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顔を立てるとはどういう意味?使い方...(続き4)

しかし、なかにはまだ「顔を立てる」ことをしたことがなくて、実際にこれから誰かの顔を立ててみたい、あの人への尊敬の気持ちを言葉にしたい・・・なんて考えている方もいらっしゃるはずです。

でも新しい言葉だと、それをどのように使えばいいのか分からないですよね。

そのまま誰かの顔を立てようとしてしまっては、相手に失礼な気持ちを感じさせてしまうかもしれません。

そうならないように、ここでは「顔を立てる」という言葉の使い方を例文とともにご紹介しています。

この例文をそのまま使うのもいいですし、さらに応用させて使ってみてくださいね。

あの場面では部長の顔を立てるべきだった

これは、部長の顔を立てなかったことに後悔している文章になります。

”あの場面”というところでは、きっと部長の評価が下がっていたり、あまり部長のことを良いように思う人が周りにいなかったのでしょう。

それでもこの文章の話し手は、部長の良いところを知っているし、それに部長がどんなに苦労してきたのかを知っているので「助け舟を出せばよかった」と感じているんです。

また、相手のご機嫌をとるためにこの文章を使う場合、その場面で部長の顔をたてておけば今頃なにか良い利益を得ることが出来たのにな、ということになるでしょう。

双方の顔を立てれば上手くいく案件だ

これは、3者間でおこなわれている取引で間に入っている人が感じていることですね。

両方の顔を立てれば、そのプロジェクトは成功する・・・つまり、どちらとものご機嫌をとれば必ずうまくいくという意味になります。

どちらか一方だけを褒めちぎったり、顔をたてているだけでは、もう一方の人は「不公平だ」と感じるでしょう。

しかし、双方の顔をたてることによって、その双方にどちらとものすばらしい点、メリットなどを教えることも出来るので話し合いをスムーズに進めることが出来るんです。

特に営業をしている方であれば、このような状況になったことがある方も多いはず。

相手の顔を立てることができてこそ一人前の社会人だ

あなたは、誰かの顔を立てることが出来ますか?まだ顔を立てたことがないという方でも、これからソレができるようになればいいんです。

この世の中は”相手のことを考える””相手の立場になって考える”ことで成功するものといっても過言ではありません。

要するに相手の顔をたてることができるからこそ、一人前の社会人ということができるんですね。

また、あなたの身近にいる”仕事ができる人”ってさりげなく誰かの顔を立てていませんか?

職場で上司の顔を立てる5個のコツ

これまで「顔を立てる」ということの例文やどんなときに使われるのかについてお伝えしてきました。

「顔を立てる」のはあなたと同じレベルの人(同僚・友達)ということもありますが、ほとんどの場合であなたよりも目上の人の面目を保つために使われることになると思います。

また、これまでにも上司の顔を立てるため用いてきたでしょう。

そう、ずばり「顔を立てる」のは自分より身分の高い人であることが多いんですよね。

しかし、上司にたいしてなにか失礼なことを言ってしまったらどうしよう。

相手にとっては「顔を立てられた」と思うことが出来なかったらどうしよう・・・なんて色々と不安を抱えてしまうかもしれません。

そのような不安があると、「ここが顔を立てるときだ!」とわかったとしてもなかなか顔を立てることが出来ないんですよね。

それは、失敗して上司からいやな目で見られたくないからです。

そんなあなたでも一人前の社会人になるため、そして上司との間に良い人間関係を築くために「上司の顔を立てるときのコツ」をご紹介していきます。

どんなことに気をつければ、相手の気分を害さずに顔を立てることが出来るのでしょうか?

この5つのコツさえつかめば、誰でも簡単に上司を立てることが出来ますよ!

1.上司に上手に頼る

あなたは、上司に頼っていますか?

”上司”というだけで、自分とはまったく違う身分なのでなかなか声をかけることも出来ないし、声をかけられたとしても毎回のように緊張してしまう方もいるかもしれません。

しかし、相手だって”人間”です。

あなたと同じように朝起きて夜眠り、そして家でくつろいでいるんです。

あなたは、上司のことを敬遠してしまいがちなんですよね。

そんな上司に甘えてみましょう!といっても、恋人や家族に甘えるようにするのではなく”頼る”ことを覚えてください。