即ち是非とは良い事なのか、悪い事なのかを問う事を指していると考えて下さい。
ビジネスにおいて使うよりも、強いて言うのであれば日常生活で使う事が多いかもしれません。
ただこの是非を問うという言い方は、打診と比べてしまうとそこまでは重要なものではないです。
何故なら是非というのはくだらない事なんですよ。
良いにせよ悪いにせよ、それは自分で判断するものではありませんし、自分自身が良いと判断したからと言って相手にとっては悪である可能性も捨てきれません。
善悪の問いかけほど愚かしく傲慢としか言いようがないですね。
別の言い方で是非というのは強調を意味する場合があります。
反応を伺う
反応を伺うという言い方は、相手の反応を見る事を意味します。
こちらが一番打診の言い換えとしてはふさわしい言葉かもしれません。
ただ嫌な言い方をしてしまうとあまりいい意味として取られる事はないでしょう。
何故なら言い方を変えてしまうと、人の顔色を伺うと同じ様な意味だからです。
自分に自信がないような人が、反応を伺うような事をします。
私も人の反応を伺う事が多いですね。
️「打診」の使い方を押さえておこう
打診の使い方をマスターしておくと、仕事でも上手く行きます。
交渉の1種とは申しましたが、上手くいかせるのは自分次第なんですよね。
打診を上手く使えるようになれば、交渉も成功し他の人から一目置いてもらえるでしょう。
言葉を知らなくても、仕事が出来る人間の多くは打診が上手い人の方が多いですよ。
相手に対して無理やりさせてしまうと、その程度の人間だと思われてしまいます。
また相手の気が乗らないまましてしまうので上手くいかないんです。
打診できる人間は冷静に判断が出来、また相手を観察する能力も身につく事も出来ます。
押してダメなら引いてみろという言葉がありますよね。
人間押すだけではどうしようもないのです。
選択肢はいくらでもありますが、自分で提示するよりも可能性を出してあげた方が喜ばれます。
基本的にビジネスだけではなく、人生において打診する事は大切ですよ。
相手が必ず引き受けるとは限りませんし、無理に引き止めてしまっても関係性が悪くなるだけです。
何事も去る者は追わずというスタンスを作っておくと良いでしょう。
人間という生き物は何かしら執着をしたがる生き物でもあります。
相手がOKなしなかったら怒鳴る人やしつこく食い下がるような人もいるのですが、それはあなた自身に問題があると考えておいて下さいませ。
どんな時も誰かの味方であるのではなく、中立地帯にいる方がとても楽ですよ。
その方がフラットな目で見る事が出来るのです。
中立な立場にいないと固定概念が固まってしまうので、仕事が失敗してしまう確率が高くなってしまいます。