また“自分の考えや行動が一番正しい”と思ってしまうのも、おせっかいな人の特徴です。
これも、主観的な考え方からくるものですよね。
自分の考えや行動に自信を持つこと。
それ自体は悪いことではありません。
でもそれが“正しいかどうか”は別の話です。
考え方や行動は十人十色なはずですが…「自分が一番正しい」と思ってしまう人は、自分と同じ考え方をしない人を認めません。
意見、考え、行動…すべてを、正しいと思い込んでいる自分のモノサシではかり、ズレていれば修正しようとしてしまいます。
それが、おせっかいな人にありがちな“アドバイス”と言う名の押し付け行為だったりします。
もちろん、そのアドバイスが的確で、一般的に正しいものである場合も多いでしょう。
それでも、「自分が正しくて、相手は間違っている」という決めつけが根底にあると、相手は必ず反発します。
違う考えを持っていたり、違う行動をしようとするのには、その人なりの考えや価値観があるからです。
そこを認められるかどうか…それが、おせっかいな人になるかどうかの境界線なのです。
⑤全てを聞こうとする
おせっかいな人の特徴5つ目は“全てを聞こうとする”ことです。
これはつまり、「相手の全てを把握しなければ気が済まない」という、一種の支配欲ですよね。
この場合、相手の全てを知って共感するふりをしながら、自分の主観に引きずり込もうとする人がほとんどです。
一見親切心のようですが、自分のためでしかありません。
おせっかいな人のほとんどは、全てを聞いたうえで、その人の意見を尊重するどころか否定してしまいます。
話をする相手も、最初は“親身になって話を聞いてくれる人”と思っているのに、気づいたらことごとく否定され、意見を押し付けられる羽目に…。
これではガッカリ。
話したほうも「話さなきゃよかった」と、後悔していることでしょう。
結局は、自分の為に世話を焼きたい“おせっかいな人”でしかありません。
相手を信じること、尊重することが出来なければ、迷惑な行為にしかならないのです。
⑥意外と口が軽い
そして、おせっかいな人の6つ目の特徴は“口が軽い”ということ。
おせっかいな上に、口が軽いなんて厄介ですよね。
5つ目の特徴としても挙げたように、おせっかいな人は全てを聞こうとします。
そうやって、他人の悩みから秘密にして欲しいことまで聞き出した上に、それを誰かに話してしまうのです。
これでは、サポートをするどころか、足を引っ張ってしまっていますよね。
おせっかいな人というのは、話好きな傾向があり、聞き出し上手でもあるんです。
ともなれば、交友関係も広く、色々な人と話をする機会があるということ。
さらに、おせっかいということは、もちろんサービス精神も旺盛です。
秘密を聞き出した時には「内緒にするね」なんて言っていても、サービス精神から、ついつい自分のもっているネタを披露してしまうようです。
自分の悩みや秘密をネタにされてしまうなんて、されたほうは堪りません!
「もう二度と話さない!」そんな気持ちにさせてしまいます。
⑦心配症な人が多い
また“心配性な人が多い”のも、おせっかいな人の特徴として挙げられます。
心配な気持ちから、おせっかいをしてしまう…親に多いおせっかいのパターンでしょうね。
筆者の親も、もれなくこのパターンです。