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論破とはどういう意味?論破したがる...(続き4)

本当に賢い人は論破など行わないものなのです。

とにかく、論理的思考に長けた人は精神的にも安定しており、その心理面も甚だ、裏表のない人から好かれる人間性を持っているでしょう。

論破されないために心得ておくこと

今度は自分自身が相手に論破されないコツのようなものを考えてみましょう。

「言い合い」や「口げんか」ほど不愉快で面白くないものはありません。

そんなやりとりで相手にやり込められたらたまったものではりませんからね。

では全部で5個の心得をご紹介しましょう。

必ずしも正解があるとは限らない

論破されないために心得ておくことは、必ずしも正解があるとは限らないという事です。

世の中に絶対という事はほとんどあり得ません。

つまり完璧という概念にこだわり過ぎると思考が硬直し、柔軟な発想が欠けてしまうという事です。

よって、相手との議論が始まったとしても必ずしも正解が1つだけ、と思わない事です。

無理矢理一つの答えに導いてその議論に終止符を打とうとしても、相手が賢い人ならすぐに矛盾点に気付いて堂々巡りの展開に持ち込まれてしまうでしょう。

いかなる議論においても「これが絶対だ!」という結論は滅多にないものです。

そこのところを頭に入れて、相手との議論に応じましょう。

そうすれば簡単に論破されてしまうことは低くなるでしょう。

相槌を簡単に打たない

論破されないために心得ておくことの2つ目は、相槌を簡単に打たないです。

本来、相槌というのは会話をいい意味で続行させるために重要なものです。

相槌を打つことによって相手との信頼関係を構築していると捉えてもらっていいでしょう。

しかし、論戦となると話は別です。

とにかく自説の優劣を相手と競っているのです。

相槌を打ってしまったら、相手の意見を肯定していることになりあっという間にこちらが形勢不利になってしまうでしょう。

もし、議論になって自分が論破されたくないと思うのなら、極力、相槌は打たない事です。

相槌は仲がよくて良好な人間関係を保っている人に使いましょうね。

正しい部分はしっかり認める

論破されないために心得ておくことの3つ目は、正しい部分はしっかり認めることです。

論破させようと躍起になっている人は、相手の話を聞いているようで実は全く聞いていません。

はなから相手の話に「ノー」の姿勢を貫いています。

だから双方、段々熱くなってきて何が何でもやっつけてやろう、という気になってしまうんですよね。

そんなやり取りに対して、こちらが一歩譲って相手の言い分に対して「その部分は認めているよ」という肯定の意思を示すのです。

そうすれば相手も人の子。

自分の意見に対して相手も納得してくれている部分があるんだ、という意識になってきます。

こうなったら、相手への憎い気持ちも少しは和らいできます。

とにかく、いくら自説を優位にしたいと狙っているとしても相手の話くらいはよく聞いて論点を理解することくらいはしましょう。

その姿勢が、論破されないコツでもあるのですよ。

感情的にならない

論破されないために心得ておくことの4つ目は、感情的にならないことです。

これは議論を行う上において絶対に忘れてはならないポイントです。

感情的になって怒ってしまったり泣き喚いてしまったりしたら負けです。