皆、具体的な目標を持てずにそれでも自分を見失うことなく生きているのですからね。
すぐ怠慢になる人の特徴とは
それでは次に参りましょう。
次はすぐ怠慢になってしまう人の特徴について考えることにしてみましょう。
疲れやすい
すぐ怠慢になる人の特徴の1つ目は「疲れやすい」です。
この理由を言う人、世の中に五万といるでしょうね。
ちよっと動いたり人から言われた用事を片付けただけで「ああ、疲れた、疲れた」とすぐに言う。
それどころかトイレから用を足して出てきても「疲れた」。
外から家に帰ってきただけで「疲れた」。
お風呂に入って出てきても「疲れた」。
あなたの身の回りの人にこのような人、いませんか?
そもそも「疲れる」という行為は肉体的な部分が多勢を占めるはずです。
まだ体力が十分でない子供が1時間以上の立ち仕事をやらされたら、そりゃ、「疲れた」とすぐに言って寝込んでしまうでしょう。
問題は体力的に何の問題もないはずの20歳前後の人がそのセリフを吐く事です。
たかが1時間程度の立ち仕事で心身共に疲れ果てるはずなど無いのです。
逆にその仕事に対する面白さを発見してますます立ち仕事に精が出るはずなのです。
つまるところ、「怠慢」な人がすぐ「疲れた」と言うのは精神構造の問題と言えるでしょう。
つまり「サボりたい」「楽をしたい」という一心なのでしょう。
人間、「楽」というものを覚えてしまったら最後、止まることなく「楽」を追求していきます。
そしてどんどん「怠慢」と化していくわけです。
すぐに「疲れた」と言う人は既に「老人化」が始まっているか精神の退廃が始まっているかのどちらかでしょう。
人を利用して自分の代わりにさせる
すぐ怠慢になる人の特徴の2つ目は「人を利用して自分の代わりにさせる」です。
この理由も人を「怠慢」にさせてしまう怖い特徴ですね。
「人を利用して自分の代わりにやらせる」、つまり自分は楽をして他の人にしんどいところをやらせているわけですね。
こういった生き方が積もり積もってゆくと、間違いなくその人にやってくるのは「未熟」と「不完全」です。
そう、そういった人達は「経験」や「体験」を自ら放棄しているのです。
これでは新たに自身が成長していくための機会を自ら削ぎ取っているようなもの。
その時は楽をして涼しい顔が出来ても、来たるべき近い将来、あなたは自ら大きな墓穴を掘る事を覚悟しないといけないのです。
人間、労を惜しんではいけません、進んでしんどい事でもやっていくべきなのです。
そうすればどんどん経験が積まれてゆき自信というものが誕生するのです。
そう言えば「怠慢」を覚えてしまった人達に、肝心な時の「勝負強さ」を持っている人って見た事ないですね。
人を利用して自分が楽をしてきた「ツケ」が回ってきたということでしょうね。
何でも面倒くさいと思う(言う)
すぐ怠慢になる人の特徴の3つ目は「何でも面倒くさいと思う(言う)」です。
人間は文化的で快適な暮らしを行おうと思ったら、やらなければならない事がたくさんあるのです。
掃除、洗濯、衣類の整理・整頓、お風呂の準備や掃除、料理、その後片づけ、などなど。
一般的に「家事」と呼ばれていることを手を抜かずにきちんとこなせる人というのは大よそにおいて几帳面で人に対して「あれやって」とか「これやって」といった他力本願の姿勢は微塵もみられないでしょう。
そのような人のおうちにお邪魔したら、とても清潔で余計なものもない非常に馴染みやすいおうちの構造に感嘆することでしょう。