その整理されたことを簡潔に、そして後から見返しても何が書いてあるのかが瞬時に理解できれば良いのです。
自分の頭の中にしっかりと記憶させると同時に、その内容が一目瞭然に分かれば良いのです。
このページの内容を知ることができれば良いのです。
重要な点
「サマリー」の中には、講義や会談の中身が一発で理解でき利用にまとめていれば良いのですが、さらに重要な点についてもすぐに分かるようにしておくのです。
マーカーでその部分を強調したリ、別途記入しておくこともいいでしょう。
ともかく、ここが重要だと後で分かればよいのです。
前回の復習
「サマリー」の目的の一つは、後になってから復習する時に役に立つのです。
復習の時には、細かい文章を読み直すことは時間の無駄です。
それよりも「サマリー」を見ていくだけで復習ができるのです。
ということは、復習の時にもすぐに理解できるようにまとめておくことが重要です。
何かの会合で利用した時には、前回の会議の内容の確認にも利用できるのです。
問題点やポイント、今後の課題などを残しておくのです。
コーネルメソッドノートをより効率的に使う活用例
いかに効率的にまとめることができると言っても、実際に「コーネルメソッドノート」を作ってみても、上手く行かない場合も出てきます。
一番最初にぶつかる問題は、「ノート」のスペースへの書き込みです。
話の要点を箇条書きにしてまとめると言っても、話の内容が様々な話題に触れて脱線してしまった場合など、どこまでが本題であって何が重要なのかが分からなくなる時があるからです。
聞いた時によく理解できなければ、それを書く時にも「?」マークだらけになってしまったり、文脈が分からなくなったりします。
こんな時には、後で読み返しても理解できる訳がありません。
まずは、聞いている段階から話の中身を選別しておいて、本題になるまでは書かないようにしたり、書くことばかりに集中しないことです。
書くことが少ないということは、中身が少ないということでもあるのです。
中身が充実した講義には、しっかりと活用することが大事です。
1:ブックジャーナルスタイル
「ブックジャーナル」というのは、本をたくさん読む人が、1ページごとに感想や書籍情報を書き込んで、アルファベット順に管理できるフォーマットのノートブックのことです。
代表的なのは「Moleskine(モレスキン)」というブランドで、クリエイティビティとイマジネーションという2つのシンプルな構成要素に基づいています。
2世紀にも渡って多くの芸術家や思想家に好まれた伝説的なノートブックなのです。
1986年まではフランスの小さな業者が製造していましたが、1997年にミラノの出版社によって蘇ったそうです。
現在では、Moleskine(モレスキン)は、ノートブック、ダイアリーのほかにもステーショナリーなどの機能的な製品を発売して、ロングライフ、耐久性を重視した使い捨てではないブランド物のノートに進化しています。
タイトルが書きやすい
タイトルが書きやすく、読んだ内容に関する情報もすべて書き込めるようになっています。
情報はアルファベット順に書き込んで保存できるようになっているので、いつでも必要な個所を読み直すこともできるのです。
タイトルと、それの重要なポイントやアイデアなどの情報を整理して、復習する時にも有効なのです。
コーネルメソッドでタイトルが書きにくいと不便さを感じたら、ブックジャーナルスタイルを活用すれば使いやすくなるのです。
2:アイデアインキュベータースタイル
「インキュベーター」という言葉は最近よく目にするのですが、この言葉は企業家を目指して頑張っている若者に対して支援する人達のことなのです。
「インキュベーター」とは、生まれたばかりの乳児を育てる保育器という意味なのです。
ベンチャー企業を対象とした各分野でのインキュベーター施設も設置されて、専門のスタッフも駐在しているようです。
「アイデアインキュベータースタイル」とは、アイデアを容易に生み出すために考案された書き方で、コーネルメソッド方式でノートを縦から横に変えてみることなのです。
タイトルを上段に持ってきて、その下に広いスペースを作るのです。