みなさんは渋い味わいって好きですか?
食べ物には6つの味覚が存在すると言われています。
甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味です。
6つの内老若男女問わず好かれるのは、甘味や塩味ですね。
次いで辛味や酸味になります。
大人向けなものが苦味や渋味でしょう。
子供は苦味や渋味が苦手です。
この両方は薬など嫌なものを連想されるので、トラウマになってしまっている人もいます。
食べ物では嫌がる人は多いですが、人間だと渋みのある男性を好む女性も多いですよ。
この記事では、渋いの意味や、渋い男性の特徴を紹介していきます。
渋いとは?
渋みとは決して派手ではなく地味だが、落ち着いていて味わい深いという意味を表しています。
日本の茶室をイメージしてもらえれば、何となく分かるのではないでしょうか。
子供向けではなく、全体的に老人チックなものかもしれません。
しかし派手さはなくとも、落ち着いているので渋みを好む人が多いです。
渋柿を食べたときなどの、舌がしびれるような味である
渋柿というのは果物の柿に当たりますが、通常の柿とは違い凄く渋すぎて吐き出してしまうほどの痺れを起こします。
渋柿を食べられるようにするには、干して乾燥する必要があり手間暇のかかるものです。
今現在渋柿を食べた事のある若者はいるでしょうか?
地元ではよく渋柿を干している家があるり、たまに庭に柿のなっている家もありますが、大体どこの家の柿も普通に甘いようです。
老若男女共通していうのであれば、日本茶でしょう。
緑茶やほうじ茶などは、苦味よりも渋みを感じやすいと言われています。
特にほうじ茶は淹れるのを失敗してしまうと、凄く渋いです。
日本人は昔から渋みを好んできました。
お茶は室町幕府からあると言われており、日本茶を飲む内に慣れ親しんで来たと言われています。
現在色んな飲み物はありますが、結構日本茶なら若い人でも好んで飲んでいますよね。
どちらかと言えば嗜好品よりも、健康に良いという理由で飲んでいる人も増えています。
華やかでなく落ち着いた趣がある
渋みというのは、日本美意識を表している概念とも言えるでしょう。
ヨーロッパのものはどれもきらびやかで、艶やかなものが多いです。
海外のものと比べると日本のものは地味だといわれています。
日本製の茶器や食器ってシンプルなものが多いですよね。
若者向けではありませんが、年齢がある程度いった人には好まれる傾向があります。
近年ヨーロッパだけでなく中国や韓国など色んな国の人が日本に訪れる事が増えてきており、よく日本の茶器やすごい人などは茶釜などを買っていかれるようです。
海外の方が言うのには日本製のものは性能だけではなく、華やかではないが落ち着いた趣があるとテレビで言っているのをみました。
京都にある神社や古来からある建築物に興味を示す人も多いようです。
伏見稲荷社にある鳥居に書かれているたくさんの文字など、日本人にとっては特に何も意識した事はないかもしれませんが、海外の方は視点が違うようですね。
鳥居ではなく鳥居に書かれた文字に神聖なものを感じて素敵だと言っていました。