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虚勢を張る人の7個の心理と対応法(続き2)

しかしほとんどの人間はそうしません。

美味しいものを求めます。

それを口に入れる事によって「食欲」というものを満たしています。

このように人間は、その時に応じた「欲」を解消しようとして行動を起こすわけです。

その際、失敗や悪いことを想定したりして事に当たっている訳ではありません。

自分の欲望を満たし達成させるために脇目もふらず猛進しているはずです。

つまり、自分の行いに「自信」を持っているという事になります。

自信をもって行う行動には脚色がありません。

そのままの普段の自分というものをさらけ出しているはずです。

虚勢をはったりして自分を必要以上に大きく見せることなどしないのです。

話が長くなってしまいましたが、虚勢を張る人は、何かを行うに当たっての「自信」が不足してしまっているのです。

でも、自分の事は人前では大きく見せていたい。

いわゆる「名誉欲」というやつがあなたの心を支配しているわけです。

よって、人前で自分の弱いところを見せないようにする行動に出てしまうのです。

人間にとって「欲望」は生産活動を起こす上で必要なものではあるのですが、それがあなた自身の真の評価にずれを生んでしまうものならば、却ってあなたの足を引っ張ることになってしまうのです。

その事にいつ気づくか、なのですが…。

2:でも相手より上の立場でいたい

虚勢を張る人の心理的特徴の2つ目は「でも相手よりも上の立場でいたい」です。

一般的な虚栄を張る人間のタイプで見たら、この特徴を持つ人間が最も多いのではないでしょうか?

結局、虚勢を張る、という行為は自己アピールの凝り固まったもの、あるいは強すぎる自尊心、と解釈したらすんなり理解できるかも分かりませんね。

何故、周囲にいる人間よりも自分は上の立ち場で見られたいのか?これこそ人間の複雑な深層心理を解き明かしていくための一つのテーマとなるでしょう。

それは全ての人間が、他人よりも上の立場でいたい、と思っていないからこそ成り立つ一種の人間研究となるでしょう。

まあ、他人よりも上の立場でいたい、見られたいと思っている人間は少なくとも活発で能動的でエネルギッシュに満ち溢れた毎日を過ごしているのではないか、と思います。

そうであるからこそ、虚勢を張るのも一つの自己表現手段として説得力が出てくるからです。

しかし、何もせず目立った活動もやらないのに、人前に出たらどういうわけか「俺は偉いんだ」というオーラをプンプン出して虚勢を張る人もいます。

こういうタイプになってしまうと、周囲の人間がどれほど面倒くさくなるか、恐らく本人は分かっていないのでしょうね。

3:コンプレックスを隠したい

虚勢を張る人の心理的特徴の3つ目は「コンプレックスを隠したい」です。

この特徴も、虚勢を張る人の特徴を端的に捉えたものですね。

人は何故、無理をしてまで虚勢を張るのか?それは、自分の弱点やウイークポイントを人前にさらけ出す自信も勇気も持ち合わせていないからです。

つまり、豪放磊落な性格ならば、自身の弱点の1つや2つくらいでいちいち、気にしたりしませんし、それを人に知られないようにしようとして隠し通そう、という気にもならないという事です。

人間、誰でも人知れずコンプレックスというものは持っているもの。

ただ、それを自分の決定的なマイナスとして捉えるのか、プラス材料にしようとして付き合っているのかで、人生の歩み方が大きく変わってくるでしょう。

恐らく、自身のコンプレックスを億尾にも出さずに正々堂々と振る舞っているとしたら、人生において大物になるのは果たしてどちらの人でしょう?

虚勢を張る人が勝つのか?堂々とした人が勝つのか?

もしかしたら、短期的には虚勢を張った人が人生の成功者のように見えるかも分かりませんね。

しかし、人生は長い目で見ないといけませんからねえ。

真の勝者はどっちになるか、答えは案外簡単に決まりそうですねえ。

4:不器用な性格でどうしたらいいかわからない


虚勢を張る人の心理的特徴の4つ目は「不器用な性格でどうしたらいいのかわからない」です。