いわゆる結詞の1つですね。
大まかに言えば敬意で結ぶと思って下さい。
拝啓や敬具など色んな言い方があるのです。
一般的に使用されるのげ敬具となります。
重要なのが拝啓と敬具は1セットであることだけは頭に入れておけば間違いはないでしょう。
拝啓を使用する場合は必ず敬具をセットで付けておかないと、先方から失礼な人間だと思われてしまいますので気をつけて下さい。
滅多に使う事もないので間違う人間も多いのですが、他社に向けて使うため失敗するとかなり痛い目に合いますよ。
あなた自身というよりも会社自体の品格を問われる事になるでしょうね。
ビジネスマナーとして最低限度の事だという認識をお持ちくださいませ。
読み方「けいぐ」
読み方はそのままシンプルに、けいぐと読みます。
こちらも意味は敬は相手をうやまう、具は分かりにくいですが啓と同じ意味で申し上げるという意味になるのです。
本当に意味は拝啓とほぼほぼ変わらないのですが、敬具は文章の最後に持ってきている事が重要だと思って下さい。
拝啓はこれから申し上げると言ったもの、反対に敬具はつつしんで申し上げたという事を表しています。
手紙などの末尾に用いる語
基本的に拝啓、敬具は1セットとして使われます。
敬具は結語と呼ばれる結びの言葉の1つです。
たまに拝啓や敬具のどちらかしか使われていない事もあるのですが、ちゃんと使えていない人もいるんですよ。
結語というのはややこしく勘違いされやすいのですが、文章の一番最後に使われる言葉ではありません。
正確には挨拶文の最後に記載されるものとなります。
どちらかと言うと拝啓の方はまだ理解されてはいますが、敬具の方が結構間違って使用されている方もいますので注意して下さい。
敬具はさようならや失礼いたしますなどの意味合いで使われます。
結語とは敬具の他に拝具や敬白、まだ理解が出来るかしこなどになりますね。
ちなみに一般的なものと丁寧な文章では、頭語も結語も異なりますので調べて書いた方が良いでしょう。
「拝啓」と「敬具」のビジネスでの使い方
「拝啓」と「敬具」のビジネスでの使い方は、滅多に使うものではないので分かりにくいでしょう。
使う相手も距離があり尊重したい相手に使うため、ほとんど使用される事はありません。
私も働いていた時は拝啓など使った事はないです。
百貨店や大手企業などかしこまったような所でないと、使わないでしょう。
私も事務員をやってはいましたが、医療関係のだったので使わなかったです。
何故使用頻度が低いかと言いますと、基本的に手紙でのみ使用されるものだからかもしれません。
ビジネスシーンではメールやFAXに「拝啓」と「敬具」を使用する事はないですね。
1.距離があり尊重したい相手に使う
基本的に距離があり尊重したい相手に対して使うものとなります。
それってどんな人?と思うかも知れませんが、普段ほとんど接点がない他部署の上司や、いつもお世話になっている取引先の企業相手ですね。
少なくとも直属の上司には使うものではありません。
拝啓や敬具を使う時は、定期的な挨拶が目的となります。
主なものだと仕事の報告や、年末年始などいつからいつまで休みなどという報告ですね。
ぶっちゃけて言えば結構スルーされるような内容が多いでしょう。
特別重要視するような内容ではなく、本当に挨拶程度なのでちゃんと見ていない人も多いのではないでしょうか?