皆さんは、自分の怒りの感情をコントロール出来ていますか?
怒りは、一瞬で感情を支配してしまいます。
怒りに支配されてしまうと、冷静な判断も出来なくなってしまいますよね?
その為、感情に任せて周囲を攻撃してしまったりします。
怒りだけではなく、ひとつの感情に乗っ取られてしまった状態と言うのは、ブレーキの壊れた車のようなもの。
制御不能になって、自分や他人を傷つけてしまったりもします。
筆者の私も、昔はよく怒っていました。
特に仕事では怒りっぽくて、上司も部下も、私に萎縮しているのが分かるほどでした。
それでもほとんどの場合は、感情に任せて怒るのではなく、コントロールした上で、冷静に怒っていたつもりです。
それが、余計に周囲は怖かったみたいですけどね。
自分の感情が、コントロール出来ている時と出来ていない時の違いは、自分でもハッキリ分かっていました。
コントロール出来ていない時はもう、泣きわめきながら怒り狂う状態でした。
筆者の場合は、それでも特に気にはしていなかったのですが…
それはつまり、自分勝手な人間ということでもありますよね。
周囲からは嫌煙され、人は距離を置くようになります。
そうならないためには…やはり、怒りの感情は抑えるのが得策。
今回は、そんな自分の怒りが抑えられなくて悩んでいる人や、周囲の怒りっぽい人に、振り回されて困っている人へ…
“怒る人”の特徴とその心理についてお話していきます。
怒りの心理には何が隠されているのか?それが見えてくると、自分の感情コントロールも出来るようになるかもしれません。
また、怒っている人の、その怒りの本当の理由が見えてくるかもしれませんよ。
自分ってもしかして怒りっぽい?我慢できている?
先ほど、筆者の私は怒りっぽいとカミングアウトしましたが、皆さんはいかがでしょうか?
怒っている瞬間は気づかなくても、ハッと冷静になると、周囲の人が遠ざかっていたり…
また、いつも怒りっぽいと、誰も近くに寄ってこない状態になっていたりもしますよね?
怒っている人には近づきたくないと思うのは当然です。
ましてや、いつも怒っている人に対しては、周囲は常にビクビクしてしまいます。
私は、怒るキャラではありますが…かといって、怒るキャラの人と仲良くなりたいとは思いません。
怒りっぽい人は、地雷がどこにあるのか分からないですよね?だから、出来れば距離を置いておきたいし、話したくもありません。
怒るキャラの人は苦手だし、怒るキャラの私だって、怒っている人は怖かったりもします。
私が、周囲からそう思われているということでもあるのですが…
でも、そう思われていることに、気づいているかどうか。
そこには、大きな違いがあると思います。
筆者の場合、仕事の立場上、嫌われ役を買っていたのであって、自分に対して周囲が委縮していることも分かっていました。
自分の存在が引き締め役になることも分かっていたので、嫌われるのを覚悟で怒っていたのです。
ですので、理不尽なことで怒ったりはしていませんし、周囲も私の地雷の在り処が分かっている状態だったはずです。
一方で、自分が嫌われていること、何故周りに人が寄ってこないのかが、分からない人もいるかもしれませんね。
周囲から遠ざけられている場合、今一度、自分が周りからどう見られているか、振り返ってみたほうがいいかもしれません。
周囲に人がいないことが望まない結果であるなら、自分が怒りっぽいことや、それが感情に任せた自分勝手な怒りになっているのが原因かもしれませんよ?