カッコ良いハイヒールを履いているものの、歩き方が不自然な女性を多く見ますよね。
それは普段からハイヒールを履き慣れていないからです。
着物も普段から着慣れていないと、歩き方が不自然になることがあります。
洋装などの普段着の歩き方と和装の着物では、歩き方が異なります。
女性的な歩き方は、内また気味で歩幅を狭くして歩くことです。
大股では歩けない
大股で歩く女性を見て「素敵ね」と思う人は誰もいませんよね?
大股で歩く姿は女性らしさとは間逆の男性らしさを強調することです。
普段、早歩きの人は歩幅も大きくなりがちです。
着物を着るときは普段よりも歩き方に注意をしなくてはいけません。
着物は脚全体を包み、歩きにくいものです。
それを無視して大股で歩くことは裾から脚がチラチラと見えることとなり、ちょっと品がないですよね。
ハイヒールを履くときも大股で歩いているとカッコ良くありません。
洋装にしても和装にしても同じことです。
そもそも女性が大股で歩くことがセンスない行動です。
着物は特に女性らしさを感じさせるものですから、洋装のとき以上に品良く歩きましょう。
美しく歩く姿が出来てこそ、着物美人と言えます。
裾を手で押さえる
普段歩く時は内股ぎみに小幅で歩くようにしますが、階段など歩幅を広げる場合は、どうすれば良いのでしょうか。
歩幅を広げないといけないところでは、手で裾を少し抑えて上るようにしましょう。
裾を手で押さえることで脚の開きをカバーできます。
脚を広げている姿は、どんな美しい顔でもスタイルでも台無しにします。
電車で素敵な服を着ているのに大股開いて座っている女性を見ると、とても残念な気持ちになりますよね。
着物美人は仕草も大事なポイントです。
見せたくないところは、さりげなく裾に手を押さえることで、しなやかな女性を演出することができます。
少し裾を持ち上げながら
着物はマキシ丈のスカートと同じようなものです。
階段の上り下り、天候によっては着物の裾が邪魔になることがあります。
着物は非常に高価なものですし、何よりも裾が汚れた着物は最悪ですよね。
着物を着るうえで大事なことは着物を美しく保つことです。
歩きにくいと感じたときは、着物の裾を少し持ち上げて歩くようにしましょう。
それだけでも充分に歩きやすくなります。
あまり派手に持ち上げると品がなくなりますが、着物は少し裾を持ち上げることで女性らしい仕草になります。
腕と脚のしなやかなラインが女性らしく色っぽさを引き立ててくれるのです。
5.仕草
着物は雰囲気やチョットした仕草がポイントになります。
さりげない女性の仕草を見てときめく男性も多いですよね。
特に着物を着ての仕草は非常に色っぽさを感じさせるのです。
逆に仕草ヒトツで美しい着物姿が台無しになります。
仕草で普段のクセが見抜かれてしまいます。