「無駄を省いて楽をしたい」ということを書いていると、ふと余計なことを考えてしまいました。
こうして楽に生きている人がいましたよね。
業界の言葉で「ヒモ男」です。
女性に貢がせて楽をして暮らしている男性です。
それぞれの能力を持つ女性を見つけて、自分の代わりに働かせて貢がせるのです。
女性の性格を見抜く能力があって、仕事をさせて貢がせてお金を稼ぐことが出来ているのです。
ある意味では「有能な怠け者」なのでしょうか。
女性たちの上に立つ能力を兼ね備えているのです。
脱線してしまいましたが、「無能な怠け者」では到底務まらない仕事でもあるようです。
物事を効率よくこなすことができるということ
日本のことわざに「餅は餅屋(もちはもちや)」というのがあります。
餅は家庭でも餅つきをして作ることはできるのですが、専門のお餅屋さんで作った餅はひと味違うという意味です。
つまり、なんでも専門家がしたものは素晴らしいということで、特殊な仕事や難しい仕事は、それぞれの専門家に任せる方が時間は短いし上手くできるということです。
「有能な怠け者」は、この道理をよく知っていて、苦手なことは初めから得意な人に任せるのです。
仕事を誰かに割り振る時には、あの人ならしっかりとやってくれそうだということを見抜く力と自信がなければできません。
適当に手が空いているなら応援してあげて、などと安易に分担しないのです。
でなければ、効率よく仕事を進めることなんてできないのです。
それよりも、あの人に任せたから非常にスムーズに完了したというように、適材適所に仕事を割り振ることによって、予想以上にスピードが上がってしかもトラブルも少ないことにもなるのです。
「有能な怠け者」は、自分に自信があって仕事の優先順位をしっかりと把握し、適材適所に人を割り振ることができる人間なのです。
有能な怠け者の6個の特徴
「有能な怠け者」についていろいろと書いてきましたが、ここではどのような特徴があるのかを整理してまとめてみました。
1.目的が明確である場合が得意
「怠け者」と言われる事から、自分の仕事を誰かに手伝ってもらうとか、誰か他人に任せることができる人です。
しかし、「この仕事をやってくれないか?」とただ頼むだけでは、簡単には動いてくれないはずです。
依頼される方にも、何かのメリットが無いと動いてはくれないはずです。
「これを代わりにやってくれたら、評価が上がるよ」とか「完成したら割り増しのボーナスが出るよ」などと得点があれば考えるはずです。
あるいは、これをすることによってスキルがアップして、転職の時に役に立つなどの能力アップが見込まれるということも魅力な時があります。
チームや組織として有益であるということだけでなく、個人としても役に立つことであるなど、代わりに行うことでどういうことが期待できるかを明確に示すことができるのです。
目的が明確でしかも魅力的なことが、人を動かして任せるための条件でもあるのです。
「有能な怠け者」は、そのポイントをしっかりと押さえているのです。
すべてにおいてわかりやすいことを好む
「有能な怠け者」と言われる人は、必ず良い部下に恵まれている場合が多いのです。
それでは、優れた良い部下をどうやって見つけているのかと言うと、単に「有能な怠け者」に人を見る目が肥えているというだけではありません。
もちろん、そのことも大事なことですが、もっと大事なポイントがあるのです。
それは、すべてにおいてわかりやすいことなのです。
ここでいう「わかりやすい」とは、誰もが答えがすぐに分かるような質問をすることではありません。
あの人は多分こう考えているだろうなと忖度ができる事です。
もう少し具体的に言うと、「有能な怠け者」は自分の行動や生きざまについては一貫した信念を掲げていることなのです。
「私はこういう人間なんだ」という頑固なまでの旗を掲げているのです。
団体で観光地を巡る一団の先頭で、バスガイドさんが旗を掲げて歩いている姿を想像してください。