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消防士と結婚!事前に知っておきたい...(続き6)

著者の子どもの友人のお母さんも、消防隊ではなかったのですがそれに近いお仕事をされているご主人でした。

そのお父さんも非常に休みが少ないと言っていましたね。

そこのお子さんは一人でしたが、お母さんとお子さんでの行動が常だったようです。

休みでも呼び出しがあると出勤

せっかくの休みでも、呼び出しがあれば出勤します。

やはり多くの人手が必要な現場もあることでしょう。

そうなると、消防士の方は休みの時もあまり休みではない感じなのでしょう。

それは、家族にもダイレクトに影響します。

特にお子さんが小さい時はそれを感じるのではないでしょうか。

子育てが大変な時にご主人は休みの日でも出勤していき結局はお子さんと二人きり(場合によっては複数人)なんてこともあり得ます。

ですので、そこがデメリットに感じることもあるでしょう。

確かにお父さんに協力してもらえたらそれが一番うれしいですが、考えようによっては自分ペースで子育てができるというメリットもあります。

つらい時は一時保育や実家のご両親などに頼るのも時には良いのではないでしょうか。

そこまでしなくても外に遊びに行く事で気持ちが落ち着くこともありますよ。

世のお母さんたちは同じようなことで悩んでいますので、話に花が咲けば日頃の育児ストレスも落ち着きます。

旅行の予定が立てにくい

休みが不安定という事はその分旅行の計画を立てるのが難しいところがあります。

行けても自宅近辺くらいかもしれません。

旅行が好きな人にとっては少し残念なデメリットですね。

ですが、旅行にそこまでの価値観を見いだしていないかたでしたら、そこまで気にならないデメリットです。

旅行は好き嫌いが分かれますので、このデメリットが大きなデメリットになるかは個人差があります。

旅行が好きな人にとっては「なぜ?」と思うかもしれませんが、意外にも「環境の変化が面倒くさい」「準備が面倒くさい」などという理由で旅行を好まない方もいらっしゃるようです。

奥様もそのようなタイプの方でしたら、消防士の方との結婚もさして大きな障害ではないかもしれませんね。

5.震災のときには不在

こちらは多くの方が感じるデメリットなのではないでしょうか。

震災の時こそ消防士、自衛官、警察官の方が活躍するときです。

そして、直接的な被害にあったわけではありませんが、著者も災害の経験があります。

なかなか経験しないと理解が難しいのですが、非日常の景色が普通にあり、小さな子も何かを察知して怖がるような独特な雰囲気があります。

こんな時にお父さんや夫がいてくれたらどんなに心強いだろうか?と思う場面で当の消防士のご主人は救助のために家族のそばにはいられません。

そんなに震災や災害は頻繁にはないことですが、この一回の経験が非常に大きなものになります。

デメリットの補い方としては、家族単位ではなく、信頼できるご近所さんを見つけて大切にお付き合いをすることで補えるかもしれません。

もしそれが難しそうであれば、自治体やお子さんが小学生なら子供会など地域の組織に属するようにしましょう。

デメリットを許容してあげることが大事

確かに安定的なお仕事ですし、普段は何気に見過ごされるような仕事であっても、災害の時や火災の時に非常に大きな存在です。

故に休みがなかなかなかったり、災害の時は救助に向かうから家族と一緒にいられないなどのデメリットもあります。

ですが、それを許容することが大切です。

確かに全く知らない状態で結婚したとして、現実にそのようなデメリットを突きつけられるようにして気づくより、婚活をするのならそれ以前にしっかりとデメリットを抑えておきましょう。

とは言っても、皆さんの性格次第ですが、近所の方との交友関係を深めることで場合によってはそのデメリットを埋めることができます。

災害時にそばにいないことについては、近所の方と密に付き合っていれば気にかけてもらえることもあるでしょう。

もしそれが苦手なら、自治会などに入会して強制的に地域の輪に入るのもアリです。