おせっかいな人の行為を受け入れる態度をとれば、おせっかいな人は、満足するでしょう。
でもそれは、自分の行いが正しいと思わせてしまうことにもなります。
ともなれば、その後もおせっかいが続くことが予想できます。
また、その延々と続くおせっかいを毎回軽くあしらっていると、おせっかいな人にもいずれ、行為を受け取っていないことがバレるかもしれません。
そうなった時、「善意を踏みにじられた!」と、今度は攻撃してくる可能性もあります。
軽くあしらうのなら、おせっかいな人の気持ちを傷つけることのないように、注意を払ってくださいね!
おっせかいな人を満足させてあげる
さて、ここまででも少しずつ分かってきたと思いますが…
おせっかいな人と上手く付き合う為には、おせっかいな人の気持ちを“満足させてあげる”ことが大事なんです。
どんな気持ちが元になっているかによって、満足させてあげられるかどうかは違ってくるとは思います。
でも、おせっかいを焼く人は、“良い行いをしている”と思い込んでいる人が多いもので、自分の深層心理には気づいていません。
ですので、良い行いをしようとしている“気持ち”は有りがたく受け取ってあげましょう。
これだけで、満足する人もいると思います。
ただし、満足させてあげるということは、おせっかいな行為を“無条件に受け入れてあげる”ということではありません。
自分の考えを押し付けてくるタイプのおせっかいな人には、その意見や考え方に理解を示してあげること。
心配や不安を抱えているタイプのおせっかいな人には、安心感を与えてあげることで、満足させてあげることが出来るものです!
ただ!自分の目的が“自分の為である”と、ハッキリ認識しておせっかいを焼いてくる人であれば、それはもう確信犯。
その人を満足させてあげる必要は無いと、筆者は思います。
おせっかいをおせっかいで返す
そして“おせっかいをおせっかいで返す”方法。
これが、おせっかいな人と“上手く”付き合う方法と言えるかどうかは微妙なところですが…
「目には目を、歯には歯を」といったところでしょうか。
こういった復讐の気持ちで、おせっかいをおせっかいで返すのは、あまりオススメしませんが…
相手の鏡になって、おせっかいな人の行為が迷惑であることを“感じてもらう”という意味では、有効な方法かもしれませんね。
でも、これでおせっかいな相手が気づくかどうかは相手次第。
空気が読めないからこそ、おせっかいでもあると思うので、おせっかいをされたことによって、自分の行為を振り返って改めることが出来るかどうか…期待してみるしかありません。
親切な人とおせっかいな人を見極める
また“親切な人とおせっかいな人を見極める”力をこちらが身につけておくことも、必要になってきます。
親切なのか、おせっかいなのかは紙一重なんですよね!
受け取る側が迷惑と感じるのなら、それはおせっかいに他なりません。
でもそれが、本当に相手を思った親切心だとしても、望んでいることでなければ、迷惑に感じてしまう場合もあるでしょう。
親切心が根本にあれば、迷惑だと分かれば引き下がるはずだし、そこにわだかまりも残らないはずです。
それに、押し付けてくるようなこともしないはず。
こういった親切な人であれば、「今は必要ない」ということを、きちんと伝えてあげることが大切です。
気持ちは受け取り、行為はお断りする。
それで、関係が壊れることはありません。
一方で、ただのおせっかいな人なら、目的は自分の為。
上手く付き合おうと思うなら、話を聞いてあげるなどの満足を与えなければなりません。
そんな人に付き合うのは嫌!という場合は、軽くあしらったり、おせっかいをおせっかいで返したりする方法をとってみるのもいいでしょう。
おせっかいな人の目的が何なのか…それによって、対応方法も変わってくるのです。