4、高校の友達が仲よすぎてしまう
高校は友達づくりの環境がお膳立てされた状態ですから仲の良い友達ができやすいです。
そこでできた友達とは、部活、文化祭、体育祭、修学旅行など数々のイベントを経てキラキラの思い出を共にしてきたわけですから、関係も濃密です。
一方、大学はそのようなお膳立てをしてくれません。
基本的に全ての物事が学生の自主性に任されています。
部活動にでも入らない限り文化祭への参加も自由だし、修学旅行というのはなくて、クラスメイトも講義ごとに変わります。
そのため、特定の人と長時間一緒にいることがないので自主的に一緒にいない限り濃密な関係にはなりづらく、高校の時の友人関係が恋しくてたまらなくなってしまうのです。
ギャップに耐えられない
ホームシックというか、高校の頃の友達と大学での人間関係を比べてしまって、その関係の薄さに耐えられないと感じてしまうと友達ができづらいです。
今までは規律通り、クラスの予定通りに行動していればよかったものが、いきなり自由しかない環境に放り込まれたって適応できないよ、というタイプが一定層います。
多くの学生は「やったぁあああああ!自由だぁあああ!」となるわけですが、そうなるどころか戸惑ってしまうので温度差があります。
5、周りの友達を見下している
これも性格が悪くて友達ができないのと一緒にしたいところですが、あえて大学に関連させるのであれば、成績の優秀さだけで周囲の人間を判断しているというところでしょう。
大学は学部によって偏差値も違いますし、GPAという成績の数値が高いと選択できる単位数が増加するなど高校までと比べて学問における成果というのがとてもわかりやすくなっています。
そこだけに価値観を置いている人、とくに「大学は勉強するところなのに遊んでいる奴はバカ」と思っているような人は友達ができません。
あと意外と遊んでいる人の方がGPAは高かったりします。
なんせ大学入試を乗り越えてきているわけですから、頭が悪いってことはないですし、単位を落とさず遊べる人の方がよっぽど要領が良いからです。
社会人になっても重宝されるのはこちらのタイプなので、周りを見下しがちな人は今すぐ考え方を改めましょう。
6、そもそも大学に友達を作りに来ていない
大学で友達がいないのはヤバイと記載しましたが、本人が困っていなければ全然OKです。
気になるのは一日の会話の数で、あまりにも人と会話しないとコミュニケーションの仕方を忘れてしまいますから、大学に友達以外のところでその場がもてているなら何の問題もありません。
また社会人学生のように、学びたいこと、教わりたい教授がはっきりしていてそのためだけに通い、それ以外の時間は仕事をしている場合には友達を作りに来ていないというのは頷けます。
ただ、この記事にたどり着いたということは大学で友達がいないことを少しは気にしているんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか…。
「大学の友達はいらない!」と宣言するより、いてもいいし、いなくてもいいくらいに構えるのが丁度良さそうです。
7、極度な人見知り
これもまた、大学に限ったことではないですけども、たしかに大学は先ほどから記載の通りお膳立てがない環境なので、極度の人見知りだと友達どころか知り合いすらできないまま4年間が終わるということが考えられます。
【人見知りの特徴と克服するための方法は、こちらの記事もチェック!】
大学で友達がいない人がやるべき9個の対策
ではここから大学での友達の作り方を見ていきましょう。
基本的に自主性がなければどうにもならないので、受け身ではダメです。
自ら行動していくことが前提となります。
1、大学のサークルに参加してみよう!
大学には部活とサークルがあり、定義は大学によっても少しずつ違います。
概ね部活は大学の認可のもと設備の使用が許可され成果を出すことが求められるもの、サークルは申請すれば施設の使用も許可されるが基本的には楽しむことをメインとするものです。
同じテニスでも部活動なら大会に出場して成果を上げることを目指しますが、いわゆるテニサーはテニスは楽しむ程度で飲み会がメインでも問題ないということです。
友達を作るという点では部活よりサークルの方が適しています。
何かしら共通で楽しむ柱はありつつ、和気藹々とやりましょうという空気感で先輩後輩もあまり関係なく遊んでいるので馴染みやすいです。
同好会まで含めると、大学内にある団体は高校の部活とは比べものにならないくらい種類が豊富です。