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太鼓持ちが上手い人の16個の特徴とそういう人が大企業で出世する理由


どの世界にも上役や先輩のご機嫌を取るのが得意な人がいるものです。

気難しい部長や社長がいると、そんなご機嫌取りが側にいるだけでその場が和むので、その点ではたいへん助かるのです。

このように、上司にすり寄ってご機嫌を取るのが上手い人を「太鼓持ち」と呼びます。

どの企業でも、太鼓持ち社員は必ずいるはずです。

もともとは、宴席などに呼ばれてお客さんのご機嫌を取って、その宴席を成功させる役目を持つことを職業とする「太鼓打ち」という男性がいました。

太鼓の演奏でその場を盛り上げて、お金持ちの人の調子に合わせてご機嫌を取ることが得意だったそうです。

その後に、太鼓を持たなくてもお金持ちに調子を合わせて、おだてたり褒めたりするのが得意な人のことを「太鼓持ち」と呼ぶようになったそうです。

また、太閤のご機嫌を取ることを「太閤を持ち上げる」と言ったことから、「太閤持ち」となって今の「太鼓持ち」になったとする説など、諸説あります。

ともかく、上司や上役のご機嫌を取ることが上手い人のことを指すようです。

そういえば、私の周りにそういう人がいると思いつくはずです。

ある時、会社のゴルフコンペがあって、太鼓持ちと言われている人はやはり社長と同じ組に入ったのです。

パットの練習場では社長が打ったボールを綺麗に拭いてあげたり、スタートの時間が近づくとすぐに社長を案内するのです。

社長がティーショットを打つときには、みんなに静かにしろと指示したり、ティーショットを打った時には強く手をたたいて大声で「ナイスショット!」と叫ぶのです。

それにつられて、他の社員も手をたたいて声を出すのです。

これで社長も気分よくスタートすることができるのです。

満足げな顔でカートに乗る社長の顔を見ていると、雰囲気づくりには太鼓持ちはうってつけだとも思ったのです。

周りの人から見ると、そこまでしなくてもとか、そんなに褒めなくてもと白々しく感じてしまうのですが、太鼓持ちは当然のことをしていると感じているようです。

そんな太鼓持ちは、本当に出世するのでしょうか?そんなところを考えてみました。

出世するなら、あなたもできますか?

この記事の目次

太鼓持ちが上手くなりたいあなたへ!

太鼓持ちの行動とは、どのようなものかを知ると、太鼓持ちに近づけるかも知れません。

太鼓持ちの特徴は、ともかく上司や上役などを褒めることが上手いのです。

誰でも、褒められると嬉しいものです。

その時の褒め方にポイントがあるようです。

いつでも大げさに褒めてしまうと、かえって白々しく感じてしまい逆効果になります。

「おまえは、俺を馬鹿にしているのか!」と怒りをかってしまうのです。

そんな事が無いように、TPOに合わせて褒め方を考えているようです。

これができる太鼓持ちは出世ができるのです。

まずは、先輩や上司に向かって言う褒め言葉に着目します。

一番便利な言葉なのが「さすが」や「すごいですね」です。

先ほどの「ナイスショット!」などと叫ばなくても、相手に向かって「さすがです!」ですむのです。

具体的に言わなくても、相手がした行為に対して褒め称える便利な言葉なのです。

その後に、自尊心をくすぐる様に「さすが〇〇さんですね!他の人は真似ができないです」と持ち上げます。

相手の行為に驚いて尊敬したように「すごいですね!」も便利に使える言葉です。

このような言葉一つでも、太鼓持ちの気分になれるのです。

太鼓持ちとは?

宴席に呼ばれて、太鼓をたたいて調子を取って、踊りやお囃子で宴を盛り上げてお客様のご機嫌を取る人のことを「太鼓持ち」と呼びました。

れっきとした職業で、当時大尽(だいじん)と呼ばれた大金持ちを、おだてたり褒めたりと持ち上げて満足させたのです。

その後、太鼓も持たずに宴席でお客さんを持ち上げる人のことを「太鼓持ち」と言うようになったのです。