適度な運動です。

この3つをしっかりと守れば、それなりに健康に過ごせるのですが、不規則な生活ではそれが叶えられないようです。

そして、普通に友人やご近所の人との会話ができなくなると、他人を避けてしまったり引きこもりになったりするのです。

人間関係が上手くいかなくなるのです。

不規則な食生活で必要な栄養素も不足して、自己免疫力が低下し疲れやすくなったり風邪も引きやすくなります。

ストレスも溜まっていって感情のコントロールができなくなると、精神的にも負担が大きくなってしまいます。

不規則な毎日は、心身ともに疲弊して行くのです。

2.部屋が乱れている

「部屋の乱れは心の乱れ」と言います。

あなたの部屋はキレイに片付いていますか?部屋が乱れている、つまり整理されていないのは、頭に中も心の中も整理されていない証拠なのです。

これはまだ使えるかも、これもまだ役に立つはず、と言いながら、もう一年以上そこに置いたままの状態になってはいませんか?不必要なものを大事に残しておいたり、中途半端なものを集めたりしていませんか?部屋が乱れていると生活も乱れてくるようです。

誰に聞いても、「ゴチャゴチャした部屋」よりは「スッキリした部屋」がいいと思うはずです。

ただし、何か特別な考えを持っていて、捨てられているものまで自宅に持って帰り、資源と称して自分の敷地に集めているようなゴミ屋敷もあります。

整理する=不要なものは捨てる、というのはある意味勇気がいるものです。

毎年流行の洋服を買っていると、ドンドン洋服ダンスに服が溜まっていきます。

昔と違って環境が良くなって街もキレイになったので、それほど服が汚れることもなくなりました。

クリーニングしておくと5年も10年も経ってもきれいな状態です。

思い出も積み重なってきているので、ついつい整理するというのができなくて溜まる一方なのです。

デヴィ夫人のように大きな屋敷に住んででいると問題もないのでしょうが、一般的なマンションで暮らしていると置き場所が無くなります。

そのせいで、部屋の中は物置のようになって乱れてはいないでしょうか。

服だけでなく、装飾品や小物まで含めると、置く場所に困ってしまうのです。

そして、いざ必要になるとその置き場所を忘れてしまい、あたふたと探し回って疲れてしまうということになります。

整理ができていないと、必要なものをタイミングよく取り出すことができなくなるのです。

時間をロスしてストレスも溜まります。

いずれにせよ、部屋が乱れているのは心身ともに疲れるのです。

ゴミが多い

部屋が乱れる原因は、不要なものが多いことです。

「きっと将来必要になる」などとそっとしまい込んでいるのです。

しかも、しまい込んだ場所も分かりにくいところなのです。

へそくりを隠すような事なのですが、時間が経つと忘れてしまうのです。

それはともかく、不要なものと言うのは、ゴミのことです。

形はどうあれ、綺麗なものでもいらないものはゴミと同じなのです。

思い切って捨てることです。

「断捨離(だんしゃり)」という言葉が流行りました。

ものへの執着を捨て、不要なものを減らすことにより、生活の質の向上、心の平穏、運気の向上などを得ようとする考え方のことです。

「断捨離」に関する著書も多く出版されています。

ものを捨てて片付けられない人のための著書のようです。

要するにゴミ同然のものを捨てる気持ちの持ち方なのです。

つまりは、感情を整理することと基本は同じことなのです。

整理整頓ができていない

次に、頑張って不要なものを捨てて減らして整理が出来たら、次はキレイに整頓することです。

工場に勤務された経験がある方は、工場ではよく「5S活動」という取り組みを実施している時があります。

初めて聞く人も多いと思いますが、「5S」とは「整理、整頓、清掃、清潔、躾(しつけ)」の頭文字の「S」を取ったものです。

多くの人が働く工場では、不要なものを置きっぱなしにしていたり、油で床が汚れていたりすると事故の原因にもなるからです。

仕事の効率化にも寄与するようです。

サービス業でも、「整理、整頓、清掃」の3つを重視して、「3S活動」と称しているところもあります。

いずれにせよ、整理、整頓、清掃は共通のテーマなのです。

これは、自宅の整理にも役立つスローガンで、整理が出来たら、整頓(次に使いやすいように並べておく)、清掃もやっておくと、心も感情もスッキリするはずです。

掃除が嫌い


掃除が嫌いな人というのは、掃除の時間がもったいないとか、疲れるという気持ちが強いようです。

そして、掃除をする気がない部屋の様子を観察してみてください。

不要なものが床に散乱していたり、ズボンや服も脱いだままに置いていませんか?つまりは、掃除できるスペースが確保されていないのです。

整理できていないのです。

それらのものを収容する場所がないということは、他の不要なものが占有しているはずです。

そんな時には、不要なものを処分しましょう。

そうして床の上のものを取り除いておけば、楽に疲れずに掃除ができるのです。

掃除を嫌がる原因は、床の上の者が多いこと、置き場所を決めていないこと、頑張ってやろうとは思わないこと(気軽に少しずつで良いのです)なのです。

少しずつでもやってみてください。