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「拝啓」と「敬具」のビジネスでの正...(続き7)

文章は証拠として残りますので、口頭で言う以上に重たいんですよ。

言葉だと口先だけな印象もありますが、文章ですとある種制約として効果はありますよ。

文章とは言え、精神的に苦痛を負わせてしまった相手へのフォローはちゃんとしておいて下さい。

また同じ様な事をしないためにもどんな解決策と対応を考えるかも重要なポイントなります。

正しい意味を知って正しく使おう

ビジネス用語というのはある程度知っていると、役には立ちます。

何も知らないよりも知っている方が絶対に良いですよ。

その場で調べるよりも事前に調べておいた方がまだ理解出来ているので、間違う事も少ないでしょう。

大手企業に就職した場合、文章を作成する事もあります。

特に事務員をされているのであれば、上司の代わりに相手先に対して文章を作成しろと言われる事も少なくないのです。

私はありませんでしたが、パソコンが得意な同僚や事務長に当たる人物がかしこまった文章を作っていました。

その人から教えてはもらっていたのですが、あなた自身も出来るようになりなさいと言われました。

事務員は特に文章代筆や上司に何かしらやらされる雑用係みたいなものなので、よくあるんですよ。

電話とかならともかく、メールや手紙などであれば目下の者が作ることも考えられますからね。

目上の者が使用する文章とは言いましたが、目上の者がメールや手紙を書くとは考えにくいです。

よくある話なのですが、今時の若い方は手紙の御中を書けない人が増えていると聞きました。

御中という言葉をwantyouと書いて出したというとんでもない人もいたようです。

ギャグそのもののようなお話ですが事実だと思って下さいませ。

わからない事は別に調べたら良いだけの話ですが、人によってはロクに調べず行動してしまい上司から大目玉を食らってしまう人も少なくありません。

流石に拝啓や敬具は何とかなるかもしれませんが、拝啓と敬具の位置がテレコになってしまったり、別の言葉を使用したりする人も中にはいるようです。

普段使用しない言葉ほど事前にちゃんと調べてから行動をしておいた方が良いですよ。

会社では仕事のやり方は教えてはもらえるでしょうけど、当たり前の事は教えてもらう事は出来ないと思って下さい。

そのくらい知っていて当然だという頭があるからかも知れませんが、最終的な確認だけしてもらうようにしましょう。

知識を増やす事は悪い事ではありません。

むしろ知っておいて損はないですし、いざという時自分の役に立つでしょう。

正しい意味と使い方を学んでおくと、上司や同僚からも一目置かれる存在になりますよ!
拝啓や敬具以外にも緊急時に使う言葉や、前略を省く様な文章もあります。

使用用途や状況によって同じではないので、ちゃんと調べてから使うようにして下さいね。