今回、ご紹介致しますテーマは「怠慢」です。
この「怠慢」、日常生活の中でもちょくちょく、使う言葉ですよね。
さてでは、「怠慢」とは」どういう意味があって、どういった状況を指してそう言うのでしょう?
あまり深く考えたこともない言葉かも分かりませんが、仕事においてもスポーツの世界においても結構使われる言葉なので、覚えておいて損はないでしょう。
それではじっくりと「怠慢」についてみていく事に致しましょう。
怠慢な人にならないために!
「怠慢」は決していい意味で用いられる言葉ではありません。
むしろ悪い意味で捉えられる方が圧倒的に多い言葉であります。
それではこの「怠慢」の意味からみていくことにしましょうね。
怠慢とは?
では、「怠慢」についての具体的な意味をみていきましょう。
当然しなければならないことをしていない
「怠慢」の意味として最も広く理解されているものは、「当然しなければならない事があるのに、怠けてしなければならない事をしていない状態」を指して言います。
「怠慢」というものは、基本的には「怠け」という事になります。
自分が今日、やらなければならない事をダラダラするだけで、結局やらない。
明日に伸ばしてしまう。
そして明日になってもまた何だかんだと言い訳を言ってやらない。
このような状態になっている事、及び人を指して「怠慢」という事になっています。
そこでそれぞれの漢字を分解してみてみますと、「怠慢」の「怠」は書いて字の如し「怠ける」という意味になりますね。
これは今更、何の補足説明もいらないでしょう。
そしてもう一つの「慢」。
これの意味は「心が緩んでいて、締まりがない状態」を表しています。
つまり怠けている状態を外見的に表現してしる様、とでも言ったらいいでしょうか。
「怠慢」とは誰の目から見ても「怠けてダラダラしている態度、あるいは行い」という事でいいでしょう。
怠慢の使い方とは?
それでは次に「怠慢」の使い方についてみていきましょう。
「怠慢」の意味が「やらなければいけない事があるのにやらないでさぼる」という意味からも分かるように、自分自身に果たされた約束の行使や仕事の期限までの完成、あるいはスポーツの選手がこなさなければならない練習のメニューを最後までやらない、などといった情景全般に対して使われます。
よく耳にする言葉としては「職務怠慢」というものがありますね。
これは自分が履行しなければならない使命や仕事などに対して、結果をわざと先延ばしにしたり、ヤル気を起こさずにダラダラ日々を過ごす光景をいいます。
よく政治家が問題の先送りを行う事に対して、対抗馬の野党から「職務怠慢だ!」とい批判が飛んできたりしますが、まさにこういった展開で使われる言葉が「怠慢」という事になるのです
怠惰とは?
では次に参りましょう。
今度は「怠慢」とよく似たような言い回しになる「怠惰」についての説明です。
「怠惰」と「怠慢」。
どちらもよく聞く言い方ですよね。
では、意味的には一体どうちがうのでしょうか?
怠けていてだらしがないこと
「怠惰」の意味の1つ目は「怠けていてだらしがないこと」です。
思い出してください。