もし着物を着ている女性がガサツな言葉で大きな口を開いて笑っていたら、どう感じるでしょうか?
人前でパンをムシャムシャと食べていたら?
綺麗な着物が台無しですよね。
ガサツな言葉や行動は洋服を着ていても素敵な上品とは言えません。
着物であれば尚更と言っても良いでしょう。
着物は帯も窮屈で歩くときも裾が気になり小幅も狭くなります。
アクティブに動くことは出来ません。
上品に振る舞うからこそ、着物は絵になるのです。
洋服でも目を背けてしまうような姿は着物では御法度中の御法度です。
着物を着こなす為には上品に振る舞うようにしましょう。
着物を着ていることで周囲の注目度は高くなります。
それだけ周囲の目も向いています。
ちょっとした行動や振る舞いが目につきますので、いつも以上に上品な立ち振る舞いが求められます。
2.メイク
人間は第一印象である程度のイメージをつけられてしまいます。
派手なメイクをしていると派手な人間と思われてしまいます。
真っ赤な口紅、アイライン、ツケマツゲの個性的なメイクは着物には似合いません。
着物美人を目指すならナチュラルメイクを心がけましょう。
成人式でも必要以上にメイクで派手な格好をしている女性をよく見かけますが、着物よりも結局は顔のメイクや髪型が目立ってしまいます。
もちろんノーメイクも生活感が滲み出てしまい、着物だけがポッカリと浮いてしまいます。
第一印象で顔を見た時に違和感のあるメイクはNGです。
ファンデーションや眉毛、ナチュラルなリップなど健康的なメイクを心がけてください。
派手になりすぎないで
着物は存在感のある服です。
着物を目立たせてこそ、着物美人になることができます。
金髪や茶髪など派手な髪型は着物とは不釣合いです。
また無駄に髪飾りをつけるのでもセンスが良いとは言えません。
結局のところ、髪型を凝れば凝るほどメイクも派手になって行くものです。
逆にメイクが派手なら髪型も派手にしないと釣り合いがとれません。
着物に意識を向けるよりも髪や顔に意識を集中させていませんか?着物美人は着物が馴染んでいることが大事です。
派手なメイクや髪型は必要ありません。
純粋に着物が美しいと感じさせることが大事です。
派手な女性は品の良さを感じさせません。
着物美人は品の良さが一番大切なポイントになります。
3.綺麗に着ること
さすがに成人式は専門の方に着付けてもらうので上手に着こなしていますが、お正月の着物は自分で着付ける女性も多いのでミスが出やすいですよね。
特に多い残念な着こなしが着物を洋服感覚で着ていることです。
着物は着物の着こなし方があります。
品の良さを感じさせる色っぽさが着物の魅力です。
うなじがチラリと見える襟元は特に重要なポイントです。