周りの人にもいつもニコニコと笑顔を見せて安心させるのです。
太鼓持ちと言われている人達を一度観察してみてください。
絶えずターゲットの近くに待機していて、持ち上げる機会をうかがっているのです。
そのためにも、人に嫌われてはいけないのです。
恥ずかしがらない
恥ずかしがっては何もできません。
まして太鼓持ちに徹するには、誰に何と言われようが、おじけづいたり恥ずかしがってはいけません。
宴会やパーティーなどで目立つために、一発芸を披露することもあります。
「こんな場所で、一発芸を披露するなんて、超恥ずかしいわ」などと考えるようでは資格はありません。
ただの一兵卒で終わってしまうだけです。
これを足がかりに存在を認めてもらって、顔を合わせたら「あの時のお前か」と声をかけてもらえたら成功です。
その時に間髪を入れずにその人を褒めちぎるのです。
恥ずかしがらずに持ち上げるのです。
そうすると相手も、気分が良くなってますます気に入って貰えるのです。
大勢の前でも緊張しない
大勢の前でも緊張しないということは、将来にリーダーや役職に就いた時の必須条件です。
みんなを集めて、みんなに訓示したリ指示したりする機会は多くなるのですから、当然のことです。
緊張すると何も言えない、という人は太鼓持ちの資格はありません。
指をくわえて見ているだけの存在になります。
個人的に耳打ちするような太鼓持ちはいません。
みんなの前でも堂々と相手を褒めちぎることもあるからです。
太鼓持ちと呼ばれる人は、緊張する以前に行動に移しているのです。
他人を出し抜いて進むのみです。
声が大きい
自分に自信がない人や不安に思っている時には、声が小さくなります。
嘘をついている子供に問いただした時に、子供は非常に小さな声で弁解するものです。
後ろめたい気持ちがあると、大きな声では話せないものです。
相手を褒める時に声が小さいと、本音で言っていないと感ずかれたり疑われてしまうのです。
相手を喜ばしたリ優越感を持ってもらうには、ハッキリと大きな声で褒めるのです。
「いやー本当に・・・」やら「すごいですね!〇〇さんは」などと前置きしながら褒めちぎるのです。
周りの人にも、自分の偉業が披露されるので、みんなも気づいてくれたと感じてますます気に入ってくれるのです。
声が大きいのも、太鼓持ちの条件です。
人と人を仲介する時などにも大きな声でお互いを紹介して、優れたところを披露してあげるのも喜ばれます。
大きな声は信頼される条件でもあるのです。
ポジティブな思考回路
人を喜ばせるには、将来に向かって何かワクワクすることを期待させることが大切です。
「こいつの話を聞いていても、ピンとこない」と思われると、単なるおもしろい奴だという程度の印象しか持ってくれません。
おもしろいことを言って気を引いておいて、相手を持ち上げてからワクワクするようなことを披露するのです。
例えば、ゴルフの時に、ドライバーで遠くに飛ばすことができる上司には、「そんなに速いスイングができるなんて、すごいです!」と褒めてあげてから、「このスイングなら、すぐにシングルプレーヤーの仲間入りができますね」などと期待させるのです。
ポジティブな思考回路で褒めてあげることは、まんざらでもなく嬉しいものです。