今日から「いい人」をやめましょう!
「いい人」でいても人生の勝利者には絶対になれません!
「いい人」を卒業して本当に充実した人生を送るための秘訣とは?
昔からいい人と言われるけど…
「○○さんはいい人だから、、、。」と言われている人いませんか?
周りの人から軒並みいい人という評価をもらっている人。
よかったですね。
しかし、いい人と周りに評価されることっていいことなのでしょうか?
実はよくないことなんですね。
それに気がつかずに、いい人と言われただけでうれしくなってしまっているのは何とも悲しいことです。
いい人と思われているということは「都合のいい奴」と思われているということをまず考えましょう。
もう知らないふりをするのはやめましょう。
あなたは皆に「いい人」というイメージを持たれていますが、実際は都合のいい人間という評価を下されていることに気が付くべきです。
正直、いい人って疲れませんか?
自分に正直に、自分の心に問いただしてください。
今、しんどくないですか?いい人をやることってとても疲れるはずなんです。
自分を抑制し、周りに気を使い、本当の自分ではない自分を演じる。
これはとても疲れます。
そんなつもりはなくても、いつの間にかいい人を演じていることもあります。
日々の生活で、知らぬ間にいい人になりきってしまい、いつの間にか心身共に疲弊して、ぼろぼろになっている人もいるのではないかと思います。
いい人というのはとにかく疲れます。
常に周りに気を配り、緊張していないといけないので休む暇がありません。
そんないい人状態に入って自分を無駄に疲弊させてしまった経験が、誰しも1度ならずあると思います。
いい人をやめるべき5個の理由
意識的、もしくは無意識にいい人になってしまっていた人もあると思いますが、もうこれから先の人生で、いい人になるのはやめるべきです。
客観的に見て、いい人になることは自分にとってマイナスでしかなく、何も先々にポジティブな要素はありません。
それどころか、大事な問題を先延ばしすることにもなり、大きな時間のロスになってしまいます。
それでは具体的に、なぜいい人をやめなければいけないかを見ていくことにしましょう。
1.ストレス過多
いい人になるということは、大きなストレスを要します。
なぜならば、いい人を常に演じていなければいけないという気持がストレスになるからです。
素の自分でいることは何も気を使うこともないですから、リラックスできますけど、演じるということは余計な力も入りますし、よく見せないといけないという気遣いから、ストレスになるのです。
周囲を優先しすぎ
いい人というのは、自分のことよりも周りのことを考えなくてはいけません。
周りを優先しすぎるために、自分のことがないがしろになりますし、周りの人全てに気を配ろうとしたら、かなりの気を使わないといけません。
当然ストレスも大きなものとなるでしょう。
周囲のことを優先しすぎてしんどくなってしまうということです。
同僚に気を使い、上司に気を使い、家に帰れば妻に気を使い、子供に気を使う。
いろんな人に対して気を使いすぎて、自分に気を使うことができなくなってしまいます。
自分優先順位は一番下になっているでしょう。
ですから、自分に対するケアが全然できていない状態を続けていることになっているので、しんどいのは当たり前です。
2.自分を見失う
いい人をやっていると、人のことを見ることが第一になってきて、自分というものがなくなってしまいます。
自分は二の次で他人のことばかり気になるので、自分を見失ってわけが分からなくなってしまいます。
自分を見失ってしまうと、自分がやっていることがいいのか悪いのか分からなくなってしまいます。
食事をしてもおいしいのかまずいのかも感じない、何か音楽を聞いてもいいのか悪いのか判断もできなくなります。
こういった無関心、無感動も人のことばかり考えて、自分を見失ってしまった人が経験することであります。
人に合わせすぎる
結局のところ、いい人というのは人に合わせすぎるので疲れてくるのだと思います。
人それぞれ生活していくには自分にあったペースというものがあります。
それを全て無視して他人の生きるペースだけを気にして生きていたのでは疲弊してしまうのは当たり前のことです。
自分の意思や希望で何かをすることができなくなってしまうのでしんどいのです。
どこかへ行く、何かを食べる、何時に寝る、こういったことを自分で決められないとすると、大きなストレスが溜まるでしょう。
いい人は自分の考えで行動するのではなく、相手のペースに合わせすぎるために疲れるのです。
自分の意見が言えない
他人に合わせすぎるために、自分の考えは全て封印してしまいます。
自分の意見を言わないからどんどんストレスは溜まる一方で、解消する術もありません。
相手の意見、考えに常に賛成して、反論することがありませんから、完全に自分のパーソナリティというものは消えてしまいます。
無色透明のような人間がそこにいるだけなので、相手にとっては無害ですが、結局都合のいい人間としか見られないでしょう。
会社に属している人間なら、自分の意見を素直に言えないのは当たり前だという人もいるかもしれませんが、それは間違いだと思います。
ちゃんと自分の考えも述べるという機会を設けておかないと、遅かれ早かれストレスが膨張して爆発してしまうでしょう。
会社組織に属していたとしても、自分の場所を作り、そこで自分という存在を確立しておけば、自分の意見を発信することができるポジションに持っていくことはできるはずです。
いい人というのはそういった努力をやってこなかった人とも言えるのかもしれません。
3.疲れる
いい人でいることは疲れてしまいます。
人に悪く思われないか、嫌われないだろうかということばかり考えていますから、人前で萎縮して固くなってしまいます。
自分がいい人と思われているそのイメージを崩したくないがために、嫌なことでもイエスと言ってしまったり、やりたくもない仕事を引き受けて自分をしんどくしてしまいます。
周りの人間はというと、○○さんはいい人だから嫌な仕事も自ら好きでやってくれるんだと思うので、面倒くさい仕事がいつも回ってくることになります。
真面目過ぎる
真面目なことは良いことですが、真面目すぎるというのはよくありません。
時には羽目を外して楽しむ、エンジョイするという気持も必要で、真面目過ぎることは自分を追い込んで疲れてしまいます。
集中すべき時には真面目に一生懸命に取り組み、終わったらリラックスして自分を解放する。
こういった緊張と緩和というものが、何をやるにしても非常に大切です。
真面目一辺倒だと疲れますし、トータルで見た時に効率もよくありません。
日本人は世界の人々と比べても非常に勤務時間が多いことで有名ですが、実は作業効率は非常に悪いという結果が出ています。
要するに、それだけ長い時間働いているのに、たってこれだけしか成果がでていないの?ということなのです。
では、なぜこんな状態になっているのかというと、やはり真面目過ぎるという一面もあると思います。
人間の集中力というのは、最大に続いても40分程度だと言われています。
ですから長時間働くより短期集中のほうが成果が出るのは当然といえるでしょう。
手を抜かない
最初から最後まで手を抜かずにやることは大切ですが、それは考えようによっては疲れるだけというのもあります。
仕事も内容、出来栄え、結果に対しては手を抜いてはいけません。
とことんまで追及する必要があると思いますが、そこに向かう過程の中では、たまに休んだり、抜いたりすることも絶対に必要です。
サッカーの世界で、世界一の選手と言われているアルゼンチンのメッシ選手の試合での動きを見ていると、チームの選手が一生懸命にボールを追いかけている時に、だらだらと1人だけさぼっているような光景がよく見られます。
1人だけなんでサボっているのだろうと思うのですが、チャンスになった瞬間にいきなりトップスピードに入り、誰もついていけないようなドリブルと、強烈なシュートであっという間に点を奪います。
ずっと頑張ることがいい結果を生むろは言えないということです。
4.窮屈
いい人として生きることは非常に閉塞感があり、窮屈です。
こういった振る舞いをすればいい人ではなくなってしまうかもしれないと考えると、のびのびと行動したり、意見を言ったりできなくなってしまうのは当然のことです。
別に相手を傷つける気など全くなかったとしても、相手の機嫌や、言葉尻の捉え方などで傷つけてしまうことはあります。
そんなケースまで排除しようと神経質になったところで意味のないことです。
いい人でいなければいけないというプレッシャーが、自分の生きる世界をどんどん狭くし、どんどん窮屈になっていくのです。
演じている
ナチュラルな、自然な振る舞いが周りの人間のいい人であるという評価につながっているなら、それは本当にいい人であるのでしょう。
本人も無理なく自然体ならいいと思いますが、いい人を演じている人は大変です。
本当の自分は、周りが言うようないい人でもなんでもないのに、その評価を守るために必死いい人を演じる。
演じるわけですから、演技の引き出しも限られたものになってくるでしょう。
ですからどんどん窮屈な生き方しかできなくなってくるのです。
過剰な気遣いをしている
Aさんにこう言ったら、Bさんはよく思わないかもしれない。
じゃあ両方にいい顔をしておこうか。
そしたら皆に八方美人と呼ばれるかもしれない等々。
考えるときりがないほど、いい人は周りの人間に過剰な気を使っています。
周りに過剰な気遣いをして、気がついてみると、自分がどこにもいなくなっていたということはよくあります。
全て相手に合わせて、相手に嫌われないように生きているので、考えが狭くなっていきます。
普段あまり笑わない人間のくせに、会社に行くと皆から暗いやつだと思われたくないがために、一生懸命笑顔を作って愛想を振りまいて、家に帰ってきたら無理に笑顔を作りすぎて顔が引きつってしまった人もいます。
過剰な気遣いというのは心身のためによくないです。
いつか悪影響がでてくるでしょう。
5.無理しすぎ
現代日本では過労死の問題が非常に大きな問題として社会に影を落としています。
大きな権力を持っいる上司に逆らえず、重労働をやむなくやっていたという人もいるでしょうが、その一方で、自ら無理をしすぎて体調を崩すという人も多くいるのではないかと思います。
なぜ無理をしすぎてしまうのか?
いい人であり続けなければいけないという意識がどこかにあるのではないでしょうか。
そういった意識が無理をする原因となり、過労死などの最悪の状況を引き起こしているとすれば、根本的に見直さなければならないのではないかと思います。
我慢しすぎている
いい人というのは少々のことで弱音をあげたり、文句を言うことがいけないことだという思いが人一倍強いので、限界まで我慢してしまうという傾向にあります。
そして限界までいって倒れてしまうのです。
人間には我慢の限界があり、そこに到達してしまうまでに、抜くことが必要です。
それができないと大変なことになる可能性があります。
いい人が我慢しすぎるという傾向は、いいことでもなんでもなく、逆に危険なことではないでしょうか。
人間にはいろんなタイプがあり、とことん冷静にドライに考えることができる人もいます。
例えば、これ以上頑張ったら身体を壊す可能性があると察知したら、どんなに組織で動いていたとしても休むことを優先させることができます。
これを自分勝手と言うのは間違っています。
自分の身体は自分にしかわからないので、自分の身体が悲鳴をあげているときには我慢せずにドライな決断をすべきなのです。
頼まれたことを断れない
いい人の最大の特徴として「NO」と言えないというのがあります。
その昔「NOと言えない日本人」というベストセラーになった本がありましたが、人に頼みごとをされると嫌なのにもかかわらず「NO」が言えないのがいい人です。
ですからいつも無理をしていないといけないし、いつも人よりもしんどい思いをしていないといけなくなるのです。
これも上記の我慢しすぎるのと同じことで、どこかでちゃんと自分の線引きをして、そこを越えれば、上司であろうが仲の良い同僚であろうが「NO」と言えるはずなのです。
何に対しても「NO」を言えない人というのは、「いい人」という一言で片付けるのは問題から目を逸らしていると思います。
そういう人は自分というものを持っていない、自分の基準やポリシーというものを持っていない他人任せの人間なのではないでしょうか?
いい人のやめ方
いい人でいることがどれだけ自分にとって無駄でしんどいということがよく分かったと思います。
もうこれ以上いい人を続けることによって自分の大切な人生を浪費させてはいけません。
これ以上自分の心身を疲弊させるだけの生き方をしてはいけません。
さて、ここからは、どうすればいい人をやめられるか。
いい人のやめ方を具体的に見ていきたいと思います。
1.人と比較しない
社会において、どこで多くのストレスを感じるのかというと、圧倒的に人と自分を比べて物事を考えるところにあると思います。
自分はあの人より給料が上なのか下なのか、地位が上なのか下なのか、どんな家に住んで、どんな車に乗り、どんな妻をもらい等々、全てを比べて優劣をつけ、優越感に浸ってみたり、嫉妬したりして疲れているのです。
もう人と自分を比較するのを今後一切やめてしまうことです。
そんな暇があるならば、自分の価値を少しでも高めるための努力をすべきであると思います。
人は人
1人1人が世界に一つだけの人生の道を歩んでいるのであって、誰1人として同じ道はありません。
ですから、他人と同じでなくては恥ずかしいとか、あの人より劣っていることが許せないとか考えること自体が間違っているのです。
自分にしかない、たった一度の素晴らしい人生を自分で作っていくんだという気持ちを持っているなら、他人の顔をうかがったり、他人と比べて一喜一憂するようなこともなくなるでしょう。
あくまでも人は人という考えを常に持っておくべきです。
偏った考え方しかできない人は、人生の成功者にはなれません。
人生は自分一人で何かを成し遂げることなどできないので、多くの人と関りながら作っていくものであるけれども、あくまで個人個人の考えを持った人が関り合うことでWIN-WINの関係が築けるのであって、誰かの言いなりになるのならそれは奴隷と同じです。
個人と集団のバランス感覚を持って人と関わっていける、柔軟な対応ができる人でなければ成功は難しいでしょう。
劣等感を感じない
他人と自分を比べて負けたと思ったとき、劣等感を感じて落ち込んでしまう人がいます。
同じ時期に入社したのに同僚のほうが早く出世してしまったとか、自分は経済的にまだまだ余裕があるとは言えない状況なのに、友人は家を買い、車を買い、次々と物質的に差をつけられていると感じたりと、全てを他人と比べて勝手に劣等感を味わって落ち込んでいます。
そう感じるのが嫌ならば、もっと自分の成長に目を向けるべきだと思います。
自分がやるべきことをやらずに、他人の成功に嫉妬していても、これはナンセンスです。
自分がやるべきことをしっかりとやっている人というのは、他人の成功が気にならないし、逆に祝福してあげられる余裕があります。
自分も成功して大きな人間になりたいならば、それくらいの器の大きな人間にならないといけないと思います。
2.自分を肯定する
エゴイストやナルシスとはダメだとよく言われますが、いい人から抜け出したい人はもっとナルシストになればいいと思います。
エゴイストでいいと思います。
とにかく自分を否定から入るのではなく、自分を完全に肯定する人間に生まれ変わりましょう。
人が何と言おうが、自分の決断、自分のやっていることは正しいんだと信じることです。
もう呪文のように、自分は正しいと常に心に向かって言いましょう。
そうすると、不思議なことにどんどん自信が出てきます。
自分をまず肯定してあげることが、いい人から抜け出す第一歩です。
自分のいいところはどこか
自分のことについて深く考える時間をこれまでとってこなかったかもしれませんが、ここで一度考えてみましょう。
あなたのいいところ、長所はどこですか?
よく考えてみて下さい。
どういったとき周りの人が褒めてくれたり、興味を持ってくれましたか?自分のいいところを探してみて下さい。
そして見つかったらそれを伸ばしていく努力をこれからしていきましょう。
自分のいいところを伸ばせば伸ばすほど自分の強みになっていきます。
自分を好きになる
一番大切なことかもしれませんが、自分のことをもっと好きになることです。
恋愛や仕事に失敗して自分に自信を失っている人もたくさんいるでしょう。
やっぱり自分はダメなんじゃないか、無理なんじゃないか、自分なんてどうせ、、、、。
というように自分を嫌いになっている人もいるでしょう。
しかし、自分が自分を好きになれないような人を誰が好きになってくれるでしょうか?もっと自分を愛してください。
そうすると自分の内側から前向きで意欲的な人間へと変わり始めます。
そうすると、周りの人間たちもあなたのその変化に気づき始めるでしょう。
3.自分に正直になる
いい人をやめるには、自分に正直になるのが一番です。
正直になるということは、嫌な時には嫌だと正直に言うことを意味します。
いい人でいるために嫌なことを我慢するのをやめましょう。
人から嫌われたり悪く思われるすることを気にしなくてもいいのです。
自分に正直にに生きて、もし嫌われるとしたらそれでもいいと腹をくくるべきです。
自分が思っているほど、人は自分のことを考えたりはしていません。
皆、自分のことで精一杯なのです。
ですから、過剰に人の目を気にすることは全く無駄なことだということを覚えておきましょう。
感情を素直に表現しよう
人間は喜怒哀楽の感情を素直に表現していると、体にも心にも力が戻ってきます。
それは、感情を素直に表現するということは、心と体が一致しているので自律神経のバランスにもいいですし、人間にとって自然なことなのです。
嬉しい時には笑い、泣きたいときには泣けばいいのです。
そうやって素直に感情表現していくことで、自分が生きているという実感をすごく感じることもできるし、力がみなぎってくるのです。
悲しみはストレスが溜まるだけと思っている人がいますが、それは悲しみを押さえつけて我慢するからです。
悲しい時、悔しいときは思い切り泣けばいいのです。
涙をながすことによってストレスが解消するという結果もでています。
とにかく楽しい時も悲しいときも、自分に素直にストレートに感情を表現していくことが大切なのです。
気持ちを開放する瞬間を作る
とはいえ、会社などで自分の感情を素直に表現することは難しい場面もあるでしょう。
本音を隠して、上司を立てなければいけないこともあるでしょう。
ですから、仕事が終わったプライベートの時に、気持ちを解放する瞬間を作ればいいのです。
車の中などで大きな声で叫んでみるのもいいと思います。
自分の中に鬱積した思いがあるならそうやっでも感情を解放すべきです。
何もせずストレスを溜め続けることがいちばん心身にとってよくないことです。
普段大声で叫んだりすることなどありますか?多分ないと思います。
たまには腹の底から大声で叫んでみると本当に気持がよくなりますよ。
車がある人は車を運転しながら大声で歌うのもいいですし、カラオケに行くのもいいでしょう。
思い切り気持ちを解放しに行きましょう。
4.時にはわがままも構わない
いい人と呼ばれる人は、人に迷惑をかけてはいけないと思い、自分勝手な言動は控えるように常に自分に言い聞かせています。
しかし、ずっとそれでは疲れてしまいます。
時にはわがままもいいのではないでしょうか。
自分の主張を譲らずに通したり、自分がやりたいことを優先してやるのもいいと思います。
いつでもわがままというのはよくないですが、ここだけは譲れないということを自分の中で決めておいて、そこは自分のわがままを通せばいいと思います。
気を遣い過ぎない
わがままを言って、皆から嫌われたらどうしようなどと考える必要はありません。
わがままをいつも言っている人もいますし、お互い様なのです。
人に気を使いすぎるのは、自分も気疲れしますし、相手からも軽く見られてしまいます。
いい意味で堂々としておけばよいのです。
わがままを通すところは堂々と通す、周りを見てここは皆と協調したほうが良いと判断したときはエゴを抑えてチームプレーに徹するといった具合にバランスを考えて行動することが何よりも大事だと思います。
5.好奇心の赴くままに
いい人になってしまうと、自分の中の多くのことを抑制してしまいます。
その一つが好奇心であり、自分がすごく興味をもってトライしてみたいと思っていても、他の人との衝突を避けるためにやらなかったりします。
そして、傷つかないように安全に安全に生きようとしてしまうので視野が狭くなります。
そうではなく、好奇心の赴くままに興味を持ったことにはどんどん挑戦していきましょう。
そこに遠慮なんていりません。
誰にも遠慮することなく自分の興味あるものに参加していきましょう。
それが人間を強くし、いい人から一皮むけた人間へと成長させてくれるのです。
社会人になると自分の行動する範囲が固定化されて狭い世界で常に生きていることが多くなります。
たまにはその小さな世界を跳び出すことも大切なことだと思います。
日帰りでもいいから小さな旅をしてみることをお勧めします。
旅は自分の眠っていた好奇心を刺激してくれます。
自分の家から1時間と離れていないところでも、普段は行かない場所があるはずです。
会社とは逆の方向に車を1時間走らせてみるだけでも普段とは違う景色が見え、何かを感じることができるはずです。
もっと自分の好奇心を刺激しましょう。
6.自分に自信をもつ
自分に自信を持つというのは一番大切なことです。
成功者と呼ばれる人々の中で、自分に自信のない人などいません。
自分の才能を自分が信じることから全てが始まります。
何か困難にぶつかった時、自分はダメなんじゃないか?
この困難を打ち破る力などないのではないか?
と、自分を疑っていたのでは困難に打ち勝つことなどできません。
自分には必ずこの困難に打ち勝って前へ進んでいける人間なんだということを信じることが大切です。
ビジネスやスポーツなど様々な分野で活躍するトップの人達に共通しているのは、自分を完全に信頼しているということです。
自分がこの分野でトップになるという確固たる自信があるのです。
自信のない人間がトップに立つことなどできません。
会社組織など、多くの人々の上に立つ人間ならなおさらでしょう。
自信がない人間に誰がついていくというのですか。
「いい人」というと聞き心地のいい言葉ですが、要するに自分に自信がないので、相手に合わせるしかない、相手の言いなりになるしかない人と言っても言い過ぎではないのかもしれません。
自分がいい人だと思っている人は考えてみて下さい。
自分に自信がありますか?多分NOだと思います。
どんな小さなことからでもいいから、自分の意思で決め、行動し、結果を出す。
これを繰り返して小さな自信からつけていくことが「いい人」から脱する第一歩です。
7.嫌われる勇気をもつ
いい人を卒業するために必ず克服しなければいけないことは、嫌われる勇気を持つということです。
今までどんな人にも嫌われたくないと、嫌われることの不安で自分を偽ったり、無理をして生きてきたと思います。
嫌われる勇気を持った時から、人に振り回されるだけの人生から脱却できます。
自分の意思で人生を作っていくことができるのです。
自分の意思を通したのが原因で人から嫌われたとしたら、その人は自分の人生には縁のない人だったんだと割り切ることです。
人生の長い道のりには様々な人との出会いがあります。
あなたが自分の意思で前へ進んでいたら、必ずあなたの人生に必要な人と出会うことができますから心配ありません。
人生とはそういう風にできているのです。
自分に正直に生きよう
いい人をやめるには、やはり自分に正直に生きることです。
今まで「NO」と言いたくても「Yes」と言っていた人は、これを機に自分に正直に「No」と言える勇気を持ちましょう。
正直者が馬鹿を見るということわざがありますが、それは違います。
確かに正直に生きると相手とぶつかることもあるでしょう。
しかし、ちゃんとぶつかって問題を解決したほうが、その後はより強い関係を築くことができるのです。
自分を偽っていろんなことから逃げているから、時間を浪費し、精神をすり減らして疲れてしまうのです。
自分に正直に生きたほうが結局はいい結果がでることが多いです。
どんどん人から嫌われたらいいのです。
そうやって嫌われることを恐れない免疫ができたら、一回りも二回りも強い人間になることができます。
人間の器が大きくなれば、誰もあなたを軽んじて見ることはなくなるでしょう。
そして、あなたは皆が放っておけない重要な人物へとなっていくのです。
今日からいい人を卒業して、強くたくましい人間へと成長していきましょう!