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論破とはどういう意味?論破したがる人の10個の特徴と心理、論破する時のポイント・使い方・例文・類語・英語表現を解説!

論破は日常的にはあまり使わない言葉かもしれません。

自身でもそのような行為に及ぶようなケースはあまりないかもしれませんね。

それでは「論破」とはどういう意味なのか、論破したがる人の特徴と心理や論破する時のポイント、使い方や例文、類語、対義語、英語での表現について詳しく解説していきます。

この記事の目次

「論破」の意味

論破とは「議論をして相手の説を破ること。」という意味があります。

つまり、「相手の意見と自分の意見が一致せず、対立の構図を展開している時、あくまで議論を行って自説の方が論理的に正しいと相手に納得させる行為」という事になるでしょうか。

だから、「論破」しようと思う時は、きちんとした論理的思考に立って相手の意見を十分聞き入れた上でこちらの論理的な意見でもって相手を納得させる必要がある、という事になります。

ただ、感情に任せて根拠のない意見を並べ立てて、声が大きいとか顔が威圧的だったとかの理由で相手を言い負かしても、それは「論破した」とは言いませんので、悪しからずご注意くださいね。

論破したがる人の心理的特徴10個!

では、論破したがる人の心理的な特徴をみていきましょう。

1:相手より有利な立場に立ちたい


論破したがる人は、相手より有利な立場にいたいと感じているのかもしれません。

この特徴はその人が所属している組織やチーム内における立場を考慮すれば、あながちいけない発想とは言えません。

むしろ少しでも有利な立場に立つことによって自分の組織やチームに利益をもたらしたい、という思いが強く伝わってくる心理的な面を見る事が出来ます。

特に商売の場に立った人間ほど、この傾向は強くなるでしょう。

例えば自分がお店の店長で相手は仕入れ先の業者さん。

店長は1円でも安く仕入れたい、反対に業者の方はまとまった数を買ってもらいたい。

ここに両者の思惑が激しく交錯していくわけです。

論破とはこういった場合に功を奏するものと言えるでしょう。

つまり、冷静になってデータや数字を論理的に提示して話を持って行けば、業者側も無理は出来ない、という事です。

ここで店長が感情的になってケンカ腰の態度を取ってしまったら、まとまりかけた商談が水の泡になってしまう可能性もあります。

論破好きな人は常に相手より有利な姿勢を崩したくないのです。

そのために様々な手法を凝らして自分が有利に立てる土壌を作り上げる、という事になるのですね。

2:認められたい

論破したがる人は、認められたいという思いもあるのでしょう。

人は生きている以上、周囲の人や会社の上司、あるいは学校の先生などから、何でもいいので「認めてもらいたい」という欲望を持っているものです。

つまり「わたし」という人間の存在価値を、今生きているこの一瞬のうちに何度でも味わいたいと思うように出来ている、という事なのです。

この認められたいという心理的特徴は、人間が人間であるための特殊な欲望の一つ、と言えるでしょう。

このような特徴を生きている間中、持ち続けている生き物は恐らく人間だけではなでしょうか?

野生で生きる動物たちは、発情期の時だけオスはメスに認めてもらおうと生死をかけた戦いを起こし、行動します。

しかし、それが過ぎたら後は知らん顔。

「認めてもらおう」という素振りは微塵もなくなってしまいます。

まあ、これが人間が他の動物を押しのけて地球上でトップに君臨出来るようになった特徴なのかも分かりませんけれどもね。

それくらい「認められる」という事は、人間が人間らしく生きていける機会を与えてくれた一つの勲章なのかもしれません。

話がかなり逸れてしまいましたが、自分の事を認めてもらいたいから人は論破してまで他者より目立とうとする。

こう考えれば納得できる心理的特徴だと思えるのではないでしょうか?

3:自分を試したい

論破したがる人は、自分を試したいという気持ちを持っていることもあります。

これも先の「認められたい」と同様、人間の心の奥に潜む「自己実現欲求」を解決したいからこその心理的要因といえるのかもしれません。

自分の事を認めてもらうためには、まず自分の力量を試しておく必要がありますよね。

そういった意味では議論を行って、相手を打ちのめすことが出来るかどうかを試せる「論破」は格好の試金石になるのです。

もし、自分の思うように相手を論破出来たなら作戦は成功。

しかし逆に打ち負かされるようだたったら、自分の実力はまだまだこんなものか、と自己分析行う事も出来る訳です。

論破好きな人は計算高くしたたかです。

自分の力を見定めるために何度でも論破の実戦に赴くわけなのです。

4:不安が強い


論破したがる人は、不安が強いという事もあるのかもしれません。

この心理的特徴は今までご紹介した特徴と少々、趣を異にしてきます。

つまりこの特徴は生産性を垣間見ることが出来ない、という事です。

どうして誰かに論破して勝たないと不安になるのか?そこが問題です。

論破できるくらいの能力と論理的思考があれば、何もそんなに不安がる必要はないはずなのに。

結局、心の拠り所にしている「夢」や「信念」に無理・無駄があるからではないでしょうか?

それに気付いているから焦っているのか、それとも気付けないままに「これではいけない」と思っているのでしょうか?

とにかく不安感に襲わるから誰かを論破してやっつけたい、と思うのは健全な精神状態とは言いにくいですよね。

早く不安の原因を探し当てることですね。

5:意外と心は繊細

論破したがる人は、意外と心は繊細なのかもしれません。

論破好きだからと言って、全ての人が強気で配慮のない性格をしているとは限りません。

中には非常に心が繊細で気の優しい人もいるのです。

ではどうして、論破などという強硬的な手段に打って出てしまうのか?

それは本人にも分からないかもしれませんね。

もしかしたら、心が繊細過ぎるせいでいろいろな経験を積む事を恐れて現状維持で満足してしまっているのかもしれません。

今まで勉強して得た知識がそこまでは役に立ったのでしょう。

しかし、いつまでもそううまくいくかどうかは分かりません。

もしかしたら今後は自分が逆に論破される側に回るかも分かりませんね。

自分の繊細な心を生かすのは、今のような人を攻撃するだけの論破なのか、それとも別の生きがいがあるのか。

賢いあなたなら答えを見つけられると思いますよ。

繊細ゆえに自分が傷つくことを恐れるのが、最も進歩を邪魔する行いになってしまいますからね。

6:冷静な判断がしたい

論破したがる人は、冷静な判断がしたいという心理があります。

この発想を行える人は、かなりな策士というか、時代が時代なら「軍師」と呼ぶべく人材なのかもしれませんね。

論破する目的は、自分が冷静になるため、というのは恐れ入ります。

確かに相手を論破しようとしたら自分がカッカしていたら出来ません。

逆に手玉に取られてしまうでしょう。

そういった事態を避けるために、自分の冷静さを失わないようにするために相手を論破する。

実に恐ろしい実力を備えた人物です。

きっとこのようなタイプの人は、企業においても重要な部署や役割を担う事でしょう。

7:納得したい

論破したがる人は、納得したいのです。

誰のために納得したいのか。

それは恐らく自分にためでしょう。

自分が相手を論破することによって納得感を得て、自己満足に浸れる。

これは相当な自己中心的な心理面が伺えますね。

論破を行う多くの人は、このような心理的特徴を持ち合わせていると考えられるでしょう。

人は何のために戦いに勝ちたいのか?それは勝利の余韻を味わいたいからです。

そういう意味では論破は体力を使わないで済む、合法的な喧嘩の果ての勝利です。

さぞ気持ちがいい事でしょう。

ただ、こういった精神的な心の構造は幼稚ともいえるのですよね。

それを本人が気づいているかどうかですね。

8:自分の知識がどれだけあるのか知りたい

論破したがる人の心理には、自分の知識がどれだけあるのか知りたいというものもあるでしょう。

人間の欲望は人それぞれです。

物欲に耽る人、性欲旺盛な人。

名誉欲に抜かりのない人など。

そんな中で知識の吸収に貪欲な人も世の中、結構多い事でしょう。

この「自分の知識がどれだけあるのか」を知りたがる人は、知識欲の範疇に入るのかも知れませんね。

知識を貪欲に吸収して正しい目的のためにアウトプットするのなら、別に何の問題もないと思います。

ただ、自分の持っている知識をひけらかしたり、それをベースにして誰彼関係なく論破することに躍起になっているようでは、その知識の存在意義も怪しいものに思えてきますよね。

大体、知識というものは生活する上で、必要なものとそうでない雑学のようなものに大別されるでしょう。

その雑学的なもので周囲の人に論戦を持ち込んで、論破して一人満足感を得ることが生き甲斐のようになっているとしたら、心理的にかなり自己中心的と言わざるを得ないのではないでしょうか。

知識というものは人々がより良い暮らしを行うために共有していきたいものですね。

9:相手に負けたくない

論破したがる人は、相手に負けたくないという心理もあります。

この特徴ははっきりと「負けず嫌い」根性が顕著に出ていますね。

自分が相手との論争に勝利して論破するのは、ひとえに相手に負けたくないから、という理由は究極の自己中と言えるのかもしれません。

「相手に負けたくない」という心理は、いかなる競争にも勝ち続ける、という気概があることになります。

それはそれで非常に素晴らしい事だとは思います。

つまり諦めという概念がないという事になるので、学校のテストや仕事の遂行においては一目置かれる存在になり得るでしょう。

ただ、いかんせん、自分の勝利にこだわり過ぎるため、周囲に敵を作る可能性は非常に高くなってしまいます。

そこのところを理解した上で負けず嫌いの性格を継続することでしょうね。

行動を起こさず、引きこもっている人に比べたら、圧倒的に優れた精神的特徴だと思いますからね。

10:感情論でなく、論理的思考を持つ

論破したがる人は、感情的でなく、論理的思考を持つのです。

そう、これなのです。

論理的な思考を持っているからこそ、論破が成り立つのです。

それを感情に流されてやってしまったら、支離滅裂になってしまって、相手の思うつぼになってしまいます。

それくらい議論というものは、賢い知性が求められるものなのです。

よって、普段から物事を論理的に考えて解決している人は、滅多な事では相手を論破しようと思わないでしょう。

そんな事をやってしまったら遺恨を残してしまい、その後の付き合いに支障をきたしてしまうからです。

本当に賢い人は論破など行わないものなのです。

とにかく、論理的思考に長けた人は精神的にも安定しており、その心理面も甚だ、裏表のない人から好かれる人間性を持っているでしょう。

論破されないために心得ておくこと

今度は自分自身が相手に論破されないコツのようなものを考えてみましょう。

「言い合い」や「口げんか」ほど不愉快で面白くないものはありません。

そんなやりとりで相手にやり込められたらたまったものではりませんからね。

では全部で5個の心得をご紹介しましょう。

必ずしも正解があるとは限らない

論破されないために心得ておくことは、必ずしも正解があるとは限らないという事です。

世の中に絶対という事はほとんどあり得ません。

つまり完璧という概念にこだわり過ぎると思考が硬直し、柔軟な発想が欠けてしまうという事です。

よって、相手との議論が始まったとしても必ずしも正解が1つだけ、と思わない事です。

無理矢理一つの答えに導いてその議論に終止符を打とうとしても、相手が賢い人ならすぐに矛盾点に気付いて堂々巡りの展開に持ち込まれてしまうでしょう。

いかなる議論においても「これが絶対だ!」という結論は滅多にないものです。

そこのところを頭に入れて、相手との議論に応じましょう。

そうすれば簡単に論破されてしまうことは低くなるでしょう。

相槌を簡単に打たない

論破されないために心得ておくことの2つ目は、相槌を簡単に打たないです。

本来、相槌というのは会話をいい意味で続行させるために重要なものです。

相槌を打つことによって相手との信頼関係を構築していると捉えてもらっていいでしょう。

しかし、論戦となると話は別です。

とにかく自説の優劣を相手と競っているのです。

相槌を打ってしまったら、相手の意見を肯定していることになりあっという間にこちらが形勢不利になってしまうでしょう。

もし、議論になって自分が論破されたくないと思うのなら、極力、相槌は打たない事です。

相槌は仲がよくて良好な人間関係を保っている人に使いましょうね。

正しい部分はしっかり認める

論破されないために心得ておくことの3つ目は、正しい部分はしっかり認めることです。

論破させようと躍起になっている人は、相手の話を聞いているようで実は全く聞いていません。

はなから相手の話に「ノー」の姿勢を貫いています。

だから双方、段々熱くなってきて何が何でもやっつけてやろう、という気になってしまうんですよね。

そんなやり取りに対して、こちらが一歩譲って相手の言い分に対して「その部分は認めているよ」という肯定の意思を示すのです。

そうすれば相手も人の子。

自分の意見に対して相手も納得してくれている部分があるんだ、という意識になってきます。

こうなったら、相手への憎い気持ちも少しは和らいできます。

とにかく、いくら自説を優位にしたいと狙っているとしても相手の話くらいはよく聞いて論点を理解することくらいはしましょう。

その姿勢が、論破されないコツでもあるのですよ。

感情的にならない

論破されないために心得ておくことの4つ目は、感情的にならないことです。

これは議論を行う上において絶対に忘れてはならないポイントです。

感情的になって怒ってしまったり泣き喚いてしまったりしたら負けです。

それこそ相手の術中にはまってしまった証しでしょう。

逆にこちらが相手を感情的にさせるくらいのスタンスを取りたいものです。

そのためにも冷静さは失ってはいけないという事ですね。

深く考えすぎない

論破されないために心得ておくことの5つ目は、深く考えすぎないことです。

議論の応酬は得てして自己陶酔する可能性があります。

あまりに自分の論理が素晴らしすぎてそれを益々、昇華させようとして結局、何を言いたいのか、何を言っているのか訳が分からなくなってしまう事も結構あるものです。

こうなってしまったら相手の思うつぼ。

一気に形勢逆転されてしまう事でしょう。

よって相手に論破されないためにも、深く考えすぎる事は避けたいものです。

深く考えすぎて自分でもそれが何なのか分からなくなってしまったらどうしようもありません。

議論はまず何を語り合っているのか。

その「テーマ」をいつも頭の中に入れて置く事です。

それがおざなりになってしまうから理論が飛躍し過ぎてしまうのですよ。

論破する時のポイント

それでは、今度はあなたが相手の人を論破するためのことを考えてみましょう。

いかにすれば相手を論破し得るのか。

そのポイントをご紹介致しますね。

【論破するためのテクニックは、こちらの記事もチェック!】

矛盾点を見つけたら素早くつっこむ

論破する時のポイントの1つ目は、矛盾点を見つけたら素早くつっこむことです。

これは全ての議論に共通するものです。

まずは相手の話をよく聞く。

一字、一句、聞き逃さずに聞く。

そして相手が言おうとしているポイントを素早く頭の中で要約し解釈する。

そして自分の意見と一致する点と異なる点とを瞬時に分けるのです。

一連のやり取りの間でこれだけの作業を短時間でこなさなければなりません。

だから、「議論する」という行為はそれなりの学力と頭の賢さが求められてくるのです。

その中から一つでも、相手がテーマにそぐわない矛盾を発言したら、素早くつっこむのです。

ちょっとでもつっこむタイミングがずれたり機を逃してしまったら、せっかくのツッコミ効果も威力半減になってしまいます。

いかにして素早くつっこむようにするか。

これはもう場数を踏むしかないでしょうね。

論破するためには相手も必死ですし、こちらもそれ以上に必死にやらなければ成就できません。

お互いが真剣勝負しているからこそ、論破出来た時の納得感が増すわけなのです。

相手より多く話す

論破する時のポイントの2つ目は、相手より多く話すことです。

これも議論を行って相手を論破しようと思う際の基本的な戦術でしょうね。

口数は多い方が相手の思考回路を麻痺させる効果があるという事です。

ただ、その際の話し方は重要です。

ただやみくもにたくさん話せばいいというものではありません。

きちんと要点を外さずに理路整然と論理を展開していく必要があります。

そうやりながら相手より多く話すのです。

これはなかなか出来ない戦術なのです。

きちんとした論理的思考に則って人より多く話す事がいかに難しいか。

これはやった事がある人にとったら大きく頷ける話でしょう。

とにかく理路整然としっかりした話を矢継ぎ早に浴びせられたら、ほとんどの人は答えに窮してしまうでしょう。

それくらい多大な情報量を短時間に一気に放出されたら人間の思考回路は瞬時に対応するのは不可能に近いからです。

ただこういった戦術を取るためには、あなたもそれ相当の準備と勉強が必要になります。

たくさん話せばいい、というものではありませんからね。

中身の伴っていない話は一気に相手に覆されますからね。

相手を感情的にさせる

論破する時のポイントの3つ目は、相手を感情的にさせることです。

この作戦が最も相手を降参させやすい戦術でしょうね。

とにかく相手の嫌がる話し、相手の気に障る筋の通った話を大量に浴びせかけるのです。

相手がそのペースにはまって感情的になってくれたらこっちのもの。

あなたの勝利は疑いないでしょう。

ただ、この際に気を付けたいのは個人的な隠し事や外見的なハンディなどを人前で言わない事です。

世するにハラスメント系のネタは使わないという事です。

そんな事をやってしまったらたちまち形勢は逆転、相手につけ入るスキを与えてしまうでしょう。

それくらいプライバシーに関する攻撃はご法度ものなのです。

相手を感情的にさせる戦術は、あくまで論理的思考に立って誰が聞いても筋の通った話をすることです。

そのためにもたくさんの場数を踏み、勉強をたくさんしておかないと論破というものは簡単には出来ませんからね。

「論破」の使い方・例文

論破を実際に日常会話の中で使うとしたら、どういった感じになるのか。

論破の使い方を少しばかりみていきましょう。

相手との論破に勝利した

論破の使い方の1つ目は「相手との論破に勝利した」です。

論破には勝ち負けの要素が多分に含まれています。

そこには自分の持論が絶対正しい、と信じる自身の優越性を誇示したい気持ちが高いからでしょう。

論破とは、論理的な議論の末に相手の意見の正当性のなさを指摘し、訂正させるもの。

基本的には勝ち負けの要素はあまりないはずなのです。

ですが、人間、特に男性は議論好きなので自分の意見の優越性を証明したい、という欲望を抑えきれないようです。

多くの女性から見たら、よくあんなつまらない事で熱くなれるものだ、と思われることでしょうね。

しかし、太古の昔から闘争好きな男子にとったら、議論の末に相手を論破して勝利を手にする、という行為は狩りで獲物をゲットできたくらいの喜びになってしまうようなのですよね。

あの人は論破したがる性格だ

論破の使い方の2つ目は「あの人は論破したがる性格だ」です。

論破というものは、そうそう多くの人が行おうとするものではないでしょう。

それは論破に相手を打ち負かそうという意図が籠っているからです。

つまり、直接、素手で殴り合うのではなく言葉によって相手を打ち負かそうという手段になっているからです。

なのでここで用いられている「あの人は論破したがる性格だ」には、あの人には一種の好戦的な性格が潜んでいるから注意しよう、という意味が籠っている文例になるのです。

このように、論破というものは議論好きで相手を自説で打ち負かすことに生きがいを感じる人に好まれる、という事が言えるでしょう。

そこには皆と手を取り合って仲良くやっていこう、というスタンスはあまり感じられないでしょうね。

論破好きな人は組織の中にあっては異端児的な存在かも分かりません。

論破の類語

論破の類語には「言い負かす」「駁論」などがあります。

では、これらの詳しい意味を解説していきます。

言い負かす

論破と同じ意味を持つ類語の1つ目は「言い負かす」です。

そう、論破とはつまり、相手を言い負かすことです。

論破の意味を説明するにおいて必ず用いられる説明がこの「言い負かす」なのです。

言い負かすとは言葉による喧嘩、あるいは決闘とでも言えましょうか。

元来、こういった類の行為に興味を示すのは男と相場がきまっているのです。

これは男というものが、夢を語る生き物である事が大きな要因を示していると思います。

男の夢は、その男が自身の将来、あるいは生き方を決定づけるうえで非常に重要な役割を担ったものであるのです。

だから、自分の夢を語る時、男は大抵、熱くなり一切の否定を許せない心境になってしまうのです。

力づくで体力にモノを言わせた戦いになれば、当然ながら身体の大きい人間の方が有利になってしまいますよね。

だから、体格的に劣る場合でも舌戦に持ち込んで相手をギャフンと言わせることが出来る論破が、戦いを好む男には性に合っている、と言えるのですね。

反対に「調和」を優先させる女性は、人と議論を行う事が苦手です。

これは女性が聞いてもらう事によって満足感を得るところから由来が来ていると言えるでしょう。

つまり男性が夢(ドリーム、ロマン)を求める生き物なのに対して女性は共感(シンパシー)を尊ぶところに大きな差異が生じる、と言えるのでしょうね。

駁論

論破と同じ意味を持つ類義語の2つ目は「駁論(ばくろん)」です。

駁論なんていう言葉、普段はほとんど使わないでしょう。

新聞紙上でもあまり使われない言葉ですからね。

意味的には「相手の意見を認めず、反対意見を出して避難攻撃を行う」という事になります。

よって、「駁論」の方が「論破」よりもさらにきついニュアンスになっているということですね。

きついというよりも、これは明らかに敵意を持って相手の意見を一切肯定せず、頭ごなしの反対意見で相手を屈服させてやろう、という意図が重々見られます。

論破の英語表現

論破は英語で「refutation」「confute」と表すことができます。

refutationには、反駁、反論、論駁などの意味があります。

confuteには、誤りを証明する、論破するという意味があります。

まとめ

如何だったでしょうか?

今回は「論破」についてご紹介しました。

そもそも、論破好きな人というのは、エネルギッシュで活動的で自己アピールに余念のない攻撃的な性格を潜ませた人が多いのではないか、と思いますね。

論破は喧嘩のように手や足を使って力で相手を屈服させる手段ではありませんが、話術という高等戦術を駆使して相手の精神に想像以上のダメージを与えてしまうものです。

論破するときは十分に気を付けましょう。

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