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「ご承知おきください」とはどういう...(続き2)

ただ別にここで攻めている訳ではなく、今後は使わないようにしましょうと言っているだけです。

ご承知おき下さいをすでに使ってしまったとは言え、残念ながら過去を消す事は出来ません。

過去を消すのではなく、今後使わないようにすれば問題ないです。

次からは気をつけようと思いますでしょう?

もしやってしまったと悩んでいる方がいれば、同じような失敗を繰り返さないためにはどうすれば良いかを考えてみましょう。

一番良いというかごくごく当たり前のことなのですが、知らない事や何かあればすぐに調べるようにしましょう。

そのまま使うより、調べてからの方が安心すると思います。

間違えてしまう事は誰にでもありますので、その辺は気にする必要はないです。

無知ほど罪なものはありませんからね。

「ご承知おきください」の意味

ご承知おきくださいの厳密な意味は、予め理解しておいて下さい、もしくは承諾して下さいということになります。

一見すれば正しい敬語のように見えるので、年配者でも普通に敬語の1つだろうという認識を持っている人も少なくありません。

実際私の周りには言葉すら知らないような人物もいました。

ご承知おきくださいは丁寧語と尊敬語が使用されているため、一見すると正しい敬語のように見えるみたいですね。

しかし謙譲語が含まれているため、目上の人からすれば腹の立つ言葉なんですよ。

ただ理解の遅い人からすれば、別に丁寧な言葉で言っているんだし良いのでは?と思う人がいるようです。

どんなに丁寧に言っているつもりでも、言葉の裏を読み取れなければただのお馬鹿さん以下にしかならないでしょう。

ご承知とは

旨を承って知ることです。

承知とは、事情を知るや依頼を聞き入れるなどの意味があります。

よく時代劇などで忍者が「承知!」とか言いませんか?

ざっくり言うと、依頼内容を受け入れましたみたいな感じですね。

現在で言いますと、かしこまりましたという言い方になります。

承るという漢字は、自分をへりくだる謙譲語です。

理解しましたという意味になるので、自分自身に対する言葉ですしね。

昔一世を風靡したドラマ「家政婦のミタ」で、承知しましたというセリフが物凄く流行りました。

承知しましたという言葉は、目上の方に向けて良い言葉になります。

たまに調子に乗っているような人だと、了解しましたという言葉を使いがちになりますが、あれはビジネスでは使用してはいけません。

今回のご承知おきくださいでもビジネスにふさわしくないものではありますが、用途によっては使って悪い訳ではありませんよ!

「ご承知おきください」の意味

ご承知おき下さいの意味は、どれも上から目線と言っても良いほどでしょう。

知っておいて下さい、把握しておいて下さい、理解しておいて下さい。

覚えておいて下さいなどです。

もしこれを目下の立場や同格の人間から言われたらどう思いますか?

目上の人に言われるのなら当たり前かもしれませんが、下の人間から言われたら腹が立ちます。

別に私は腹は立ちませんが、もやっとした気持ちになる事は確かでしょうね。

どんなに仕事が出来るような人間であっても、人に命令をするような人間は傲慢な人間が多いからです。

ただこれ正直に言うと普通に使いたい気持ちは山々ではあります。

知っておいてください

知っておいて下さいというような言い方は、当然適切ではありません。