苦々しい、つらい、恨めしいなどあまり良い意味では使われてはいないですね。
ただ渋いという言葉には、こんなにもたくさん意味があるのだと思うと変な感じがすると思います。
色んなニュアンスを含んだ言葉なので、面白いかもしれません。
苦々しい
苦々しいというのは、非常に不愉快な様子を表しています。
しかめっ面や渋い顔としても同じ意味にはなりますね。
渋い顔同様いい顔ではありません。
顔を歪めている状態になります。
嫌な言い方をすれば大半苦々しい思いをしている時は、相手を恨んでいるような時ですね。
よっぽどな事がない限り、人は苦々しい顔をする事はないです。
3.連想される言葉
渋いと同じように連想される言葉はあります。
どれも熟成と似たような感じですね。
渋いというのは1日2日ではなく、成長や年月をかけたような言い方をします。
成熟した、味わい、深みがあるなどでしょうか。
成熟した
成熟とは果物などが美味しく熟した事を指しますが、生物で使用する場合は精神や身体が生殖能力がしっかり成長した場合を意味する言葉になります。
人間で言うなら成人もしくは18歳くらいでしょうか。
渋みのある人間というのは、何か1つの事をやり遂げているかどうかにもよります。
未熟ではなく玄人という意味合いでも使われますよ。
本来の意味は生殖能力が育つ事を言いますが、どちらかと言えばこのような意味合いではなく、大人である事を示しているような気がしますね。
味わいがある
味わいがあるという言葉はCMなどで耳にした人が多いのではないでしょうか?
よくコーヒーなどのCMで味わい深いなどというセリフゃキャッチコピーがある所が多いですよ。
味わいとは風味やこくの事です。
正直かなり曖昧なのですが、味わいとは甘い・辛いなどの味覚よりもものすごく複雑さを表しているような感じだと思って下さい。
深みのある
深みのあるという言い方は、微妙に味わいがあると似ているのでややこしいかもしれまん。
食べ物や飲み物だけではなく、深みのあるという言い方は人間にも使用されます。
コミュニケーション能力が優れていたり、芯の強さ、他者に対して思いやりや優しさを持っているなどですね。
一番わかりやすく言えば経験豊富な人間という意味でしょうか。
深みのある人間というのは浅い知恵や想像でものを言いません。
実際に色んな経験や体験をしてきて物を言っているので、言葉が薄っぺらくなくどれも本物なんですよ。
言うなれば真実味を帯びた言葉かもしれません。
渋いの使い方・例文
渋いの使い方はそんなに難しくありません。
結構色んな所でも使用できます。
良い意味でも悪い意味でも活用できるので、使用範囲は幅広いでしょう。
一番イメージがしやすいのは恋愛系かもしれないですね。