バラエティーに富んだ高品質の学食を提供しているそうで、これも全米では3位にランクされたこともあるようです。
それともう一つの特徴は、コーネル大学とは簡単に言うと半官半民の私立大学とも呼ばれています。
これは、この大学は南北戦争中の1862年に制定されたモリル・ランドグラント法(軍事学や工学を教育するために連邦政府所有の土地を供与することを定めた法)によって土地を供与されている土地付与大学でもあるのです。
公立で私立でもあるのです。
最近では、ホテル経営学や獣医学、コンピュータ工学は全米でもトップクラスで、人気の大学でもあるようです。
このような最先端の研究を引っ張っている大学で開発されたノートの取り方なのですが、これは「コーネルメソッドノート」として各方面で広く知られているのです。
学生の中には、授業にキチンと出席してノートを取っているけれども、書いたものを見直しても内容がいまいちピンとこなかったり、重要な部分の確認が出来なくて不満に思っている人も多いはずです。
もう少しキチンと書いていればよかったとか、どのように書いて行けばよいのかが分からないと嘆いている人もいるはずです。
このような悩みを解決するために、考えられた方法が「コーネルメソッドノート」なのです。
1989年に、コーネル大学の学生のためにWalterPauk氏が考案したノート術なのです。
ノートを独特の形で三分割に仕切って使うノート術は、利便性が良いので「thebestnote-takingsystem」と呼ばれて、現在アメリカの有名大学や研究機関で最も多く導入されているノート術なのです。
最大の特徴は、ノートの1ページを三分割して3つの領域に分けて、情報を整理しながらノートを取っていくという事です。
3つの領域に分けて情報を整理しながら書いていくと、情報の整理が簡単にできるので、ノートに書いた中身が驚くほど自分でも分かりやすくなるのが特徴です。
基本的なコーネルメソッドノートの使い方
基本的には、まずはノートを三つの領域に線を引いて分けることから始まります。
ノートの下の部分に、底辺から2インチ程度(約5cm)の高さに底辺と並行に横線を引きます。
次に縦線ですが、この横線の上に左端から2.5インチ(約6cm)の幅で垂直に縦線を引くのです。
これでノートは3つの領域に分けられるのです。
この時に、各領域の広さは自分の好みの広さにすればよいので、慣れてくると目的によって自分の好みに変えることもできるのです。
最近では、コーネルメソッドノートとして市販されているノートもあるようなので、ご興味のある方は参考にしてみてください。
では、3つに分けられた領域の使い方について再度説明していきます。
右上は「ノート」
右上は最も大きなスペースになっています。
このスペースは「ノート」と呼ばれ、授業や面談の時に話を聞きながら書いていく領域です。
いままでノートを取っていた時と同じ感覚です。
書き方に関しては、できるだけ箇条書きにして情報を整理します。
聞き逃したリ意味が分からなかったりと不明な箇所については、「?」マークをつけたりして残しておきます。
後で調べて書き込めるように、少しスペースを開けておくことも有効です。
自分なりに何かの記号を決めておくと、簡潔になって見やすくなります。
カラーのサインペンでマークしても良いのです。
重要だと思ったところは、書きながら区別できるようにしておきます。
講義内容を記載
学生なら、この「ノート」の部分には抗議の内容を書いていきます。
内容が濃い講義では、書くことが多くなるとスペースがなくなってくるので、一言一句書き取るというのではなく、文字の代わりに簡単な記号で書いておくとか。
徹底して簡略化して書き込むことが重要なのです。
しかも、できるだけ短い言葉で箇条書きにすることです。
単語と動詞の羅列でもいいのです。
簡略化がポイントなのです。
話の項目がある程度分かっていれば、この領域内でも分けて書いておくと整理し易いと思います。
ともかく、「書き写す」という作業をできるだけ簡素化して、話の内容に集中して考える余裕を作ることも重要です。