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有能な怠け者の6個の特徴(続き2)

ただし、他人を見抜く目が肥えていて、どこまでを他人に任せてどこから先は自分が行動するという的確な判断ができるということです。

「怠け者」というので何もしないというのではなく、自分に見返りがあってここぞという時に頼りになる人間でもあるのです。

有能であるため事の是非を決することができる

これは自分でするべきか誰かに任せるべきか、という事の是非の判断力が優れているのです。

もちろん、誰かに任せるとしても、自分の意向をくんでしっかりと対応できる能力を持っていることが前提なのです。

他人の能力を見抜く力と勘は鋭いものがあって、その人に任せることでどのような結果を招くかも判断できるのです。

そのうえで、このテーマは誰か適任者に任せる(自分は怠ける)ということを決めるのです。

テーマの重要性や優先順位はもちろん決めておきます。

怠け者であるため他人に任せることもできる

怠け者であるために他人に任せるということは、単に手を抜く、さぼるということではありません。

有能な人は、時間の使い方が上手なだけです。

この程度のテーマなら、何も貴重な自分の時間を使わなくても、同じような結果が得られる方法を選ぶのです。

その時間は、もっと自分に有益なことをすることができるからです。

もちろん、仕事以外にも遊びや趣味の時間としても利用できるのです。

むやみに誰にでも任せると、大きなトラブルやリスクが発生することも考えられます。

それらのリスクも考慮して、代わりに任せられる人間を選ぶのです。

信頼できる人間を見抜くことが得意なのです。

故に上に立つ者として最適である

信頼できる人間に、自分がすべきことを代わりにやって貰うのです。

言い換えると、誰かに任せるのです。

上に立つ者にとっては、やるべきことが山ほどあります。

それを一つ一つ自分でやっていては、とても時間が足らないし体力も消耗します。

大きな仕事を完遂させるには、余計な仕事は怠けることで他人に任せ、重要な仕事に携わることで成功の確率を上げることもできるのです。

故に、上に立つものとしては「有能な怠け者」の性格が無くてはなりません。

2.ここでの怠け者の意味


「有能な怠け者」という言葉から想像されることは、「仕事をしっかりと遂行していく能力がある人間だけれども、うまく手を抜くことを知っている」ということなのです。

でも、「怠け者」というからには、できることでも敢えてやらないというズルさも持ち合わせているはずです。

「怠ける」というネガティブなイメージを与える言葉なのですが、その前に「有能な」というポジティブな言葉がついていることから、「有能だけれども怠ける術を知っている」というズル賢さを表現しているようなのです。

怠ける術を知っている人間というのは、無駄なことを省いて楽に仕上げることを知っている人間、つまり「物事を効率よくこなすことができる人間」と言えるのです。

大きな仕事や困難な仕事に立ち向かう時に、それらを全部自分一人で引き受けて苦しむのではなくて、それができる能力を持った人間に仕事を分担させて任せることができるということなのです。

他人に仕事を分担して任せることで、自分の負担が軽減するだけでなく、より全体をしっかりと把握することができるので、リスク管理や仕事のスピードが上がったりするので、より仕事がスムーズに進行するという利点があるのです。

言い換えると、「有能な怠け者」はマネジメント能力が高いチームのリーダーのような役割ができる人材なのです。

無駄を省いてらくをしたいということ

大きな仕事を任せられると、細かな作業から外部との折衝まで多方面において様々な仕事が発生します。

それらを全て自分が処理していては、時間が足らなくなってしまいます。

また、それぞれの仕事に対して得意な人間も多いのです。

そんな時には、自分で実行するよりも得意な人に任せる方が手際良く処理することができるのです。

自分にとって苦手な分野では、効率が悪いしミスも多くなります。

これは仕事の効率も悪化させることになり、自分も余計なことで苦しむことにもつながります。

であれば、最初からそんな苦手なことは得意な人に任せてしまえば、無駄を省いて楽をしながら仕事をスムーズに進めることができるのです。