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論破とはどういう意味?論破したがる...(続き6)

ただ、その際の話し方は重要です。

ただやみくもにたくさん話せばいいというものではありません。

きちんと要点を外さずに理路整然と論理を展開していく必要があります。

そうやりながら相手より多く話すのです。

これはなかなか出来ない戦術なのです。

きちんとした論理的思考に則って人より多く話す事がいかに難しいか。

これはやった事がある人にとったら大きく頷ける話でしょう。

とにかく理路整然としっかりした話を矢継ぎ早に浴びせられたら、ほとんどの人は答えに窮してしまうでしょう。

それくらい多大な情報量を短時間に一気に放出されたら人間の思考回路は瞬時に対応するのは不可能に近いからです。

ただこういった戦術を取るためには、あなたもそれ相当の準備と勉強が必要になります。

たくさん話せばいい、というものではありませんからね。

中身の伴っていない話は一気に相手に覆されますからね。

相手を感情的にさせる

論破する時のポイントの3つ目は、相手を感情的にさせることです。

この作戦が最も相手を降参させやすい戦術でしょうね。

とにかく相手の嫌がる話し、相手の気に障る筋の通った話を大量に浴びせかけるのです。

相手がそのペースにはまって感情的になってくれたらこっちのもの。

あなたの勝利は疑いないでしょう。

ただ、この際に気を付けたいのは個人的な隠し事や外見的なハンディなどを人前で言わない事です。

世するにハラスメント系のネタは使わないという事です。

そんな事をやってしまったらたちまち形勢は逆転、相手につけ入るスキを与えてしまうでしょう。

それくらいプライバシーに関する攻撃はご法度ものなのです。

相手を感情的にさせる戦術は、あくまで論理的思考に立って誰が聞いても筋の通った話をすることです。

そのためにもたくさんの場数を踏み、勉強をたくさんしておかないと論破というものは簡単には出来ませんからね。

「論破」の使い方・例文

論破を実際に日常会話の中で使うとしたら、どういった感じになるのか。

論破の使い方を少しばかりみていきましょう。

相手との論破に勝利した

論破の使い方の1つ目は「相手との論破に勝利した」です。

論破には勝ち負けの要素が多分に含まれています。

そこには自分の持論が絶対正しい、と信じる自身の優越性を誇示したい気持ちが高いからでしょう。

論破とは、論理的な議論の末に相手の意見の正当性のなさを指摘し、訂正させるもの。

基本的には勝ち負けの要素はあまりないはずなのです。

ですが、人間、特に男性は議論好きなので自分の意見の優越性を証明したい、という欲望を抑えきれないようです。

多くの女性から見たら、よくあんなつまらない事で熱くなれるものだ、と思われることでしょうね。

しかし、太古の昔から闘争好きな男子にとったら、議論の末に相手を論破して勝利を手にする、という行為は狩りで獲物をゲットできたくらいの喜びになってしまうようなのですよね。

あの人は論破したがる性格だ

論破の使い方の2つ目は「あの人は論破したがる性格だ」です。

論破というものは、そうそう多くの人が行おうとするものではないでしょう。

それは論破に相手を打ち負かそうという意図が籠っているからです。