「地雷」というのも存在していて、全然単位をくれない恐ろしい教授の授業にさほど興味もないのに登録してしまうと単位を落とします。
情報提供者となる友達がいた方が安心です。
また、体調不良などでやむおえず講義を欠席した場合、そこでレポート課題などを出されていると知らないまま翌週の講義になってしまったりします。
単位認定のための重要なレポートだったりするとわりと血の気が引きます。
友達が同じ講義に出ていれば教えてくれるので助かることがあるでしょう。
また、講義のスピードが速い場合、ノートを取り損ねる部分が出てくるので友達と見せ合って補填し合うなどもできます。
コミュニケーションの幅が広がる
学問を追求する上でも独りよがりにやるよりさまざまな意見を交換して自分の中に取り入れていった方が視野は広がります。
自分ではたどり着けなかった新たな資料と出会えたり、物事を多角的に見ることで研究の成果も向上するはずです。
また、大学は各地方から人が集まっているし、浪人生や社会人学生の人もいるので年齢もさまざまです。
こうした環境でみなが平等に会話を楽しめるというのは大学ならではのメリットなので活かしたほうがいいでしょう。
先輩も高校までのそれとは違ってガチの部活に入りさえしなければ上下関係も曖昧で楽しく会話ができます。
たまに先輩が同級生になることもあって面白いです。
ただその先輩はちゃんと単位をとった方がいいです。
年齢も性別も関係なくコミュニケーションがとれるようになることは社会に出ていく上でも必要な経験です。
せっかくなので色んな人と話しをしましょう。
充実した大学生活が送れる
勉学を極める者同士の「学友」はもちろんのこと、学問に関わらず大学で出会う人たちと友達になることでもっと楽しく充実した生活を送りやすくなります。
何をもって充実とするかは人それぞれですが、友達がいた方ができることの選択肢が増えます。
スポーツなどはわかりやすい例で、1人でフットサルをするわけにはいきませんが、友達が数人いれば部活動にしなくても場所を借りて楽しむことができます。
よく言われることですが、社会人になると本当に遊ぶ時間がありません。
理系の大学で大学院まで進む間研究室に缶詰とか、法学部で院まで進んで司法試験を目指すというくらい忙しいのでなければ、今のうちにストレスが発散できる遊び方を覚えておくのも社会に出てから役に立ちます。
勉強だけでなく遊んでおくというのも実はおすすめです。
大学に友達がいなくてもいい考え方
大学に限らず、もともと友達と知り合いの線引きはとても曖昧なので、とりあえずは日常生活で困らない程度に知り合いがいればOKです。
あとはもう自分の孤独感との戦いで、孤独であることがストレスになるくらいなら作った方がいいし、そもそも「友達作らなきゃマズイかなと思ってはいたけど、別に寂しいわけじゃないんだよな」という人は無理に友達を作らなくてもいいと考え直しましょう。
学部やクラスがすべてではない
大学生はもう大人です。
そのため、どこかに所属しているからといってその中で友達をつくらないと生き残れないという世界ではなくなっています。
高校生あたりまではクラスに友達がいないと体育のペアで詰んだり、修学旅行のチーム作りで絶望したりするものですが、ありがたいことに学生の自主性による大学はそういったイベントが無いので友達がいなくても困ることがありません。
クラスメイトも講義ごとに変わるので、常に1人でいてもそれに気づかれることもなく、周囲の目を気にしなくて済みます。
それに大学は、どんなに仲の良い友達がいる人でも群れて同じ講義をとるということはあまりせず、自分が取りたい授業をとって放課後や空き時間に集まっているだけなので、講義ごとでは1人というのが多いという特徴があります。
大学は専門分野を学ぶところ
専門分野を学ぶにあたって独りよがりで研究をするよりは、自分にはない視点で物事をとらえる人の意見があった方がより成果が上げやすくなるので、学問を追求する上で意見を交換できる「学友」は欲しいところです。
ただし、遊びに行く友達はいなくても構いません。
学友さえいれば授業の情報や取得しやすい単位、解説が上手な教授の講義といった情報は入ってくるので、それ以外の友達はあくまでプラスアルファとして、いてもいなくてもいいので気にする必要はないです。
友達がいないと困るポイントも自分で動けば大丈夫
講義を休んでしまった時やノートを取りきれなかった時の対応策の話です。
これらは全て後日教授の元を訪れれば解決します。
むしろ、休んだりノートを取り逃したことで教授の元を訪れて教えてもらおうとする熱心さを評価されて可愛がってもらえる可能性が高くなります。