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「つきましては」とはどういう意味?...(続き3)

そこで

そこでも話題を変える時の言葉として使用されます。

ちなみにそこでもそれででも同じ使い方はすると考えておいて下さい。

だからなどと比べるとそんなにキツくはない言い方に聞こえるでしょう。

主な使い方は成り行きの説明ですね。

状況説明と状況を打開するための前置きとして使用される事が多いです。

未来や過去ではなく、現在の状況について述べているものになります。

基本的には具体的な解決策などを相手に伝える時に言うものでしょう。

例文として、「同僚が仕事で行き詰まっていた。

そこで私は同僚に協力した」という感じです。

そこでの使用頻度は解決策を伝える時くらいなので、あんまり使う事はほぼないですね。

ただそこでという使い方をする方が、相手に対しても解決策を提示している状態なので、安心はしてもらえるでしょう。

なので

つきましてはと比べると、なのでは丁寧な言葉ではありません。

フランクな言葉になりますので、ビジネス用語としてはふさわしくないでしょう。

間違われやすいのですが、なのでは実は接続詞ではなく、助動詞の扱いとなります。

助動詞とは動詞+助詞を組み合わせたもので、文法上では補助にあたるものです。

どんなものが助動詞に相当するかと申しますと、「ございます」や「~やすい」などですね。

なので自体の使い方も「~なので」という言い方が正しいです。

つきましてはと異なり、なのでも文頭に使用できるのか?と言われると使用できません。

このなので実は結構間違った使い方をしている人多いですよ!

間違った文章としては「私は今度デートに行く予定にしている。なのでこの日は絶対にあけておかないといけない。」と言った感じでしょうか。

なのでは接続詞ではありませんが、こういう使い方をしている人は結構います。

ただビジネスではなく、プライベートな関係であれば別に良いとは思いますよ。

もしくは同僚や後輩などに使うのもありです。

目上の人向けの言葉ではないので注意して下さい。

正しいなのでの使い方は、「私は今度デートなので、この日は絶対にあけないといけない。」という感じになります。

もしなのでを丁寧語にしたい場合は、「ですので」や「従いまして」が良いでしょう。

普段何気なく使っている言葉を使用していると、何が正しのか分からなくなってしまう人も多いのです。

なのではそれ故と同じで原因や状況説明をする際に使用する言葉になります。

言いやすいし使いやすいので、それ故に使用頻度はとても高いのですが、何気なく使っている言葉をビジネスなどかしこまった場面で使用してしまいますと、ボロや教養の無さが出てしまう事につながってしまうでしょう。

言葉というのは社会のマナーになりますので、ビジネスシーンで使用しても良い言葉か注意して下さい。

基本的に注意してもらえるのが当たり前ではありません。

人によっては注意してもらえずそのままの可能性も考えられるので、自分で学んで用途を覚えていくようにしましょう。

従いまして

従いましては従ってを丁寧にした言葉となります。

一般人はあまり従いましてはおろか、従ってすら使用して事がないのではないでしょうか。

強いて使うのであれば、「上司の指示に従いまして行動したのみです」など上からの命令でというような言い方をする場合が多いです。

これはつきましてはの接続詞ではなく、動詞の意味合いになりますので意味が多少異なりますね。

つきましてはと同じように使用するのであれば、格下への依頼の使い方をするような感じでしょうか。