自分をコントロールするということは、自分の人生をも左右する重要なスキルです。
それによって健康にも不健康にも、幸せにも不幸せにもなります。
さて、頭のいい人悪い人は、このスキルをどのように組み込んでいるのでしょうか。
頭のいい人は落ち着いて対処
頭のいい人は、自分を客観的に見ることができます。
今どのような状態にあるのか、興奮しているのか、沈んでいるのか、寂しいのか、怒っているのか。
それを観察することによって、今の自分に何が必要なのかをすぐに理解することができるでしょう。
その分自分に振り回されず、その時々にベストな対応をとることができます。
また、一度は感情に流されても、再度落ち着いて起こったことを考えてみることで、そこにどんな自分の気持ちをがあったのかを整理することができ、次に活かすことができるでしょう。
もしわからないことがあれば、目上の人に聞いたり、アドバイスを受けることによって、今の課題を見いだすことができるかもしれません。
そのことをわかっているからこそ、頭のいい人は何が起こっても落ち着いて対処をしているのです。
頭の悪い人は感情が高ぶると頭で考えることができにくい
反対に頭の悪い人は、感情で物事を考えがちです。
それでは自分に振り回されているのと一緒です。
これが好き、あれが嫌い、これは心地いい、今はやる気がしない。
そのような状態では、先の見通しを立てることも難しいでしょうし、誰かがあなたに物事を頼もうとしても躊躇してしまいます。
自分にその傾向があるな、と思われた方は、まずそのことを声に出していうのをお勧めします。
そうすることで、少しだけ物事が客観的になります。
その習慣を重ねていけば、自分と自分の感情を切り離すことができるようになり、自分自身を扱いやすいと感じるようになるでしょう。
そうなったらしめたもの。
少しずつ自分をコントロールしていきましょう。
最終的にはそれをすることで自分が享受できる最大限の幸せや成果を得ることができるようになります。
4.意志の強さを持っているかどうか
意志。
それはとても難しいものです。
これをやり遂げる。
必ずあれを手に入れる。
そこには何事にも動じないような強い信念がなければなりません。
あなたはいかたでしょうか。
心に宿る意志は強いですか? それとも何かに押されたり引っ張られたりしたら、簡単に倒れてしまいそうなものですか。
頭のいい人は自分を突き動かす信念がある
頭のいい人は、大抵意志の強い人です。
これを成し遂げるという目標が心の中心にあり、それは自分を突き動かすほどの強い信念になっています。
そしてそれは大抵大きな目標です。
家族を守る、会社でもいい位置に行く、儲けたお金で人を助ける。
いずれも自分の命と・・・とはいいませんが、その次くらいには大切にしていることです。
ですから、その分仕事も必死でやります。
目の前のことも重要ですが、その先には自分の目標が見えているのです。
それに向かって突き進む。
それが頭のいい人の仕事の動機です。