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怒る人の10個の特徴と我慢の仕方。...(続き4)

怒る人の原因は、心理的要因以外にもあるようです。

それはダイエット中などの栄養不足や空腹感です。

「イライラはカルシウム不足が原因」なんて話を聞いたことがありませんか?

筆者もよく聞いた話ではありますが、それが何故なのかは分かっていませんでした。

皆さんはご存じですか?

血液中のカルシウムが不足すると、筋肉や神経の異常興奮が起こるそうです。

それが、イライラの原因になることがあり、「カルシウムが不足するとイライラする」と言われる理由になっているそうです。

ただ、人間の体にはバランスを取ろうとする働きが備わっていて、血液中のカルシウム濃度が不足しても、もともと骨に蓄えられたカルシウムで、補うことが出来るそうです。

ですので、この話には賛否両論があり、カルシウム不足が直接的にイライラに繋がるわけでは無いようです。

しかし、体内にカルシウムが蓄えられていなければ、補うことも出来ませんよね?

カルシウム不足が直接イライラに繋がらなくても、まわりまわってイライラの原因になることは考えられます。

また、カルシウムが不足すると、生活習慣病や骨粗鬆症になってしまう可能性もあるとのことです。

体のためにも、心のためにも、カルシウムは重要な栄養素なんですね!

また、栄養不足だけではなく、空腹感が怒る人の原因になっていることもあるようですよ!

空腹によってイライラする原因は、セロトニンが減少することにあるそうです。

このセロトニンとは、重要な役割を担っている3大神経伝達物質のひとつだそうです。

残りの2つである、ドーパミンとノルアドレナリンの情報をコントロールする役割があり、精神を安定させる働きをしているとのこと。

つまり、セロトニンが減少すると、怒りの感情のコントロールも効かなくなってしまうということなんです。

精神安定剤ともなっているセロトニン。

これが、空腹時にも大きく減少することが分かっているそうです。

結果、「お腹がすくとイライラする」ということなんですね。

怒っている原因が、「お腹がすいている」なんて、なんだか子供っぽくて可愛らしくも思えちゃいますね!

でも空腹が原因なら、お腹を満たしてあげれば解決するということ。

イライラしている人がいたら、チョコレートでも差し入れしてあげるといいのかも♪

また、自分がイライラしている時は、何か口に入れてみると落ち着くかもしれません。

それを我慢することがダイエットなのかもしれませんが…あまりにイライラするのなら、反動でドカ食いしてしまう可能性もあります。

そうなると逆効果ですよね。

食事制限によるダイエットは、栄養不足にもなるし、空腹によるセロトニン不足にもなる。

そのどちらも、怒りの原因となってしまうということです。

仕事が忙しいことによるストレスや睡眠不足

また、先ほどお話したセロトニンは、睡眠の質にも大きく関わっているそうです。

夜になると、セロトニンはメラトニンという睡眠ホルモンへと変化し、寝つきを良くしたり、深い眠りへと誘う働きをするそうです。

つまり、セロトニンが不足していると、睡眠の質にも悪影響を及ぼすということです。

ストレスや空腹でセロトニンは減少し、それによって眠りの質も変わってしまうのです。

そして、寝不足になると脳の扁桃体という部分が過剰反応を起こしてしまい、イライラの原因となるそうです。

扁桃体は快不快を判断するのが主な役割で、外部からの刺激に対し、好きか嫌いかや、危険かどうかなどを判断し、信号を送る働きをするそうです。

そこで危険や不安の信号が出れば、セロトニンを分泌して感情をコントロールする。

ここでセロトニンが不足していると、ドーパミンやノルアドレナリンのバランスが崩れてしまい、感情のコントロールが出来なくなってしまうということです。

結果、イライラや怒りへと繋がっていくわけです。