または、背景が白でなければ白い服を着ているだけでも似たような効果があります。
肌が綺麗に写る
レフ板のハイライト効果で肌が綺麗に見えます。
鼻筋、頬、顎など突出したところが強めに光るので顔の立体感も明確になり、シャープな印象にする効果も兼ね備えています。
この効果を感じるには顔の角度も大切なので、光がしっかりあたるように顎を引くことは忘れないようにしましょう。
7.髪型を整えよう
髪型は清潔感重視で整えていきます。
男女ともに耳を出すことがポイントです。
とくに女性は小顔見せのために顎回りにサイドの髪を垂らしたり、わざとボリュームを出していることが多いですが、証明写真にいたっては逆効果です。
写真が小さいので、首から上の面積が大きいと写真の中の余白が少なくなり、顔が大きい印象になってしまいます。
サイドの髪は耳にかけて横に広がる面積はボリュームダウンさせましょう。
また、それによって光も当たりやすくなるためレフ板効果も高まります。
前髪は要注意
普段は長めの前髪を好んでいる人も、目にかかっているとNGを食らいます。
写真館では過剰なほど指摘されますから、前髪が落ちてこないようにしなければいけません。
スプレーやワックス、ジェルを駆使してなんとかします。
女子のスタンダードにもなってきた斜め前髪も、目尻にラインが被っているとOKが出ません。
いつもよりも目をはっきり出すことを意識しましょう。
また、髪が被っていなければOKと思っても影が落ちているとダメだったりします。
それに、影が落ちてしまうと目元が暗い印象になるため、仕上がりがあまりよくありません。
パサパサ、寝癖はNG
女性の場合は髪にツヤがあると美人度が何割もアップするので、撮影する前から髪のお手入れをしておくことをおすすめします。
傷みが激しくどうしてもツヤが出ない場合は、ツヤ出し用のオイルやジェルを使えば大丈夫です。
また、耐熱用クリームなどを塗布した上でコテをつかって髪を引き延ばすとキューティクルが閉じるのでツヤ感がアップします。
寝癖で写真を撮るというのは、あまりにも無頓着すぎますから直しましょう。
ミストで直ればいいですが、ミストが乾くと寝癖が復活するということもあるので、できればシャワーを浴びて根本から直した方が安心です。
男性の場合はあえてツヤ無しのマットな仕上がりにしている人も多いですよね。
でも、パサパサとマットな仕上がりは違いますから、健康的な髪のコシ、太さがあるかが重要です。
傷んでいる場合は細くチリチリした感じになるので、遊びの多い髪型よりはジェルなどで広がる髪を抑えた方が清潔感が出ます。
明るい髪色は黒歴史になる可能性大
日本人の毛は、もともとの色素が概ね黒ですから髪だけ明るい色にしても眉毛やまつ毛が浮いて見えます。
とくに眉毛と髪色が違いすぎると、普段はファッションのおかげでおしゃれに見えても証明写真ではデコルテ部分しか写りませんから、全体像としておしゃれかどうかわからないので、「ヤンキーが金髪にしてみた」という見た目になってしまうのです。
また、将来、堅めの企業に就職するなどして明るい髪色をやめた場合、明るかった頃の自分が黒歴史になってしまうことがあります。
若気の至りとしかいえない、ちょっと恥ずかしいものです。
嫌かもしれませんが、証明写真を撮るときくらいは髪色戻しをしておくことをおすすめします。
8.VネックやYシャツがテッパン
無難なのは無地のYシャツ、カジュアルにするならVネックのTシャツがテッパンです。
流行り廃りがない服ですから長年同じ写真を使っても黒歴史になりません。
Vネックでも英文プリントなどはマジマジとみるととんでもない文言だったりするのでやめておきましょう。
Yシャツにする場合はアイロンをかけておくのは必須です。