だから簡単に諦めたりしませんし、諦めたら自分を恥じるとわかっているので成し遂げるまで突き進む意志の強さがあるのです。
頭の悪い人は優柔不断なところがある
反対に頭の悪い人は「意志」そのものが薄いですから、難しい局面などに当たると、逃げ出したくなります。
また何かを選ぶ際に、「意志」がないのですから、べつにどうでもいいや、と優柔不断です。
仕事や人間関係においてもそれは同じ。
例えばプレゼンをしなければならないとき、「どうでもいいや」と資料が中途半端なものになるでしょう。
人間関係も、この人と飲むかあの人と飲むか、決められずにどちらからも呆れられてしまうかも。
投票をするときにも、自分の意思がなければ、あっちの演説を聞き、こっちの演説を聞き、どちらもよく聞こえてしまうので、どこに投票したらわからなくなったりするのです。
5.人に頼れるかどうか
人に頼る。
これはなかなか難しい課題です。
どこまで頼っていいのか、何なら頼れるのか、そもそも頼るということをしていいのか。
そもそも人間は万能ではありません。
誰もがそうです。
頭のいい人も例外ではありません。
もちろん頭の悪い人もそうですが。
となると、人に頼らなければならないという事態が生じてくるのですが、頭のいい人悪い人はそれぞれ、どのようにこの事態を考えているのでしょう。
頭のいい人は自分の適性を知っている
頭のいい人は、自分のできない部分、カバーできない部分、そして他人の方が得な部分など、人に任せることに抵抗がありません。
そして何であれば自分ができるのか、どのくらいうまくできるのか。
それをきちんと熟知しています。
自分の適性を知っているのですね。
その分、チームワークを大切にします。
自分ができないことをいくら頑張っても、できないものはできません。
それならば、得意な人に任せてしまった方が全体がスムーズに回ると思いませんか。
もし十分に自分にできることでも、そのとき忙しくて目が回りそうなら、他人に頼んで手伝ってもらえばいいんです。
そうでなければ、疲れすぎて、数字などを誤ってしまいますからね。
そして他人の方が得意な分野があったら、それはもう、任せてしまった方が安心できます。
このようにして、頭のいい人は、自分個人だけでなく、人と人との集合体として物事を考えられるので、自分の適性を活かすことができるのです。
頭の悪い人は何でも一人でしようとする
頭の悪い人は、任せられたことは全て一人でこなそうとする傾向があります。
それが得意なものであればいいですが、苦手なものであっても同じ反応をします。
そうすると、成果物がいびつな形になってしまいます。
また、とにかく一人で物事を進め、人と共有しないでいると、締め切りに間に合わない事態ともなり、結果、とんでもない時間に誰かに助けを求めたりする局面も出てくるかもしれません。
それでは頼まれた方も困ってしまいますよね。
もともと日本では自分でやった方が早い、と考える人が多いです。
その分横の連携が取れていず、あとから話がうまくいかなくなることも。
特にグローバル企業は、その点を気をつけて仕事を采配していった方がいいでしょうね。
考えるという癖を(まとめ)
ここまで頭といい人と悪い人の違いを述べてきました。