CoCoSiA(ココシア)

「ご承知おきください」とはどういう...(続き6)

上記に近いものですが、お客さんに対していう事がありますね。

一番多いのが、バーゲンセールで買った服の払い戻しや、試着不可のものも中には含まれています。

これは自分だけではなく、周りの人も嫌な気持ちになるので理解して下さいという事を表しています。

「ご理解頂きますようよろしくお願いいたします」という言葉は、他の誰かに迷惑がかからないように忠告をしていると言っても過言ではありません。

自分本位ではなく、相手の事も考えて使ってほしいというものですね。

今の時代は自分本位で生きて行動している人間も多く、人の気持ちを理解できないような人もいます。

こういう言葉を書いておかないと、クレームが来てしまう事は事実ですね。

普通の人から見れば言わなくても分かるだろうという内容でもあるのですが、最近それが通じなくなっています。

酷い人だと身勝手な理由で攻めまくる人もいるものです。

そういうのをなくすためにも、相手さんには理解して頂くように何卒なんですよ。

常識を押し付けたい気持ちは誰にでもありますが、ただ常識常識と言ってもそれは一種の固定概念なので通用はしません。

この言葉を書かれているのを見たら、自分にとってはちょっとと思えてもお店側に配慮する事を覚えて下さいね。

お含みおきください

お含みおき下さいは本当に聞いた事がない人の方が圧倒的に多いでしょうね。

上記の何卒お願いしますが一般的すぎて、あまり目立った言葉ではありませんが、こちらも目上の人間に対して使える言葉の1つとなります。

この含みおくという言い方は、状況を考慮しておくという意味だと思って下さい。

お含みおき下さいという言い方は、ご承知おきくださいよりももっと適切かと丁寧な言葉ですね。

こちらの事情を理解した上で頭に置いて下さいませという意味合いになります。

もっと丁寧にしたい場合であれば、お含みおき下さいますようにお願い致しますなどが良いかもしれません。

ただこちらはそんなに聞かないのには少々理由があります。

ややクセのある言葉だと考えて下さい。

お含みおき下さいという言い方は、内密な話に使用する事もあるのです。

別の言い方をすると、他の人には言えない事情があるため内密にして下さいという意味も含まれています。

「しばらくの間治療のため身動きがとれない事を、お含みおき下さいませ」

なるべく内密にしてほしい時は、お含みおき下さいを使うのが良いでしょう。

余程なケース、つまり入院や手術といった生命に関わるものだと思って下さい。

滅多な事ではないものではありますが、最近私の周りでもこういうのは多いです。

自分だったらあんまり病気している事や、入院するなど他の人にもらして欲しくはありませんよね。

同じ部署の人間や関係者ならともかく、それ以外の人には漏らしてほしくないケースもあります。

余計な気を使わせてしまいますし、他の人に説明するのが大変ですからね。

私自身命に関わるような手術ではありませんでしたが、シフトの関係で他の人に説明するときは凄く嫌でした。

何せ不妊に関係する治療でしたので、出来ればごく限られた人間にしか言いたくなかったです。

もし命に関わるような事があれば、聞いていても良い気をする人はいないでしょう。

また手術内容によっては、今後にも支障がでる恐れもあるのであえて言わない人もいます。

ある程度口止めしておかないと、色んな所にまで広がってしまうのは事実ですね。

社会人は他の人が病気になってしまったり、何らかのケースで事故にあってしまった場合は外部に漏らさないようにするのは暗黙の了解とされています。

色んな人にまで気を使わせてしまいますし、内容によってはデリケートな部分もあるので、あまり言いたいという人はいないでしょうね。

もしこれを理解していないで言ってしまうと、他の人から嫌な顔をされてしまいますよ。

ご承知おきくださいはマナー違反!

ビジネスにおいてマナー違反をしているような人は結構多いです。