どの世界にも上役や先輩のご機嫌を取るのが得意な人がいるものです。

気難しい部長や社長がいると、そんなご機嫌取りが側にいるだけでその場が和むので、その点ではたいへん助かるのです。

このように、上司にすり寄ってご機嫌を取るのが上手い人を「太鼓持ち」と呼びます。

どの企業でも、太鼓持ち社員は必ずいるはずです。

もともとは、宴席などに呼ばれてお客さんのご機嫌を取って、その宴席を成功させる役目を持つことを職業とする「太鼓打ち」という男性がいました。

太鼓の演奏でその場を盛り上げて、お金持ちの人の調子に合わせてご機嫌を取ることが得意だったそうです。

その後に、太鼓を持たなくてもお金持ちに調子を合わせて、おだてたり褒めたりするのが得意な人のことを「太鼓持ち」と呼ぶようになったそうです。

また、太閤のご機嫌を取ることを「太閤を持ち上げる」と言ったことから、「太閤持ち」となって今の「太鼓持ち」になったとする説など、諸説あります。

ともかく、上司や上役のご機嫌を取ることが上手い人のことを指すようです。

そういえば、私の周りにそういう人がいると思いつくはずです。

ある時、会社のゴルフコンペがあって、太鼓持ちと言われている人はやはり社長と同じ組に入ったのです。

パットの練習場では社長が打ったボールを綺麗に拭いてあげたり、スタートの時間が近づくとすぐに社長を案内するのです。

社長がティーショットを打つときには、みんなに静かにしろと指示したり、ティーショットを打った時には強く手をたたいて大声で「ナイスショット!」と叫ぶのです。

それにつられて、他の社員も手をたたいて声を出すのです。

これで社長も気分よくスタートすることができるのです。

満足げな顔でカートに乗る社長の顔を見ていると、雰囲気づくりには太鼓持ちはうってつけだとも思ったのです。

周りの人から見ると、そこまでしなくてもとか、そんなに褒めなくてもと白々しく感じてしまうのですが、太鼓持ちは当然のことをしていると感じているようです。

そんな太鼓持ちは、本当に出世するのでしょうか?そんなところを考えてみました。

出世するなら、あなたもできますか?

太鼓持ちが上手くなりたいあなたへ!

太鼓持ちの行動とは、どのようなものかを知ると、太鼓持ちに近づけるかも知れません。

太鼓持ちの特徴は、ともかく上司や上役などを褒めることが上手いのです。

誰でも、褒められると嬉しいものです。

その時の褒め方にポイントがあるようです。

いつでも大げさに褒めてしまうと、かえって白々しく感じてしまい逆効果になります。

「おまえは、俺を馬鹿にしているのか!」と怒りをかってしまうのです。

そんな事が無いように、TPOに合わせて褒め方を考えているようです。

これができる太鼓持ちは出世ができるのです。

まずは、先輩や上司に向かって言う褒め言葉に着目します。

一番便利な言葉なのが「さすが」や「すごいですね」です。

先ほどの「ナイスショット!」などと叫ばなくても、相手に向かって「さすがです!」ですむのです。

具体的に言わなくても、相手がした行為に対して褒め称える便利な言葉なのです。

その後に、自尊心をくすぐる様に「さすが〇〇さんですね!他の人は真似ができないです」と持ち上げます。

相手の行為に驚いて尊敬したように「すごいですね!」も便利に使える言葉です。

このような言葉一つでも、太鼓持ちの気分になれるのです。

太鼓持ちとは?

宴席に呼ばれて、太鼓をたたいて調子を取って、踊りやお囃子で宴を盛り上げてお客様のご機嫌を取る人のことを「太鼓持ち」と呼びました。

れっきとした職業で、当時大尽(だいじん)と呼ばれた大金持ちを、おだてたり褒めたりと持ち上げて満足させたのです。

その後、太鼓も持たずに宴席でお客さんを持ち上げる人のことを「太鼓持ち」と言うようになったのです。

また、豊臣秀吉(太閤)の話し相手として側に仕えた「御伽衆(おとぎしゅう)」が、太閤の機嫌が悪い時に機嫌を取るためにおだてたり褒めたりしたことから、「太閤を持ち上げる」の意味で「太閤持ち」と言い換えられて、その後「太鼓持ち」となったとする説もあるようです。

当時の「太鼓持ち」の職業は、正式には「幇間(ほうかん)」と呼ばれており、太鼓持ちの当て字に「幇間」が使われることもあります。

まあ現代風に言うと、要するに上役を褒めちぎってゴマをするという意味のようです。

ゴマをすって上司に気に入られて、あわよくば出世したいという考えもあるのです。

このように、宴会などでお客さんを楽しませることが好きな人と、上司などの偉い人に上手く取り入って認めてもらおうとする人がいるようです。

宴会などで自分の芸などを見せてその場を盛り上げる人

会社で行われる宴会というと、忘年会と新年会、歓迎会と送別会、懇親会や親睦会などがあります。

個人的には、何かのサークルの親睦会や運動部の祝勝会など様々です。

どの宴会でも、幹事さんが会場の確保や出欠の確認、料理やお酒の段取りなどいろんな役をこなすのです。

そこまで頑張っても、当日に宴会が予定通り淡々と進むだけでは、一向に盛り上がらないし白けてしまうのです。

こんな時に、宴会男と称する太鼓持ちのような存在がいると、いろんな話題や芸を披露したり、カラオケ大会やゲームなどをやって盛り上げてくれます。

お酒も回ってくると、赤い顔になりながら、大きな声で囃し立てるのです。

それに乗った仲間が楽しく歓談するさまは、楽しく感じるものです。

堅ぐるしい披露宴の席で、スピーチに立った来賓のユーモア溢れるひと言で、会場の空気が急に和やかになることがあります。

いろんな宴会でも、その場を盛り上げてくれる人がいたら、楽しい宴会になるのです。

このような人も太鼓持ちと言えます。

社長など偉い人のご機嫌を取ろうとする人


宴会の場を盛り上げる人と同じように、社長などの偉い人に寄り添って何かにつけて褒めちぎったり持ち上げる人もいるのです。

太鼓を持つ対象は、その会社の社長やら偉い人だけなのです。

平の社員には、まったく関心がないのです。

むしろ、社長などの偉い人の間に割って入ってくる人に対して、邪魔者扱いをするようです。

「おまえは俺の邪魔をするな!」と言わんばかりに外に押しのけるのです。

社長や偉いさんのご機嫌を取るのは俺の仕事だと他人を寄せ付けないのです。

ご機嫌を取って印象を良くして、自分の存在をアピールするのです。

大事な仕事を任してほしい、幹部候補にしてほしいと訴えているのです。

いわゆる「太鼓持ち社員」なのです。

では、太鼓持ち社員は出世するのかという疑問があります。

仲間から冷ややかな目で見られるようなご機嫌取りが、果たして出世できるのでしょうか?この疑問に答えると、太鼓持ちの行動は必要なのです。

目上の人から信頼されて引き立てられるためには、堂々と太鼓持ちをすることが重要なのです。

上司をしっかりと立てて、機嫌よくなるように振る舞うことが必要なのです。

たとえ、自分の方が能力は優れていると思われる上司であっても、上司を軽蔑したリバカにしたりする行為はとんでもないのです。

劣っている上司と言えども、しっかりとご機嫌を取って持ち上げなければ、決して出世することはできないのです。

上司や社長との、ある種のコミュニケーションでもあるのです。

上司とコミュニケーションができない社員は、置いて行かれるのです。

このコミュニケーションの中に、しっかりと「報告・連絡・相談」を織り込めば良いのです。

印象に残る「報連相」になるのです。

語源は?

「太鼓持ち」の本質は、お客様や上役のご機嫌を取ることを目的とする職業であったようです。

「太鼓持ち」は、宴席に呼ばれて鳴り物である太鼓をたたき、調子を取ってお客を喜ばせる職業であったと言われていますが、もう一つの説もあります。

それは、豊臣秀吉の時代に、太閤の話し相手を務めた「御伽衆(おとぎしゅう)」の曾呂利新左衛門(そろりしんざえもん)という人物が、非常に機知に富んだ武士であって、太閤の機嫌を取るのが上手かったようです。

そこで、機嫌取りが上手い人を「太閤持ち」呼び、その後「太鼓持ち」となったとの説もあります。

ただし、この御伽衆の曾呂利新左衛門という人物も、実在したかどうかも謎が多く、単なる伝承である可能性も高いのです。

いずれにせよ、宴席でお客様を喜ばせたり、太閤のご機嫌を取ったりと、相手を持ち上げるのが得意な性格であることは間違いないようです。

太鼓持ちの正式名は「幇間(ほうかん)」で、宴席やお座敷などの酒の席において主やお客の機嫌を取り、自らも何らかの芸をして見せて芸者や舞妓を助けて場を盛り上げるれっきとした職業なのです。

歴史的には、男性が務める職業なのです。

昔は男性の仕事だった

「太鼓持ち」は、酒席でお客や主を芸で喜ばせる仕事であるため、みんなを納得させる芸と機知に富んだ人物でなければならないのです。

太鼓持ちとは、接待する側とされる側のお客さん同士や、お客さんと芸者の間の雰囲気をうまく盛り上げていかなければ務まりません。

主やお客様の気持ちを汲み取り、その場を盛り上げていく必要があるのです。

ということは、そのあたりのことを素早く察知して、うまく立ち回らなければいけません。

つまり、賢くなければ務まらないのです。

現代風に言うと、単なるお調子者ではダメなのです。

その場の空気を読むことができて、ウイットでコミュニケーション能力が優れていなければダメなのです。

このように、お座敷で踊りやお囃子で酒席を盛り上げる「男芸者」の事なのです。

「提灯持ち」とは違う

「提灯持ち」とは、夜道などで提灯を持ってみんなの先頭に立ち、足元を照らして案内する人のことです。

これが変化して、人にへつらってその人を褒めて回る人のことを意味します。

では、「提灯持ち」と「太鼓持ち」は、どこが違うのでしょうか?「提灯持ち」とは、人の手先となって尽くすことです。

相手のご機嫌を取るという行為は基本しなくてよく、単に安全に相手を先導するのが目的です。

「太鼓持ち」は、宴席で芸を披露したりしてお客や主の機嫌を取ることが目的です。

いわゆる「男芸者」なのです。

もともとは太鼓を持って出かけたので、提灯を持つか太鼓を持つかという持ち物に違いはありますが、相手に気に入られるようにへつらう事であり、その点では同じような意味があるのです。

太鼓持ちが上手い人の16個の特徴

太鼓持ちの目的は、相手を褒めちぎって喜ばすことです。

相手を怒らせたり気分を害するような行為はダメなのです。

この基本を忠実に守れば、太鼓持ちに近づきます。

太鼓持ちが上手い人の特徴についてまとめました。

楽しいことが好き

相手を喜ばすためには、自分も楽しいと感じることが大切です。

自分がおもしろくないと思っていると顔や態度に現れてくるので、相手もそれを敏感に感じ取ってしまい雰囲気が暗くなってしまいます。

心から楽しむためには、楽しいことが好きなのです。

人を喜ばせるのが好き

一般的に人が喜ぶ時というのは、困ったことを解決してくれたり、ワクワクさせてもらったり、願望を叶えてくれたりする時です。

何かに悩んでいる時に助言をしたり、顔やスタイルが良いと持ち上げて見たり、願望が叶うようにアドバイスをしてあげれば良いのです。

相手が喜んでいる姿を見るのが好きであることも重要です。

目立つのが好き

目立たないと太鼓持ちの存在意義がないのです。

あいつがいるから、今度は何をしてくれるのかと期待されるようになります。

そのためには、相手から目立つ存在でないといけません。

自分に自信がある

太閤の話し相手の曾呂利新左衛門という太鼓持ち(幇間)は、機転が利いてウイットに富んだ賢い武士であったと言われています。

単におもしろい芸をするだけでは太鼓持ちの仕事はこなせないのです。

つまりは、自分の言葉を信用してもらい、人間関係をスムーズに運べるような自信がなければならないのです。

いつもニコニコしている

その場の空気を和やかにしておく必要があります。

そのためには、何があってもいつもニコニコしているのです。

怖い顔をしていたり、いつも眉間にしわをよせていたりすると、近寄り難くなって警戒されてしまうからです。

それに、雰囲気が暗くなってしまうので、そんな中で上司を持ち上げても違和感があるから効果が良くありません。

笑顔で褒めることが大切で、その時だけに笑顔を作ってもいけません。

わざとらしく見えるからです。

いつもニコニコして楽しい雰囲気を作っておくのです。

「さすが!◯◯さん!」とよく言う

「さすが!」という言葉は、相手の能力をたたえて褒める時の代表的な言葉です。

具体的なことをあげなくても、単に「さすがですね!」などと言えば、言われた本人は自分がやったことを褒めてくれた、能力を認めてくれたと感じて嬉しくなるものです。

簡単な言葉ですが、自分にプライドがある人程、その言葉は言えないものです。

へりくだって「さすが」と言うことも必要です。

太鼓持ちの得意な言葉でもあるのです。

かくし芸や一発芸マニア


知識や才能が乏しい人は、自分を意識してもらうためには、まずは目につくことを披露することです。

宴会の時に、かくし芸や一発芸を披露すれば印象に残ります。

見た人は、目立つために敢えて練習して披露しているのだと思うのです。

内容はともかく、努力家であるということは認めてもらえるのです。

いつも元気でハキハキしている

仕事をしっかりと最後までやり遂げるには、強い体力と精神力が必要です。

少々の事ではくじけない、忍耐強さも必要です。

そのためには、いつも元気でハキハキしているような性格が好かれるのです。

良くても悪くても、自分の意見を言える裏表のない性格が好まれるのです。

何か失敗しても許されてしまうキャラ

誤解のないように書きますが、何か失敗してもそのままで許される人間なんていません。

失敗しても必ず修正するとか必ず成功させる人であるから許されるのです。

許されるキャラとは、その場はそれで許されるけれども、しっかりとフォローして挽回できる能力を持っているのです。

黙っていても、しっかりと失敗を補えるキャラだとも言えます。

人に嫌われない

太鼓持ちは、コミュニケーションがスムーズに行かなければ逆効果になってしまいます。

まずは、人を選り好みしないことと人に嫌われないことです。

ご機嫌を取ろうとしている人にも、仲間がついているものです。

社長なら秘書や側近がいるはずです。

上司にも優秀な部下がついているはずです。

それらの人達に嫌われて煙たがられては側にも近づけなくなってしまうからです。

そんな人達には空気のようにさりげなく溶け込んで、ここという時に持ち上げるのです。

人に嫌われてしまってのけ者にされてはダメなのです。

周りの人にもいつもニコニコと笑顔を見せて安心させるのです。

太鼓持ちと言われている人達を一度観察してみてください。

絶えずターゲットの近くに待機していて、持ち上げる機会をうかがっているのです。

そのためにも、人に嫌われてはいけないのです。

恥ずかしがらない

恥ずかしがっては何もできません。

まして太鼓持ちに徹するには、誰に何と言われようが、おじけづいたり恥ずかしがってはいけません。

宴会やパーティーなどで目立つために、一発芸を披露することもあります。

「こんな場所で、一発芸を披露するなんて、超恥ずかしいわ」などと考えるようでは資格はありません。

ただの一兵卒で終わってしまうだけです。

これを足がかりに存在を認めてもらって、顔を合わせたら「あの時のお前か」と声をかけてもらえたら成功です。

その時に間髪を入れずにその人を褒めちぎるのです。

恥ずかしがらずに持ち上げるのです。

そうすると相手も、気分が良くなってますます気に入って貰えるのです。

大勢の前でも緊張しない

大勢の前でも緊張しないということは、将来にリーダーや役職に就いた時の必須条件です。

みんなを集めて、みんなに訓示したリ指示したりする機会は多くなるのですから、当然のことです。

緊張すると何も言えない、という人は太鼓持ちの資格はありません。

指をくわえて見ているだけの存在になります。

個人的に耳打ちするような太鼓持ちはいません。

みんなの前でも堂々と相手を褒めちぎることもあるからです。

太鼓持ちと呼ばれる人は、緊張する以前に行動に移しているのです。

他人を出し抜いて進むのみです。

声が大きい

自分に自信がない人や不安に思っている時には、声が小さくなります。

嘘をついている子供に問いただした時に、子供は非常に小さな声で弁解するものです。

後ろめたい気持ちがあると、大きな声では話せないものです。

相手を褒める時に声が小さいと、本音で言っていないと感ずかれたり疑われてしまうのです。

相手を喜ばしたリ優越感を持ってもらうには、ハッキリと大きな声で褒めるのです。

「いやー本当に・・・」やら「すごいですね!〇〇さんは」などと前置きしながら褒めちぎるのです。

周りの人にも、自分の偉業が披露されるので、みんなも気づいてくれたと感じてますます気に入ってくれるのです。

声が大きいのも、太鼓持ちの条件です。

人と人を仲介する時などにも大きな声でお互いを紹介して、優れたところを披露してあげるのも喜ばれます。

大きな声は信頼される条件でもあるのです。

ポジティブな思考回路

人を喜ばせるには、将来に向かって何かワクワクすることを期待させることが大切です。

「こいつの話を聞いていても、ピンとこない」と思われると、単なるおもしろい奴だという程度の印象しか持ってくれません。

おもしろいことを言って気を引いておいて、相手を持ち上げてからワクワクするようなことを披露するのです。

例えば、ゴルフの時に、ドライバーで遠くに飛ばすことができる上司には、「そんなに速いスイングができるなんて、すごいです!」と褒めてあげてから、「このスイングなら、すぐにシングルプレーヤーの仲間入りができますね」などと期待させるのです。

ポジティブな思考回路で褒めてあげることは、まんざらでもなく嬉しいものです。

何ごともポジティブに考えて、ワクワクさせることも太鼓持ちの条件です。

挨拶も話し方もハキハキしている

会社での太鼓持ちの夢は、近い将来に何かの役職に推薦してもらって、出世コースに乗りたいことです。

上役の人には、あいつは太鼓持ちだが以外にまともな人間だなと認めてもらうことが必要です。

そのためには、常識があって挨拶も話し方もハキハキとしていることも大事なのです。

体育会系出身が多い

会社では、エリートと呼ばれる人が出世コースを走っています。

一流の大学を優秀な成績で卒業して入社した人達です。

普段から上役に媚びなくても、キッチリと仕事ができるので信頼も厚いようです。

しかし、頭脳はそれほどでもありませんが、体力的に恵まれているのは体育会系の出身者達です。

エリート族が空調が効いたオフィスで働く中、体育会系の人は工場などの現場で働くことも多いようです。

そうすると、工場にはあまり行く機会がない社長や幹部の人と出会う機会が少ないので、何かの機会で一緒になる時には太鼓持ちをするのです。

本社と現場の合同の宴会やパーティーなどでは、社長の太鼓持ちをするのは体育会系出身の人に多いようです。

声も大きく元気が良いので、よく目立つのです。

太鼓持ちが上手い人が大企業で出世する理由

太鼓持ちと言えども、誰でもが出世できるということではありません。

大企業で出世できる人は太鼓持ちが上手い人の中の一握りの人だけで、その人はその人なりに才能があって人知れず努力もしているのです。

人前で褒めちぎることが上手いだけではないようです。

そのあたりをもう少し考えてみました。

度胸があるのでプレゼンが上手い

太鼓持ちは恥ずかしがっていてはできません。

みんなの前でも堂々と振る舞うこと、相手を持ち上げることができなければダメなのです。

その場の空気も素早く読んで、機敏に対応する知識と能力も必要です。

以前にも書きましたが、ある意味賢くなくては務まらないのです。

なので、仕事でのプレゼンも得意です。

豊富な知識と度胸があるので、プレゼンは上手いのです。

持ち前の堂々とした態度と大きな声は、聞く方に安心感を与えるのです。

ちょっとした印刷ミスやトラブルがあっても、機転を利かせて切り抜けるのも得意なのです。

太鼓持ちは、プレゼンにも強いのです。

好かれる雰囲気があり一緒に仕事をしたいと思われる

太鼓持ちと認められている人を観察すると、みんなから一目置かれているような人も多いのです。

つまり、普段の仕事ぶりから上司にも信頼されていて、彼なら太鼓持ちであってもおかしくないと認められている場合も多いのです。

いずれ、その人は頭角を現すであろうと期待されている人間なのです。

周りの人のことにも気配りができ、みんなで頑張っていこう、一緒に前進して行こうという気持ちも旺盛なようです。

そんな雰囲気を感じているので、あの人と一緒に仕事をしても良い、仕事をしたいと思われているようです。

このように、普段から人気者で目立っていて好かれてもいるのです。

周囲の人や会社のために一生懸命頑張る人だと評価される

太鼓持ちの人は、基本的に会社の発展を期待している前向きな人なのです。

普段ももちろん与えられた仕事をしっかりとこなせる能力を持つ実力者でもあるのです。

彼が所属している職場でも、みんなを先導するリーダーとしての役割も担っているはずなのです。

彼がいると職場がまとまると、信頼されてもいるはずです。

困難な問題にぶつかってしまっても、一生懸命に頑張って活路を見つけ出し、問題解決に一役買うことができる人物なのです。

何もできない人が、上役に一生懸命太鼓持ちをしても、「何もできないくせに、何だあいつは!」と軽蔑されてしまいますが、普段から一生懸命に頑張っている人だと評価されている人であれば、まわりの人達もある意味納得できるのです。

このように、太鼓持ちだと認められている人というのは、周囲の人や会社のために一生懸命頑張っていると評価されているのです。

気が利くということは仕事の緻密さにも通じる

太鼓持ちは、その場の空気を即座に掴むことが得意です。

今現在は、みんなは何を思っているのか、それに対して社長や上役は何を期待しているのかも機敏に感じ取れるのです。

だから、次には何を言えば、あるいは提案すれば良いのかを見つけることができるのです。

社長の何かを褒めるにしても、あるいはご機嫌を伺うにしても、どのようにすればベストなのかを細かく分析して対応できるのです。

社長の性格も当然掴んでいるけれども、今の時点では何に不満があるのか、何を待っているのかを感じ取るのです。

気が利かなくては対応できないのです。

このことは、仕事の面でも活かされます。

いろんなケースを想定して、緻密に対応することができるのです。

今の作業が上手く行った時、失敗した時の次の一手も既に考えているのです。

仲間や上司の性格もしっかりと把握していて、コミュニケーションも優れているのです。

会社の雰囲気を良くし、コミュニケーションを円滑にするから

太鼓持ちがいることで、職場にも活気が生まれます。

普段からテンションも高くて失敗にもめげないし、何よりもポジティブな思考なのでうまくやり抜けれると期待を持つことができるのです。

会社の雰囲気を明るく良くして、コミュニケーションも円滑になるのです。

一緒に頑張ろうと奮い立たせてくれる存在なのです。

ユーモアがあってウイットに富んでいれば、明るい職場になることは間違いないのです。

しかも、声も大きくハッキリとしており、会話の時にも身振り手振りで話すので、会話も弾んでしまいます。

彼といると、何か大きな仕事が舞い込んできそうとも思わせてくれるのです。

何かワクワクさせてくれる存在なのです。

仲間にも顧客にもポジティブなエネルギーを振りまくから

仕事上の困った事や悩みごとなども、太鼓持ちの人に相談することで気持ちが落ち着きます。

彼なら何とか対応してくれそうに思えるからなのです。

こちらも、いつのまにかポジティブ思考に引きずり込まれてしまうのです。

一人だけで考えていると、どうしてもネガティブな考えになってしまって、うまい解決策など浮かんできません。

マイナスな結果のことばかり考えてしまったのです。

そんな時には、太鼓持ちと呼ばれる人に出会うと、いままで思いつかなかった解決策を見出してくれるのです。

自分では気づかなかったような手法や、それが得意な人との人脈も多いので紹介してもらえるのです。

直面している問題や悩みだけでなく、それをこのように対応していくと、こんな素晴らしいことも期待できて、もっと楽しく仕事ができるなどと夢を語ってくれることもあります。

今まで気が付かなかった自分の才能まで見つけてくれることもあるのです。

仲間にも顧客にもポジティブなエネルギーを振りまいてくれるので、誰からも好かれる存在になって行くのです。

太鼓持ちが上手な人を真似してみよう

太鼓持ちが上手な人というのは、あんなに媚びて恥ずかしくないのかと思う反面、見ていても気持ちがいいものです。

自分も太鼓持ちになってみたいと思っているはずです。

でもそう簡単には真似できないと決めつけてもいるのです。

しかし、太鼓持ちを簡単に真似ることもできます。

「あそこまでして、白々しい」と思われてもいいので、一度チャレンジしてみてください。

それは、太鼓持ちが使う言葉のフレーズです。

詳しく長々と褒めなくても、簡単な言葉を使うだけで真似ができるのです。

・「さすが」
上司や先輩が行った行為に対して「さすがです!」「課長、さすがです!」と褒めればいいのです。

クドクド言わなくても、この一言で喜ぶはずです。

もう少し強めに言う言葉は「すごいですね」があります。

他の人に比べてずば抜けて優れているという褒め言葉です。

「すごいですね、今まで見たことがありません」などと比較言葉を並べると、よりインパクトが強くなるのです。

言われた方は、そうかよく見ているな、と感心して満足するのです。

・「おっしゃる通りです」
上司の言動に関して、それを支持して同意する言葉です。

自分は間違っていないんだと思わせるのです。

「私も同じ考えです」「そうですよね」なども使えます。

まずは相手の考えを肯定して満足させるのです。

・「そうなんですか」
自分には想像できない、考えられないなどと、驚きを添えて相手を褒める言葉です。

驚きの表情を作ればより効果も上がるので、相手の自尊心をくすぐって喜ぶはずです。

このように、まずは太鼓持ちがよく使うフレーズを真似てみることから始めてはいかがでしょうか?