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有能な怠け者の6個の特徴(続き4)

「あそこに、わたしたちのガイドが歩いている。

その後をついて行こう」と目標がハッキリしているのです。

「有能な怠け者」は、全ての人に優しく接して、それぞれの悩みや問題を聞いてあげて解決してあげるということはしないのです。

全ての人に配慮するなんてできないのが普通です。

それをこまめに対応していたら、全体として機能しなくなるのです。

自分の考え方と異なっていれば、バッサリと切り捨てます。

話し合いをして理解してもらうような面倒なことはしないのです。

嫌われたらそれでいいと考えているのです。

それよりも、自分はこのように考えていてこうすると、明確なビジョンと目標を掲げるのです。

部下や他の人物との衝突は日常茶飯事なのです。

それでも信念は揺らぎません。

しかし、そんな生きざまを見て感動する有能な部下も現れるのです。

有能な部下のひと言で考えを変えるようなリーダーにはあきあきしているのです。

そんな時にも、「おまえの意見はよく理解したが、今時点では私の考え方で進めたい」と自分の方針を前に打ち出すのです。

このように、強烈な自信に裏打ちされた信念が見えるため、「あの人は考えていることが分かりやすい人だ」とそういう面で信頼されるのです。

何かの問題が起こった時に「あの人ならどうするだろうか?」と部下に質問すると、「あの人なら絶対にこうする」と明確に答えるのです。

このように、すべてにおいてわかりやすいということが「有能な怠け者」の特徴でもあるのです。

2.メリットがわかっている時に実力を発揮

生きていく過程で、損得勘定が強く働くことがあります。

今この時点で、この人について行った方が良いのだろうか?とか、恋愛の場面でもこの女性で、あるいはこの男性で良いのだろうかと思案することも多いと思います。

プレイボーイと呼ばれる男性は、単に素敵な女性だということ以外に、自分にとってメリットがあるかどうかも誘う時の判断の一つなのです。

ハンサムな男性が、だれかれと無く女性に声をかけて近寄ることを目的とはしていないのです。

その女性でなければならないという理由を持っていて、そのメリットが大きければ実力を発揮してものにするのです。

たとえどんなことでも、損得勘定は働くものです。

しかし、単に今現在ではメリットがあるという事だけで行動しても、すぐ先の将来にははたしてメリットが残っているかはわかりません。

股、そのメリットと思われることが実はそうではないことも経験しているはずです。

例えば、スーパーでいつもの値段の30%引きの値段がついていた野菜が販売されていた時に、これは儲かったと思って購入すると、家に帰って料理をしようと包丁で半分に切ったら、芯の部分が腐りかけていて半分を捨てざるを得なかったという事です。

結局は高い買い物をしてしまったことになるようなものです。

「有能な怠け者」は、そういう経験則や知識を活用しながら、これからもメリットがあると判断するとすぐに行動に移ることができます。

つまり、自分に任された仕事の有効性と、誰にその一部を任せるかというメリットが分かっている時に実力が発揮できる特徴を持っているのです。

損得勘定が強い

損得勘定とは、「自分にとって損か得かを打算的に判断することで、利害の有無を視野に入れて物事を考えることなのです。

人間というものは、損得を考えずに生きていくことなど、ごく一部の人以外にはあり得ないとは思うのですが、わたしなどはすぐに損得を考えてしまうので、本当に小さな人間だと思ってしまいますが。

しかし、損得勘定について考えている学者から言わすと、多くの人は損得勘定で動いているはずなのに、結局は損をしてしまっているようです。

「有能な怠け者」は損得勘定が強いと言われています。

ではなぜ損をしないのかを考えてみましょう。

わたしを含めて損得勘定が強い人の行動は、お金や物などの目に見えるものごとに反応してしまうのです。

だから、スーパーは様々なお得キャンペーンを展開して、そんな欲張りな人を引き寄せているのです。

しかし、「有能な怠け者」と言われる人は、お金や物だけでなく人間も損得勘定で選別できるのです。

学生時代からの古い友人であっても、どれだけ一緒に遊んでいた仲の良い親友であっても、仕事に関してはマイナスになる人は切ることができるのです。