怠慢な人に対する周囲の目の2つ目は「反面教師」です。
「反面教師」とはその人の性格や言動などにおいて、どちらかと言えばよくない部分、悪い部分を見習わないようにする行為・行動を指しています。
よってここで言う場合の「反面教師」は「怠慢」な人の良くない部分を指しているのです。
つまり全力投球せず、やらなければならない事を途中で投げ出して周囲の人に迷惑をかける行為・行動をいっているのです。
「怠慢」な人がこうやって周囲に人の「反面教師」になっている事を、当の本人がどれくらい認識しているかは定かではありません。
しかし、これは世間の人の目から見た一種の「警告」です。
それを気づかずにそのままずっと「怠慢」な生き方を繰り返していたら、今に手痛い痛手を受けてしまうことでしょうね。
物やお金を貸したくない
怠慢な人に対する周囲の目の3つ目は「物やお金を貸したくない」という事です。
人間関係は様々な約束事や契約ごとで成り立っています。
そんな中の一つに金品の貸し借りも含まれてきます。
あなたが会社の同僚が急な出費で困っている時、普通に良好な人間関係を築いているとしたら、いくばくかのお金を貸してあげることはあり得るでしょう。
それはその人が信用に値する人間と判断できるからの行動なのです。
つまり、貸したお金は期日までにきっちり返してくれる、という安心感ですね。
ところがそれを「怠慢」な人に同じような気持ちで出来るかと、言えば恐らく答えは「ノー」でしょう。
それは「怠慢」な人が約束を守ってくれるかどうか、甚だ疑問だらけだからです。
大体において人間関係が崩れるきっかけというのは、人から借りたものを返さない、という行為です。
それは「物」であっても「お金」であっても同じことですね。
よく言いますよね。
「金の切れ目は縁の切れ目」と。
つまり「怠慢」な人の日頃の行動を間近で見たならとても自分にとって貴重な「物」や「お金」を貸す気にはなれない、という事なのですよね。
これが世間一般から「怠慢」な人への「反面教師」としての姿でしょう。
態度が大人げない
怠慢な人に対する周囲の目4つ目は「態度が大人げない」です。
「怠慢」な人の精神構造。
お世辞にも「大人の精神構造」とは呼べないでしょう。
むしろどちらかと言えば「幼稚」っぽい所が多分にあるように思われます。
それはやらなければならない事を途中で投げ出してサボっているからです。
このような態度をあけっぴろげに見せられたら誰だって敬遠したくなるでしょう。
それはその態度があまりにも「大人げない」からです。
「大人げない」ということは「子供っぽい」「幼稚」という事に言い換えらます。
誰が社会人にもなって、そのような尺度で自分の事を見てもらいたい、と思うでしょう。
そんな目で自分の事を見られたら甚だ迷惑であるし自分の評価にも大きな悪影響を被ってしまう事でしょう。
世間の人は「怠慢」な人の事を反面教師にして「自分は大人げない態度だけはとらないようにしよう」、と肝に銘じていることでしょうね。
周囲が言動を見張っていないと危なっかしい
怠慢な人に対する周囲の目の最後の5つ目は「周囲が言動を見張っていないと危なっかしい」です。
これは今まで紹介して参りました「怠慢」な人の集大成の如く、全てを言い表した「反面教師」ぶりと言えるでしょう。
要するに「怠慢」な人は組織では浮いた存在、言い換えれば「通用」しない人間、という見方をされているということになるからです。
だから、誰かが「怠慢」な人を常に見張って、何かおかしな言動を始めたらただちに上司に報告しなければいけない必要性が絡んでくるからです。